やねいろは運営会社へ連絡します

工事店名と工事店番号をお伝えください。

工事店番号
※ご利用の際は、利用規約に同意したものとみなされます。
HOME > 屋根工事店を探す > 光伸製瓦有限会社

お客さまの幸せを祈りながら屋根を葺く。強い想いのもと質の高い施工を提供

光伸製瓦有限会社

長野県

長野県瓦事業組合

光伸製瓦有限会社

光伸製瓦有限会社

長野県下伊那郡喬木村の光伸製瓦有限会社は、瓦屋根工事をメインに、雨樋修理や雨漏り修理も手掛けています。金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)の工事や外壁工事などは信頼のおける協力業者と共に施工が可能。1914年に創業した、110年以上の歴史を持つ老舗工事店です。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 瓦屋根工事が当たり前に身近にあった生活から、覚悟を持って「仕事」にしていくまで

光伸製瓦有限会社

光伸製瓦有限会社(以下、光伸製瓦)は、長野県下伊那郡喬木村に拠点を構える瓦屋根工事店です。新築工事から古い物件の屋根リフォームまで、瓦屋根に関するあらゆる施工を承っています。長野県瓦事業組合副理事長も務める、代表取締役の松澤勝克友(以下、松澤さん)に話をうかがいました。

「創業は曽祖父で、会社の設立は祖父、それから父が後を継いで、私で四代目になります。小中学生の頃から当たり前に家業の手伝いをしてきて、ずっとこの仕事に携わってきました。英才教育みたいなものですね。高いところは平気だったし体を動かすのも好きだったので、抵抗なくこの仕事に馴染んでいったように思います」

松澤さんは高校生の頃から本格的に家業に入ることを意識し始め、高校卒業後は京都の瓦屋根工事店で職人としての修業を開始しました。幼少期から実家で屋根工事に関わってきた松澤さんでも、やはり学生の頃の手伝いと実際の仕事では緊張感や責任感が全く違ったと言います。強い責任感を持って仕事に向き合うようになったことで、やりがいも感じるようになったそうです。

「2021年に代替わりしたんですが、代表になるとまたさらに意識が変わりましたね。自分の仕事だけじゃなくて、会社に関わるものすべてに目を向けていかなければいけなくなったし、お客さまに対する接し方は特に重要だと思うようになりました。でも『ミスは許されない』という緊張感がまたおもしろいなとも思いました」

100年以上も続いている光伸製瓦で、先代の頃から変わらないこと、また変えてきたことについて尋ねました。変わらないのは「お客さまを第一に」という考え方、それから安全に配慮した施工です。現在はどこの現場でも昔より足場が増えて安全性が高くなっており、職人とお客さま、両者にとって安心感に繋がっていると教えてくれました。

「変わったのは人材に関する部分かな。数年前から若い職人の育成に力を入れてきたんですが、なかなか人が定着せず苦労しています。今は人手が足りない時には瓦組合に依頼して外部の職人に来てもらったり、逆にうちの職人が外部に応援に行ったり、互いに協力し合いながら仕事をしていますね。そういう事情もあって、昔よりも横の繫がりを大事にするようになってきました」

松澤さんは今後もさらに技術を改良しながら、お客さまに一層喜んでもらえるような仕事をしていきたいと展望を語ってくれました。若手の育成には難しさも感じているようですが、応援に来てくれる外部の若い職人も含めて、諦めずに広く育成を続けていきたいそうです。

詳しく見る 閉じる

WORK 「絶対に雨漏りしない屋根にする」という強い気持ちで屋根修理に向き合う

光伸製瓦有限会社

長野県下伊那郡喬木村の光伸製瓦は、瓦屋根工事を中心に、雨樋(あまどい)修理や雨漏り修理などの屋根リフォームを行っています。板金・塗装・大工工事や外壁工事など、その他の家に関する工事は協力業者とともに対応が可能です。

「屋根修理の依頼では棟(※1)の積み直しが多いですね。少し前にも積み棟から雨漏りしていた瓦屋根を直したんだけど、そういう時は棟だけ直して終わりではなくて、ある程度しっかり屋根をめくって下葺き材から直すようにしています。昔の屋根だと構造上瓦のツメが下葺き材を傷めていることが多いのが理由です。その現場でも下葺き材に穴が開いていました」

詳しく調査してみると、増築した時の屋根の継ぎ目にかなりの段差があり、そこに雨が流れて下葺きの穴から雨漏りに繋がっていたと判明しました。松澤さんはまず継ぎ目の段差を調整してから新しく下葺きをして、棟をやり直し屋根を復旧させました。瓦屋根施工のガイドラインが昔とは変わっているので、現在のガイドラインに沿って必要な金具を入れて葺き直したそうです。

「屋根工事の職人として大事にしているのは、雨が漏れない屋根に施工すること。依頼があった時にしっかり屋根をめくって中の状態を確認するようにしているのも、下葺きから直すようにしているのも、雨漏りを繰り返さない屋根にしたいという思いからです。雨漏り修理以外にも、古い物件から新しい物件まで瓦に関する施工は何でもこなせるような瓦屋でありたいと思って仕事をしています」

松澤さんがこれまでに経験した現場で特に印象に残っているのは、修業から戻って6~7年経った頃に担当したお寺の屋根の新築工事です。手伝いのアルバイトはいましたが主要な部分は1人で担っていたため、とても大変だったそう。建物の規模が大きくなると関わる人が多くなり、少人数で施工にあたるのとはまた別の難しさが出てくるのだとか。

