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天池瓦店

工事店番号
Y17-AZK
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創業140年以上。石川の風土を知り尽くし、瓦屋根の雨漏り・雨樋修理に対応

天池瓦店

石川県

石川県瓦工事協同組合

天池瓦店

天池瓦店

石川県金沢市笠舞の天池瓦店は、1879年の創業以来、140年以上にわたり地域密着で歩んでいる瓦屋根の専門工事店です。昔ながらの瓦葺(ぶ)きから雨漏り修理まで幅広く対応。冬の厳しい気候にも耐えられる屋根づくりと、お客さまの生活に寄り添う丁寧な提案を行っています。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 幼い頃の予感から覚悟へ。祖父、母が繋いだ看板を受け継ぎ、地元と瓦業界に貢献

天池瓦店

石川県金沢市笠舞で長年の歴史を刻む天池瓦店は、瓦屋根を中心とした工事店です。金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)工事や雨樋(あまどい)修理、雨漏り修理なども協力会社と連携しながら対応しています。今回お話を伺った天池満さん(以下、天池さん)は、五代目の代表です。

天池さんは、幼い頃から自宅に併設された資材置き場に出入りし、簡単なお手伝いをしながら瓦に囲まれて育ちました。家業は身近な存在でしたが、進学を前に将来について迷った時期もあったといいます。

「大きくなるにつれて、他のことにも興味が出てきたんです。大学受験のとき、県外の大学に行きたいと思っていて、家族会議になったんですよ。ただ、『継ぐなら地元に残ってくれ』と言われて、結局家業を継ぐことにしたんです。半分納得、半分もやもやって感じかな?でも家業のことしか知らなかったし、自分が継ぐ雰囲気は感じていましたから」

大学卒業後は、瓦工事の技術を学ぶため、かつて天池瓦店に勤めていた職人が親方として営む瓦店へ。3年間の修業では、瓦の扱い方から施工まで基礎を学びました。

「家の手伝いとはやっぱり違って本格的な仕事になるので、きつかったですね。夏なんか痩せましたよ。最初のうちは瓦の運搬などの作業が中心でしたが、まず瓦の扱いで先輩に怒られることもよくありました。雑に扱うと欠けたりするので、注意深く扱わなきゃならない。そういう基本的なところからでした。3年目に入って、ようやく割り付けをさせてもらえるようになりましたね。いろいろ失敗もありましたが、親方の息子さんが同世代ぐらいだったから、いろんな話をしながら乗り越えました。何より、帰ったら家を継がなくちゃいけない。それは覚悟してたんで、辞めたいと思うことはなかったです」

修業を終えようとしていた頃、天池瓦店は大きな転換期を迎えます。三代目であるおじいさんが病に倒れたのです。そのとき、お店を支えたのはお母さんでした。

「うちのじいちゃんが病気になって、自分が修業から戻るまでの間、母親が中継ぎをしてくれたんです。母は経験なんてほとんどないのに、必死で屋根にのぼって……。私が戻ってすぐに代表を継ぎました。職人の仕事しかしたことなかったんで、事務やお客さまへの対応はやりながら覚えました。早く仕事を覚えたい一心でしたね」

家族にとって大切な天池瓦店を受け継いだ天池さんは、さらに技術を磨くため金沢職人大学校で瓦科と修復専攻科を修了。現在は石川県瓦工事協同組合の理事長も務め、助成金制度の充実に向けた働きかけなど、業界の発展に尽力しています。今後も地域に根差した活動を続けていきたいと語ってくれました。

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WORK 二重の防水が生む雨漏りへの安心感。現地調査を徹底し、現状や風土に合わせた工事を

天池瓦店

石川県金沢市笠舞に拠点を置く天池瓦店は、瓦屋根工事を専門とする工事店です。金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)工事や雨漏り修理、外壁リフォームなども協力会社と共に行っています。天池さん自身が現場に立ち、打ち合わせにも対応。工事の前段階では、ヒアリングと現地調査を丁寧に行っています。

「たとえば雨漏りの場合は、どこから、どんなときに漏れるのかを詳しく聞いて、原因を探っています。現場では、まず見た目で瓦がズレていないかを確認し、次に下地の状態を見るんです。下地の波打ちや腐食、棟土の抜け、鬼瓦や雪止め瓦の状態まで細かくチェックしています」

工事における天池瓦店のこだわりは、防水シート(下葺き材)の二重敷きです。工事費は上がるものの、釘穴からの浸水リスクを抑え、雨漏りを防ぐため、天池さんは以前からこの施工方法を採用しています。

「例えば瓦桟(※1)を打った後に、下葺き材が1枚だけだと瓦桟を留める釘穴が伸びて雨漏りの原因になることがあるんです。なので、その下にもう1枚敷いて防止しています」

