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工事の目的を明確に！安全、快適に暮らすための屋根メンテナンス・雨樋修理
株式会社セイフティーリノベーション
神奈川県
ドローン点検
株式会社セイフティーリノベーション
神奈川県川崎市高津区下作延の株式会社セイフティーリノベーションは、屋根工事や外壁工事の住宅外装工事全般を手掛ける住宅工事店です。屋根は瓦や金属屋根（ガルバリウム鋼板屋根）等幅広く対応しており、必要な建材をオーダーメイドで加工できる技術力を持っています。
工事店の想い
PERSON 住宅工事への強い信念を胸に起業。独自のやり方を貫き、お客さまとの信頼関係を築いた
「屋根といえば茅葺（かやぶき）屋根以外は工事できますよ。屋根なら犬小屋から住宅、店舗までおまかせくださいね」
メイン事業について尋ねたところ、明るくこう答えてくださった佐々木さん。住宅から店舗やビルまで対応工事が幅広く、仕事を楽しんでいるのが伝わってきました。佐々木さんは子どもの頃から建設業に憧れていて、いつか自分でも住宅工事に携わってみたいと夢見ていたそうです。
「こういう仕事をやってみたいと考え始めたのは小学校高学年くらいだと思います。リフォームのテレビ番組とかすごく楽しくてね。ものづくりが好きで自分が食べていくなら建築なんじゃないかと考えていた記憶があります」
佐々木さんは建設業への夢を抱き、中学生になるとお父さんの知人の工務店で手伝いを始めました。住宅工事全般を扱っていた会社だったため、外装や外構、内装工事、あらゆる工事を知るきっかけになったといいます。
「そこの親方さんが本当に何でもできる人でね。会社のために全部自分が責任を取るという姿勢で、子どもながらに恰好いいなという憧れがありました。仕事はやってみるとすごく難しかったし、でも教えてもらってできるようになると嬉しくて。その嬉しさが好奇心と向上心に変わっていったという感じです。この仕事を今もやっているのはなぜ？と振り返ると、その頃の想いに繋がります」
その後、色々な経験を積み再び建設業をやるようになったのは２００７年頃。屋根職人の友人の仕事を手伝い、住宅工事の技術や知識を磨きました。そして２００９年に「お客さまの要望に沿った施工がしたい」と強い信念を抱き、株式会社セイフティーリノベーションを設立したのです。
「下請けの仕事は元請け会社さんが得意としている材料を使う必要があったり、お客さまの予算の都合を考慮できなかったりと仕事に縛りが生じます。私はお客さまへ様々な建材を提案し本当に必要としているものをお客さま自身でネット上で見て、選べるようにしました。その上で施工をする、そういう方向性で仕事をやりたかったんです」
２００９年当時はインターネットを使った集客が一般的ではなく、競合は少なかったものの信用を得るのが難しかったといいます。しかし、佐々木さんの親身な対応や建材に対する詳細な説明に信頼を寄せてくれるお客さまが徐々に増え、受注が少しずつ増えていったのです。
近年、佐々木さんは「お客さまが技術の高い良い工事店と出合うには何が必要か」を考えているそう。SNSが台頭し、SNS発信を使いこなせる人が仕事を獲得できる時代になってきているため、そこに危機感を抱いているのです。
「SNSにアップされたきれいな施工写真、それがイコール工事の腕ではない現実があるんです。写真ではわからないんですが、同じメーカーの建材を使っても納め具合によって５年後、１０年後の状態が違います。数年後にお客さまが『リフォーム失敗した！』なんて思わないように、今後は技術の高い工事店や職人とお客さまを結び付ける方法を作っていきたいです」
WORK 家は暮らしの軸。お客さまが不安のない生活を送るために住宅工事で貢献したい
佐々木さんは、セイフティーリノベーションが「お客さまから頼られる存在」でありたいと願っています。家はお客さまの大切な資産であり、なにより暮らしの軸となるものです。安全に、そして不安のない生活が送れるように佐々木さんはメンテナンスのお手伝いを担当していきたいと語ります。
「外装は外観の要ですが、実際に日々使うものでもあります。家を近年の気候の変化に対応させ、お客さまがより安全に快適に暮らせるように住宅工事をするのが私たちの仕事です。ひと昔前は業者が勧める建材を取り付けるのが普通でしたが、今はインターネットを通じて世界中の商品が可視化されていて、お客さまも色々な知識をお持ちです。私たちも間違った商品説明をしないよう心掛けています」
そして佐々木さんは実際に現場に立つと、建物には適切な維持管理が必要だと痛感するそう。内装には気が付いて手を入れていても、外装は劣化や破損がかなり進んでから相談されることが多いのです。
「屋根の劣化については早く相談いただければと思うことが多いです。メンテナンス時期は屋根材によって違います。設計図には使用材料が書いてあるので修繕方法を確認し、メーカーから資料を取り寄せるなどして情報収集をした方が良いです。屋根材が割れてしまってからではメンテナンスに適切な時期を逃してしまうかもしれません。耐久年数を鵜吞みにせず、家のことを知り必要な修理やコストを考えておくべきだと思います」
また、雨漏り修理が寄せられた場合には、まず現地調査を行います。目視点検や散水調査、それでも原因がつかめない時は赤外線カメラで屋根裏の温度を測ります。雨漏りの原因解明はとても難しい作業ですが、セイフティーリノベーションの職人たちは難しい現場ほど力を発揮するとのことです。
「皆、専門家なので難航すると逆に絶対見つけなければと燃えますね。他社では直せなかった雨漏りも直してきましたから、頼りになる者ばかりです。雨漏りの原因になるのは、屋根、ベランダ、窓の順で、屋根の雨漏りは定期点検を怠っている場合が多いかなと思います。スレート屋根（※３）の塗装の劣化が原因で屋根材が水を吸ってしまうんです。水を弾かない屋根は夏の紫外線の影響をすごく受けるので、その下の防水紙が硬化して割れていることがあります」
