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いろは辞典

あ行

アスファルトシングル
ルーフィングに釉薬などを焼き付けた石の粒を吹き付けたもの。海外では一般的で、特に米国ではアスファルトシングルの屋根が大半を占める。
入母屋いりもや
建築の屋根の形式の一つ。寄棟屋根と切妻屋根を合わせた屋根の形を指す。入母屋(いりもや)の詳細はこちら
いぶし瓦いぶしがわら
粘土を瓦の形にかたどったもの(白地)を窯の中に入れて焼き上げつつ燻化(くんか)を行うことで、銀色の炭素膜を表面に形成させた瓦。 瓦の中でも最高級品であり、寺社仏閣を中心に使用されている。
石付板金屋根材いしつきばんきんやねざい
ガルバニウム鋼板に釉薬などを焼き付けた石の粒を吹き付けたもの。ニュージーランドでは石付板金の屋根が大半を占める。通常のガルバニウム鋼板に比べて色落ちが少ない、軽量などの理由から日本でも近年導入例が増えている。
エコキュート
「空気の熱でお湯を沸かす」電気給湯器のこと。 ヒートポンプの仕組みを使い、少ない電気エネルギーで効率的にお湯をわかせるようにしたシステム。深夜電力の安い電気を利用して経済的であり、お湯づくりに燃焼を伴わないので環境にもやさしい。
屋内分電盤おくないぶんでんばん
電気を住宅内の電気製品に分配する機器のこと。太陽光発電で発電した電気もパワーコンディショナを通して屋内分電盤につながり、住宅内の電気製品へ電気が運ばれる。
オール電化おーるでんか
家庭の熱源をすべて電気に切り換えること。太陽光発電システムと組み合わせることで、月々の光熱費を大幅に削減することができる。

か行

架台かだい
太陽光発電システムを設置するための支持物(台)を指す。架台の質により価格も変化する。
カバー工法かばーこうほう
屋根をリフォームする際の工法のひとつ。すでに載っている屋根材の上に新しい屋根材をかぶせる工法。カバー工法(かばーこうほう)の詳細はこちら
カラーベスト
化粧スレートで日本一の生産量を誇るケイミュー株式会社の化粧スレートの商品名。現在では化粧スレートそのものをカラーベストと呼ぶことがある。カラーベストは塗装で着色しているため、10年から20年以上経つと塗り替えが必要となる。一方で、軽量であり、デザインもシャープであることから、大手ハウスメーカーの屋根を中心に幅広く使用されている。
ガルバリウム鋼板がるばにうむこうはん
アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた耐久性に優れた鋼板。雨が降ったときに、鉄よりもアルミと亜鉛が溶けやすい(イオン化しやすい)ため、鉄の錆びが進行するのをアルミと亜鉛が防いでくれる。
逆潮流ぎゃくちょうりゅう
各ご家庭内(需要家構内)から電力会社(電力系統)へ向かう電力の流れ(電力潮流)を指す。今までは電力会社から各ご家庭内に電力を流すことが主流であったため、その逆ということで逆潮流と表現している。太陽光発電システムの売電は各ご家庭の屋根で発電した電気を電力会社へ売ることなので、逆潮流に当てはまる。
逆流防止素子ぎゃくりゅうぼうしそし
太陽電池モジュール、太陽電池アレイなどへの電流の逆流を防止するために直列に挿入された素子。
かや葺きかやぶき
茅(かや、萱。ススキやチガヤなどを指す)を材料にして葺く家屋の屋根の構造のひとつ。
かわら
瓦とは、主に屋根葺きに使われる建材のこと。粘土を高温(900~1,500℃)などで焼いて作られている。茶碗や陶器などにも使われる釉薬を塗って焼くことで着色した「釉薬瓦」、ガスで燻して着色した「いぶし瓦」がある。また瓦の形としては、神社などにある曲線を描いた形の「和型」、平たい形の「平板(F型)」、海外などでよく見られるSのような形をした「S型」、 S型に似ているが一つの瓦に山が二つある「マウント型(M型)」がある。またその他として、セメントを瓦の形に成型して固めた「プレスセメント瓦」もある。瓦(かわら)の詳細はこちら
切妻きりづま
屋根の構造の一つ。屋根の最頂部の棟から地上に向かって二つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状をした屋根。
金属屋根きんぞくやね
金属を原料とした屋根材。主原料は鉄だが、めっきや塗装をすることでさびを防ぐように工夫されている。アルミニウムと亜鉛のめっきを行ったガルバニウム鋼板、亜鉛のめっきを行ったトタン板、すずのめっきを行ったブリキ板、クロムと鉄の合金であるステンレス板、銅を主原料とした銅板など様々な金属屋根材がある。金属屋根(きんぞくやね)の詳細はこちら。最近の主流はガルバニウム鋼板。
また屋根材の取り付け方(葺き方)としても、住宅によく使われる立平葺から工場に使用される折板葺きなど多くの種類がある。詳しくはこちら
化粧スレートけしょうすれーと
セメントに断熱効果がある繊維(ロックウール)を混ぜたものを固めて製造された屋根材。防水性を持った塗料で着色し、凹凸の模様を付けたものが主流となっている。色持ちがやや劣るものの、安価で軽く厚みがあり、またデザイン性もあるため、大手ハウスメーカーを中心に幅広く使われている。
通信ケーブルつうしんけーぶる
太陽光発電システムにおいては、パワーコンディショナと各電気機器(モニター、センサーなど)を繋ぐケーブルをさすことが多い。
勾配こうばい
傾斜の度合いを表わす。
けらば
切妻屋根の棟の両端側(妻側)の端部。 切妻屋根の詳細はこちら
固定価格買い取り制度こていかかくかいとりせいど
再生可能エネルギー普及のため、太陽光や風力、地熱などで発電した電力を国が定めた価格で一定期間買い取るように電力会社に義務付けた制度。