「お寺の施工は特殊なので、まずは何に気を付けるべきか応援の職人にわかってもらう必要があります。すべてを1人で手掛けることはできないので、自分のやりたい仕事をいかに人に伝えるかが大事になりますね。そういう意味で大きい物件は神経を使うし、逆に小さい物件なら下からでも屋根がよく見える分、細やかな仕事が必要になります。一つひとつの現場に合わせて最適な施工を考えるのが重要です」

長野県下伊那郡の屋根工事について尋ねました。下伊那郡は降雪があるため、すが漏れ(※2)に注意が必要とのこと。雪が溶け始める春先には特に多くなるそうです。また降雪量が多い時には施工が止まる場合もありますが、それほどでもなければシートを掛けたり養生をしたりして雪除けをしておき、雪が止んだらそれをめくって作業を再開する方法もあると教えてくれました。

※1 棟・・・屋根が交差して山型になったその部分。または、屋根の頂上にある水平な部位
※2 すが漏れ・・・積雪による屋根や壁の水漏れ

詳しく見る 閉じる

MESSAGE 四代にわたって築いてきた地域のお客さまとの関係を、これからも大事にしていきたい

光伸製瓦有限会社

「仕事をする上で大事にしていることの1つが、来た時よりも現場をきれいにして帰ってくることです。スタッフにも共有していますが、最後はやっぱり自分でもう一度掃除に入るようにしていますね。お客さまが気持ちよく終われるように、現場もきれいにするし、挨拶もきちんとする。当たり前のことだけど徹底しています」

光伸製瓦では先代の頃から、完工後にお客さまのお宅の近くを通った際は屋根の様子を見に行ったり、ご挨拶に伺ったりしています。定期的に顔を合わせ覚えてもらうことで、信頼関係を築いているそうです。

「最近は知らない業者が突然訪ねてくるという話をよく聞くので、みんな心配しています。うちは長い間代々会社を引き継いでやってきているので、お客様からの信頼は積み重ねられているんじゃないかな。これからもその関係性を続けていけるように、変わらず誠実な仕事をしていきたいですね」

最後に「やねいろは」をご覧になっている雨漏りや瓦屋根、金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)の劣化でお困りのお客さま、そして雨樋修理などの屋根リフォーム・屋根修理を検討しているお客さまへメッセージです。

「常にお客さまの幸せを祈りながら屋根を葺かせてもらう、それが私の信念です。お客さまの立場になって、どういう仕事をすればお客さまにとって良い工事になるのか考えながら施工にあたっています。お付き合いは長く続けていきたいと思っているので、施工が終わってからも安心して何でもご相談ください。お問い合わせ、お待ちしています」

取材では付き合いのあるお客さまにお中元を贈ったり、年末年始のご挨拶でカレンダーを配るなど、松澤さんがお客さまに積極的にコンタクトを取っている様子がうかがえました。「何かあった時には気軽に声を掛けてもらえる地域の工事店でありたい」という松澤さんの思いがひしひしと伝わってきました。

(2024年7月取材)

詳しく見る 閉じる

・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。

・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

屋根修理・屋根リフォーム事例屋根修理・屋根リフォーム事例(光伸製瓦有限会社)1件

屋根修理・屋根リフォーム事例屋根工事(取替)

M.N様 (長野県飯田市)

更新日 2025.11.18

before

before

after

after

建物種別
一戸建て
価格
10〜20万円
施工期間
3〜4日

一覧を見る一覧を見る

・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。

・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

工事店プロフィール 工事店プロフィール(光伸製瓦有限会社)

一番の強み 長い歴史は信頼と実績の裏付け、今も昔もどんな屋根でも対応できる瓦屋さんであり続けているところ
会社名 光伸製瓦有限会社
対応工事
屋根
瓦屋根
金属屋根
その他
雨樋
太陽光
塗装
屋根塗装
外壁塗装
屋上防水
雨漏り
従業員数 社員:3名
建設業許可 屋根工事業(長野県知事許可(般―3)第9498号)
保有資格者 一級かわらぶき技能士:2名
建設マスター(屋根工):1名
瓦屋根診断技士:2名
瓦屋根工事技士:2名
高所作業車運転者:2名
職長安全衛生責任者:2名
石綿取扱作業従事者:2名
足場の組立て等作業主任者:2名
玉掛作業者:2名
ものづくりマイスター(かわらぶき):1名
職業訓練指導員:2名
特徴 リフォーム業
瓦屋根工事業
対応エリア

中部地方

アフターフォロー体制 ご連絡をいただきましたら、迅速に対応させていただきます。
お気軽にご連絡ください。
やねいろはケア 未対応
代表者 松澤 克友
代表者経歴 光伸製瓦有限会社 代表取締役
喬木村商工会 所属
1983年3月:喬木村立喬木中学校 卒業
1983年4月:松川高等学校 入学
1986年3月:松川高等学校 卒業
1986年4月:京都 瓦店 入社
1986年4月:京都府瓦技術専門学院 入学
1988年3月:京都府瓦技術専門学院 卒業
1988年4月:京都府瓦技術専門学院向上訓練 入学
1990年3月:京都府瓦技術専門学院向上訓練 卒業
1990年4月:京都 瓦店 退社
1991年4月:光伸製瓦有限会社 入社
2012年4月:光伸製瓦有限会社 代表取締役 就任
所在地 〒395-1101
長野県下伊那郡喬木村喬木村4805 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 8:00~18:00
定休日 日曜日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)