築50年以上の住宅で全面葺き替えを行ったケースについても話してくれました。現地調査をすると、瓦が割れていたり、棟瓦がズレたりしている状態だったといいます。

「瓦をめくってみると、昔ながらの木羽板(こばいた)が下地に使われていました。木羽板ってわかります?垂木(※2)の上に張る、1~2ミリほどの薄い板です。それを重ねて張って、下葺き材にしていたんですね。木なので屋根が息をするという良さがある一方で、年数が経つと瓦の重みで穴が開いたり傷んだりすることもあります。木羽板は傷んでいたものの今回は外さず、その上にベニヤ板と防水シートを敷きました。今の工法では桟木を取り付け、瓦を引っ掛けてステンレス釘で一枚一枚固定する『全面総打ち』が基本です。棟瓦にも棟金具を使用し、より安心できる屋根に仕上げています」

石川県金沢市の瓦屋根工事について尋ねました。金沢市は、全国的にも雨や雪が多い地域として知られています。冬場は市街地でも30cm程度、山手ではその3倍もの雪が積もることも珍しくありません。そのため、天池瓦店では石川特有の雪止め瓦や落雪防止ネットを使用し、雪害から軒先を守る工夫を凝らしています。さらに、沿岸部特有の「塩害」への対策も欠かせません。

「沿岸部では、より丈夫で硬い木材を選び、瓦桟の下に隙間を設けて水を流すための『縦桟』という手法で、万が一入り込んだ水もスムーズに排水して雨漏りや結露を防ぎます。また、最近は竜巻のような突風にも備えて、瓦の全面総打ちが基本かなと。石川ではそれぞれの場所に合わせた対策が必要なんです」

※1 瓦桟・・・瓦をひっかけてビスで留めるところ。桟木(さんぎ)ともいう
※2 垂木・・・屋根の骨組みの一種

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MESSAGE 一つひとつのご縁を、これからも。瓦屋根に関するどんな小さな困りごとにも対応したい

天池瓦店

天池瓦店では、施工後のアフターフォローも大切にしています。特に寄棟(※3)や谷のある複雑な屋根など施工に苦労した現場は、ときどき様子を見に伺うこともあるそうです。また、お客さまとのやり取りでは挨拶を徹底し、一つひとつのご縁を大切にしています。

「集金にお伺いしたときや、お振り込みを確認したときには、お礼を伝えるようにしています。最近は屋根リフォームの悪徳業者について、ご相談が増えていますね。組合ではチラシや新聞広告を通じた啓発活動も行っているんですよ。気を付けるポイントとしては、すぐ屋根に上がりたがる業者には要注意ということです。困ったらまずはご家族や、私のような地域の工事店など、信頼できる人に相談してみるのが大事だと思います」

最後に「やねいろは」をご覧になっている、雨漏りや屋根の劣化、雨樋修理でお困りのお客さま、そして屋根リフォームや屋根修理を検討しているお客さまへメッセージです。

「どんな小さな工事でも対応しますし、何度修理しても雨漏りが止まらないという場合も、原因がわかるよう調べます。工事中は丁寧な施工を心がけ、終わった後も必要に応じてお伺いしますので、ぜひよろしくお願いします」

取材を通して印象的だったのは、穏やかな口調の奥に、家業や瓦業界への思いと覚悟が感じられたことです。組合の理事長として業界全体を支える立場にある一方で、現場では一人の職人として誠実に屋根と向き合ってきた方なのだと感じました。

※3 寄棟・・・屋根面が4方向に傾斜する屋根形式

(2026年7月取材)

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工事店プロフィール 工事店プロフィール(天池瓦店)

一番の強み 創業から140年以上地域に根差し、瓦屋根の専門家としてお客さまが安心して暮らせる屋根を提供してきたところ
会社名 天池瓦店
対応工事
屋根
瓦屋根
金属屋根
その他
雨樋
太陽光
塗装
屋根塗装
外壁塗装
屋上防水
雨漏り
従業員数 社員:1名
特徴 一級かわらぶき技能士:1名
建設マスター(屋根工):1名
瓦屋根診断技士:1名
瓦屋根工事技士:1名
巻上げ機運転者:1名
職長安全衛生責任者:1名
足場の組立て等作業主任者:1名
玉掛作業者:1名
ものづくりマイスター(かわらぶき):1名
職業訓練指導員:1名
フルハーネス型墜落制止用器具特別教育修了者:1名
金沢匠の技能士:1名
歴史的建造物修復士:1名
対応エリア

中部地方

アフターフォロー体制 損害保険ジャパン株式会社の一般社団法人全日本瓦工事業連盟用事業活動総合保険に加入しています。
気になることがあればいつでもご相談ください。迅速に対応いたします。
やねいろはケア 未対応
代表者 天池 満
代表者経歴 天池瓦店 代表
1973年3月:金沢市立菊川町小学校 卒業
1976年3月:金沢市立城南中学校 卒業
1979年3月:石川県立金沢錦丘高等学校 卒業
1984年3月:金沢経済大学 経済学部 卒業
1984年4月:編沢瓦店 入社
1987年3月:編沢瓦店 退社
1987年4月:天池瓦店 代表 就任
2002年9月:金沢職人大学校 瓦科 卒業
2005年9月:金沢職人大学校 修復専攻科 卒業
所在地 〒920-0965
石川県金沢市笠舞3-3-8 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 8:00~17:00
定休日 日曜日