さ行

三州瓦さんしゅうかわら
一般的には愛知県で造られる陶器瓦を指す。陶器瓦の中で日本一の生産量を誇る。 陶器瓦を製造する際に粘土で固めた白地を窯で焼成するが、三州瓦の焼成温度は1,000~1,200度が一般的と言われている。
下地したじ
垂木の上に張る板のことで野地板とも言われている。
スレート
スレートは、元々天然スレート(天然に産出する粘板岩が剥離したもの)を指す言葉であったが、現在は化粧スレート(セメントにロックウールなどを混ぜて固めたもの)を指すことが多い。
石州瓦せきしゅうがわら
一般的には島根県で造られる陶器瓦を指す。石州瓦では和型の陶器瓦の生産量が多い。陶器瓦を製造する際に粘土で固めた白地を窯で焼成するが、石州瓦の焼成温度は1,150~1,300度と言われている。そのため、三州瓦や淡路瓦と比べて凍害(瓦の内部に水分が浸入し、その水分が凍って膨張することで、瓦表面の一部が剥がれる現象)に強く、日本でも比較的気温が低い地方で特に好んで使われる。
接続箱せつぞくばこ
太陽電池(太陽光モジュール)が発電した電気の配線を集めて、パワーコンディショナに送り出す箱のこと。
ハゼ折はぜおり
金属屋根材を屋根に付ける場合に金属屋根材同士を接合することになるが、その接合方法の一つ。山と谷を作った金属板の山部分を重ねて留める構法を指す。ハゼ折(はぜおり)の詳細はこちら
セメント瓦せめんとがわら
セメントを瓦の形に成型して固めた屋根材。プレスセメント瓦とも言う。詳しくはこちら
センサー
太陽光発電システムの現在の売電量や消費量を感知するための機器を指すことが多い。
袖瓦そでがわら
けらばに使用する瓦。地上から見て右側を大袖(おおそで)、左側を小袖(しょうそで)と呼ぶことが多い。なお、けらばの詳細はこちら

た行

太陽電池たいようでんち
太陽光などの光の照射を受けてそのエネルギーを直接電気エネルギーに変える半導体装置。直流で発電する。太陽電池セル、太陽電池モジュール、太陽電池パネル、太陽電池アレイなどの総称として用いることがある。
太陽電池セルたいようでんちせる
太陽光発電に用いる太陽電池の部品の最小単位。
太陽電池モジュールたいようでんちもじゅーる
太陽電池セルなどを、耐環境性を出すために外囲(そとがこい)の箱に封入し、規定の出力をもたせた発電ユニット。多くの太陽電池セルが組み合わさっている。
多結晶たけっしょう
太陽電池の種類のひとつ。多数の単結晶がいろいろな方位をもって集合してできた結晶の総称。単結晶のより集めであるため、単結晶型に比べて変換効率は落ちるが価格は比較的安価である。したがって屋根が広い場合の投資効果は高い。
垂木たるき
屋根を支えるために棟木から軒桁に架け渡す長い木材。
単結晶たんけっしょう
太陽電池の種類のひとつ。結晶材料全体を構成する原子の配列が規則正しいため、単一の結晶軸を選ぶことが可能であるような結晶の総称。
電力量計でんりょくりょうけい
電気の使用量を計測するためのメーター。電力量計を基に電気料が算出され、電力会社などから請求される。太陽光発電システムによる売電においては、電力会社が電気を買い取るために売電量計測用の電力量計を新たに設置することが必要になるが、その売電量計測用の電力量計は設置者が負担することになっている。
陶器瓦とうきがわら
陶器瓦を釉薬瓦ともいい、粘土瓦の一種。粘土を瓦の形にかたどったもの(白地)の上に釉薬をかけて、窯の中に入れて高温で焼き上げた瓦のことを指す。
凍害とうがい
瓦の内部に水分が浸入し、寒冷地などでその水分が一時的に凍結するなど膨張収縮を繰り返すことで、瓦内部を破壊すること。瓦表面の一部が剥がれてしまうなどの現象が起きる。

