見積りから施工までワンストップ。安心感を持っていただける屋根塗装に
日神塗装工業
群馬県太田市藤久良町の日神塗装工業は、屋根塗装や外壁塗装をメインに住宅外装塗装全般を手掛ける塗装工事店です。塗装に伴う屋上防水等は窓口となって対応可能。お客さまの要望に合わせて細やかな調色を行い、イメージ通りの外観に仕上げます。
工事店の想い
PERSON
代替わりして経営の大変さを実感。しかし大きな責任感は、仕事の面白さに直結していた
日神塗装工業は群馬県太田市藤久良町に拠点を構える塗装工事店です。創業は1978年、代表の神保陽介さん(以下、神保さん)のお父さんが、ここ太田市で開業しました。
「父も塗装職人でしたが、主な仕事が大規模な工場塗装や複数の設備が合わさったプラントの塗装だったので、年中出張ばかりしていました。忙しい人で、あまり一緒に遊んだという記憶はないかな。僕は子どもの頃、どっちかというと内向的。勉強は苦手だけど図画工作が好きで、賞状をもらったことがあります。懐かしいですね」
神保さんに子どもの頃について尋ねたところ、ゆったりとした口調でこう答えてくださいました。小学生の頃のお父さんは多忙で家にいなかったといいますが、神保さんが中学生になる頃は出張以外の仕事もするようになり、現場へ手伝いに行ったこともあるそうです。
「夏の手伝いは、とにかく暑かったのを覚えています。掃き掃除くらいしかしていないんですけどね。まだまだ力がないもんだから脚立が重すぎて立てられない上に、その脚立に上がったはいいけど下りられないとか、さんざんで。中学を卒業して、本格的に父と働くようになってからはアルバイト気分を捨てて取り組みました。もらった仕事は誰かがやらないと終わらないし、嫌だからってやめることはできないですしね」
神保さんのお父さんは昔ながらの「見て覚えろ」な職人だったといいます。神保さんは必死に先輩職人の手元を観察し、掃除等の雑用をこなしながら塗装技術を身に付けました。「お父さんの職人としてすごいところは?」という質問には「調色ですね。テナントとか、どんな建物にも合わせる父の技術はすごかったです。いまだにかないません」と即答でした。
2018年に先代から代表を引き継ぎ、大変だと感じたのはあらゆるものの決断を自分でしなければいけないこと。しかし、同時に自分の裁量で現場を完了させる面白さも感じ、これまでとは違う達成感を抱くようになったそう。
「まだまだ経営者として駆け出しなので、良いことばかりではないんですが、自分で考えて仕事が進めていけるのは楽しいですね。今後の課題は日程調整かな。大きな物件の間に急な仕事を依頼されることもあるので、そういった時にもしっかり対応できるように体制を整えていこうと思います。お客さまと直接やり取りできる元請けの仕事も増やしていきたいですね」
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WORK
常に新製品のチェック!知識の引き出しの多さが、職人としての自分の強み
群馬県太田市藤久良町の日神塗装工業は、屋根塗装や外壁塗装を中心に手掛ける塗装工事店です。塗装工事に伴う屋上防水や屋根修理、雨樋修理は窓口となって対応しています。
神保さんがお客さまに対して留意しているのは、お客さまと共に考えて時にはプロとしての意見をお伝えすること。塗料の色は基本的にお客さまが決めるものですが、迷っていたり、多色になったりする場合はアドバイスをしています。迷うお客さまに最適なアドバイスができるよう、日頃から塗料の新製品等の情報を集めているそうです。
「常に新しい塗料を使えるよう勉強をしています。選択肢のための引き出しがあるのが自分の強みですね。できるだけご要望に沿う施工をしたいので、お客さまからしっかりお話を聞かせていただきます。ただ、あまり細かく専門的な話をしてもよくわからなくなってしまうので、お客さまの反応を見るのも忘れません。今の色と同じでと言われたら、僕の見立てでメーカーにサンプルを作ってもらうこともあります。基本の色を軸に濃い薄い、3色をお見せしてお客さまに決めていただくんです」
実際の屋根塗装工事の事例では、築20年のコロニアル屋根(※1)の塗り替えが挙がりました。屋根塗装の周期は一般的に10年と言われることが多いのですが、神保さんが住む地域周辺は、屋根の塗り替えを躊躇(ちゅうちょ)している人が多いのではないかと感じているそう。その理由は、家を建てた工務店の閉店、飛び込みの営業会社への警戒、塗装屋さんの知り合いがいない等様々です。