神奈川県川崎市は都心部に近いわりに自然豊かで暮らしやすい町です。川崎市ならではの屋根工事の特性は、通年で施工がしやすいことではないかと佐々木さんは言います。
「屋根工事に関して川崎市だからこんな工事をするという特性はありません。川崎市は便利で暮らしやすい地域ですよ。多摩川が近くて自然も多いし良い町だと思います。工業用の産業道路があるのでその周辺は家が汚れやすいとかはあるかもしれませんけど、特別な対策を講じるほどではないですね」
※１ ガルバリウム鋼板・・・現在板金材料の主流となっているアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板であり、鉄板よりもさびなどに強い
※２ カバー工法・・・金属材を重ね張りするリフォーム方法
※３ スレート屋根・・・セメントを固めて成型した厚さ５ミリメートルほどの板状の屋根材
MESSAGE 古い家を次世代へ。地域に根差した暮らしと仕事を、町の活性化に繋げたい
「保証書は施工により内容が違うので、１年点検の際にはアンケートも実施して気になることがないかを確認しているんですが、大体は工事をして良かったとのお声をいただけています。施工前に屋根を軽くして耐震補強をしたいとか、夏の室内の暑さを改善したいとか具体的なご希望をしっかりいただいているので、ご要望に沿った工事ができていると思います」
最後に「やねいろは」をご覧になっている、雨漏りや屋根の劣化でお困りのお客さま、そして屋根リフォームや屋根修理を検討しているお客さまへメッセージです。
「セイフティーリノベーションでは、ヒアリングを大切にしています。それは、お客さまの家の事情に合った修繕や、世代の考えに寄り添った提案をしていかなければと考えているからです。これはセイフティーリノベーションの経営理念にも繋がりますが、建物が古くなったからといって壊して作り直すのではなく、しっかり直して次世代に引き継ぐ考えを軸に仕事をしています。家が地域に根付けば人が根付き、それが町の過疎化をストップし、ひいては地域活性化に繋がるのではないかと考えているんです。お住まいについてのお悩み、ぜひご相談ください」
「家の寿命は３０年」とよく耳にします。しかし、地域に根差して長く暮らすことを考えるとその数字はとても短いものです。セイフティーリノベーションのような考えを持った住宅工事店はとても貴重で、ぜひ自分の町にあってほしい会社だと実感した取材でした。
（２０２３年１１月取材）
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取材後記
株式会社セイフティーリノベーション
工事の目的は？で始まる住宅工事
佐々木さん曰く、少し前の外装工事は「見た目を豪華にする」目的が多かったといいます。でも最近は「快適な暮らし」のための生活に直結した工事も増えてきたそう。移り変わるニーズに敏感に反応できるのは、町の移り変わりを知る工事店だからこそですね。この先、お客さまの要望はさらに細分化しそうです。要望の真意を聞き出すのが、セイフティーリノベーションの打ち合わせです。今後この町でますます頼りにされていくだろう、お話を聞いて強くそう感じました。
スタッフの共感が大事！
セイフティーリノベーションでは、定期的に目標を設定し共有しています。佐々木さんは「○○な会社にしていきたい」というスタッフの共感を何より大切にして仲良く仕事ができればと考えているそう。仲良く楽しくと聞くと、仕事に対して甘い！と思う人もいるかもしれません。でも職場も仕事も、仲が悪いより良いほうが、つまらないより楽しい方が良いに決まっています。良い職場環境はきっと良い仕事を生み出すはず。そんな風に感じた取材でした。
屋根修理・屋根リフォーム事例（株式会社セイフティーリノベーション）1件
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工事店プロフィール（株式会社セイフティーリノベーション）
| 一番の強み | 会社全体で建物の構造に対する知識とお客さま対応のマナーを身に着け、一人ひとりが会社の看板を背負っているところ |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社セイフティーリノベーション |
| 対応工事 |
屋根
瓦屋根
金属屋根
その他
雨樋
太陽光
塗装
屋根塗装
外壁塗装
屋上防水
雨漏り
|
| 従業員数 | 社員：７名 |
| 建設業許可 | 屋根工事業（神奈川県知事許可（般―１）第８６９０２号） |
| 保有資格者 | 一級建築板金技能士：１名 二級建築板金技能士：１名 外壁診断士：１名 外壁アドバイザー：１名 研削砥石の取替え等の業務に係る特別教育：２名 職長安全衛生責任者：２名 石綿取扱作業従事者：２名 |
| 特徴 | リフォーム業 瓦屋根工事業 金属屋根工事業 その他屋根工事業 雨樋工事業 屋根塗装工事業 外壁塗装工事業 |
| 対応エリア |
関東地方
|
| アフターフォロー体制 | 東京上海日動火災保険株式会社の超ビジネス保険に加入済です。 施工後１年、３年、５年のタイミングでご連絡差し上げます。 |
| やねいろはケア | 未対応 |
| 代表者 | 佐々木 勝吾 |
| 代表者経歴 | 株式会社セイフティーリノベーション 代表取締役 全日本災害住宅レジリエンス協会 所属 塗魂ペインターズ 所属 ２００７年４月：独立開業 ２００９年３月：株式会社セイフティーリノベーション 設立 代表取締役 就任 |
| 所在地 |
〒213-0033 神奈川県川崎市高津区下作延３－１－８フォーレスト梶ヶ谷１F 大きな地図で見る |
| 営業時間 | ９：００～１８：００ |
| 定休日 | 年末年始休業 |
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