な行

塗り替えぬりかえ
屋根をリフォームする際の工法のひとつ。屋根材を新たに塗装すること。塗り替え(ぬりかえ)の詳細はこちら
のき
屋根の下端部で、外壁から外に出ている箇所。
軒瓦のきがわら
軒に付ける瓦。
野地板のじいた
屋根に瓦や金属屋根材等の屋根材を付ける(葺く)ために下に設置する板。 野地板としては、現在は合板のコンクリートパネル(コンパネ)が主流。屋根下地とも言う。

は行

バイパス素子ばいぱすそし
1個又は複数個の太陽電池モジュールに対して並列に接続し、接続された太陽電池モジュールを繋ぐ(バイパスする)素子。バイパス素子があることで、太陽電池内のメイン回路とは別に、不具合があった太陽電池セルなどを飛び越えて電気を流すことができる。部分的な日陰や、太陽電池モジュール内の不具合による太陽電池全体(太陽電池アレイ)の全体的な出力低下、太陽電池モジュールなどの発熱や焼損に対して、バイパス素子があることで全体としての性能の急激な出力低下を防ぐ効果を持つ。
ハゼ折はぜおり
金属屋根材を屋根に付ける場合に金属屋根材同士を接合することになるが、その接合方法の一つ。ハゼ折(はぜおり)の詳細はこちら
パワーコンディショナー
太陽電池から出力される直流電力を交流電力に変換し、ご家庭で使われている電気製品(負荷設備)に電力を供給すると同時に、余剰電力を電力会社(電力系統)に流す装置。太陽電池の発電により運転・停止を行う自動運転機能、最大電力追従制御と呼ばれる太陽電池の発電電力を最大限に取り出すための機能を備える。また、停電時にはパワーコンディショナにある自立コンセントを通じて携帯の充電などができる。
葺き替えふきかえ
屋根をリフォームする際の工法のひとつ。既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に替える工法。葺き替え(ふきかえ)の詳細はこちら
プレスセメント瓦ぷれすせめんとがわら
セメント瓦を指す。
分電盤ぶんでんばん
屋内分電盤(おくないぶんでんばん)を指すことが多い。
変換効率へんかんこうりつ
太陽光発電システムの変換効率というと、太陽光モジュールの変換効率とパワーコンディショナの変換効率を指すことが多い。太陽光モジュールの変換効率とは、太陽光モジュールが太陽の日射を受けたときにどの程度日射を電気エネルギーに変えられるかを示す数値であり、一定の条件下で計測されている。10~20%がよく見られる。一方でパワーコンディショナの変換効率とは、太陽光モジュールが発電した直流の電気を交流に変換する際の効率。通常は90%以上の変換効率を持つ。

ま行

むね
屋根の頂上部分など、屋根面が交わる箇所。
メガソーラー
出力1メガワット(1000キロワット)以上の大規模な太陽光発電システムを指す。

や行

釉薬瓦ゆうやくがわら
粘土瓦の一種。粘土を瓦の形にかたどったもの(白地)の上に釉薬をかけて、窯の中に入れて高温で焼き上げた瓦のことを指す。現在では陶器瓦と同じ意味で使われることが多い。
余剰電力よじょうでんりょく
太陽光発電システムを付けたご家庭での発電が消費を上回る状態になって余った電力。固定電力買い取り制度によって電力会社が決まった価格で一定期間買い取ってくれる。
寄棟よせむね
台形の形と三角形の形の屋根が合わさった屋根で、構造上、耐久性に優れ、風にも強いとされている。 寄棟(よせむね)の詳細はこちら

ら行

陸屋根りくやね
水平な屋根。鉄筋コンクリート造りの家や鉄骨系住宅で多く見られる。 陸屋根(りくやね)の詳細はこちら
ルーフィング
屋根材の下に引く防水のためのシート。野地板と密着させて貼る。アスファルトを原料にしているシートが主流。最近では樹脂を使ったルーフィングも開発されている。

わ行