「傷みが進んでいる屋根には、耐候性の高い塗料や遮熱塗料を勧めることが多いです。僕が担当したその屋根はずいぶんとメンテナンスしていない様子で、塗膜がなくなっていましたね。元々が黒だったのかな?とわからないくらい色褪せていて。下地にシーラー(※2)を使ってコロニアルに浸透させ、油性シリコン塗料(※3)で仕上げました。コロニアルは塗料を重ねすぎると屋根材同士がくっついて雨漏りの原因になるので、そうならないように慎重に塗り重ねる必要があるんです。築年数が経っていて雨漏り修理が必要なくらい傷んでいると、塗装でメンテナンスできないことが多いです。その場合は別の方法を考えます」
群馬県太田市の屋根塗装工事の特性について尋ねました。太田市は利根川をはさんで熊谷市と隣り合わせています。夏の暑さは熊谷市と同程度で、年々気温が高くなっているのを感じているそうです。
「夏の暑さ対策に遮熱塗料や断熱塗料をお勧めしています。この辺り、冬には『赤城おろし』という乾いた強風が吹くんですよ。冬場は飛散防止に吹付塗装の作業を減らしていますね」
※1 コロニアル・・・セメントを固めて塗装した板状の屋根材。化粧スレート
※2 シーラー・・・下地を整えるための下地用塗料
※3 シリコン塗料・・・塗料の樹脂成分がシリコン樹脂の塗料
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MESSAGE
見積りから施工までワンストップで対応。お客さまに安心感ある施工を届けたい
日神塗装工業のアフターフォローは臨機応変。施工後、万が一不具合が見つかった場合はすぐに連絡をしてほしいとのことです。
「完工後、何か気になる不具合があったらお電話くださいね。すぐに点検に駆け付けます。その他、追加の工事等もございましたら気軽にご相談ください」
最後に「やねいろは」をご覧になっている、屋根塗装の劣化や雨漏り修理でお困りのお客さま、そして屋根リフォームや屋根修理を検討しているお客さまへメッセージです。
「見積りから提案、打ち合わせ、施工まで僕が行うこと。これが日神塗装工業の何よりの強みです。ご予算も柔軟に対応するので、具体的なご都合もお知らせください。仕事は最終的には人と人のやりとりだと思っています。地域に根差して仕事をしている日神塗装工業は、塗っただけであとは知らんふりのような仕事はしません。お客さまと一緒に施工プランを考えていく仕事をしていけたらと思っているので、屋根塗装のことなら気軽に相談してくださったらと思います」
神保さんは、塗装前の洗浄でついつい屋根以外の部分も洗ってしまうことがあるそうです。「大した手間じゃないですから。ついでですよ」と穏やかに話す様子に、器の大きさを感じました。日神塗装工業は、杓子定規な仕事に終わらない柔軟さを持った頼れる工事店です。
(2023年9月取材)
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工事店プロフィール(日神塗装工業)
一番の強み |
地域に根差して仕事に取り組む代表が、見積りから提案、打ち合わせをし、お客さまの要望に合わせて細やかな調色を行い施工しているところ |
会社名 |
日神塗装工業 |
対応工事 |
|
従業員数 |
社員:1名 |
保有資格者 |
有機溶剤作業主任者:1名 |
特徴 |
リフォーム業
屋上防水工事業
雨樋工事業
屋根塗装工事業
外壁塗装工事業 |
対応エリア |
関東地方
|
アフターフォロー体制 |
三井住友海上火災保険株式会社の賠償責任保険に加入しています。
ご希望により点検を行っています。
お気軽にご連絡してください。 |
やねいろはケア |
未対応 |
代表者 |
神保 陽介 |
代表者経歴 |
日神塗装工業 代表
群馬県塗装看板協同組合 所属
1994年3月:太田市立城西中学校 卒業
1994年4月:日神塗装工業 入社
2018年12月:日神塗装工業 代表就任 |
所在地 |
〒373-0035
群馬県太田市藤久良町77-3
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|
営業時間 |
毎週月~土曜日、祝日 8:00~18:00 |
定休日 |
日曜日 |
備考 |
水谷ペイント株式会社 ナノコンポジットW 認定施工店 |
外壁工事の依頼も可能です。日神塗装工業の「かべいろは」掲載記事はこちら