株式会社山本商店
株式会社山本商店は、瓦や化粧スレート、金属屋根（ガルバリウム鋼板屋根）等の屋根工事はもちろん、雨樋修理や太陽光パネルの取り付けも行っています。また、屋根や外壁の塗装や外構工事にも幅広く対応でき、さらに屋根材の販売も行っていることから、お客さまのご要望に沿った、幅広い資材を取り扱っている点が特徴です。
どんな事も自分事に。柔軟な発想で、雨漏り・雨樋修理を手掛ける屋根工事店
株式会社山本商店
東京都 東京23区
東京都瓦工事業組合連合会所属
工事店の想い
PERSON 勉強嫌いが一変。高校入試のための猛勉強を通して「やればできる」と自信を付けた日々
株式会社山本商店の代表取締役である山本昌美さん（以下、山本さん）は、瓦や化粧スレート、金属屋根（ガルバリウム鋼板屋根）等の屋根工事はもちろん、雨樋修理や太陽光パネルの取り付けも行っています。また、屋根や外壁の塗装や外構工事にも幅広く対応でき、さらに屋根材の販売も行っていることから、お客さまのご要望に沿った、幅広い資材を取り扱っている点が特徴です。
「山本商店の成り立ちは、私の父の代に遡ります。父は１６歳のころから瓦の問屋で働いており、その会社が新たな支店を出す際に出店を任され、焼瓦の問屋を開き、地場の工事店に向けて販売業を営んでいました。そのまま独立してできたのが山本商店です。創業当時は販売業を行っていましたが、４０年ほど前から工事業も開始しました」。
こう話をしてくれた山本さんに、まずはご自身の子どもの頃のお話を伺いました。
「子どもの頃は勉強はせず、好奇心のおもむくままに遊んでいました。そして地元の中学校へと進んだのですが、当時は家が自営業の友人が多かったこともあり、卒業後はみんな働くものだと思っていました。しかし、中学２年生のころに、周りの友人たちが揃って高校へ進学するということを聞き、自分も高校へ行きたいと一念発起したのです」。
こうして高校進学のために勉強を始めた山本さん。勉強し始めるやいなや、数学のおもしろさに引き込まれ、それに伴って徐々に他教科の成績も伸び、最後には偏差値を初めから大幅に上げることができたそう。
「やればやるほど成績が伸び、おもしろくなってきたのです。また、偏差値も一気に伸びたことで、人生の中で初めて、やればできるんだという自信ができましたね」。
努力が実り、志望していた高校に見事合格した山本さん。高校生になると、当時夢中になっていたコンピュータ好きが高じて、プログラミングも始めます。その後大学でもプログラミングや電子回路について学ぶ学科を専攻し、卒業論文では現在のカーナビゲーションについての先行研究も行ったそう。
そして、卒業を控えた就職活動の時期。友人たちが大手電子・電気企業を目指す中、「自動車に関われる仕事をしたい、なにか新しい仕組みを開発したい」と自動車メーカーの試験を受け、その会社へ就職。前職では、システム開発はもちろん、仕事をしていく上での基盤も得ることができたと話をしてくれました。
そして、就職して数年後。父の体調不良と、自分自身の今後を考えた際に、「自分の出番だ」と家業に戻ることを決意。「誰に言われるでもなく、自分で家業に戻ろうと決めました。父は特に何も言わなかったですが、内心ではほっとしていたかもしれません」と山本さん。
家業に戻るも、これまでとは全く別の世界。「はじめは右も左も分からず、慣れるまでには３年はかかりましたね。別の会社で働いていたとは言えど、次男ということもあり、周囲の見方は厳しかったです。良くやって当たり前、できなければダメ。だからこそ、なりふり構わず必死に仕事に向き合いました」。
そして３年経った頃からようやくこの世界について分かりはじめ、４年目になるにつれて全体像を掴めたという山本さん。「でも、本当の意味で会社の中で動くことができるようになるまでには、１０年くらいはかかりましたね」。こう話す山本さんの言葉には、無我夢中で前進し、やっと道がひらけたような安堵がありました。
「山本商店の成り立ちは、私の父の代に遡ります。父は１６歳のころから瓦の問屋で働いており、その会社が新たな支店を出す際に出店を任され、焼瓦の問屋を開き、地場の工事店に向けて販売業を営んでいました。そのまま独立してできたのが山本商店です。創業当時は販売業を行っていましたが、４０年ほど前から工事業も開始しました」。
こう話をしてくれた山本さんに、まずはご自身の子どもの頃のお話を伺いました。
「子どもの頃は勉強はせず、好奇心のおもむくままに遊んでいました。そして地元の中学校へと進んだのですが、当時は家が自営業の友人が多かったこともあり、卒業後はみんな働くものだと思っていました。しかし、中学２年生のころに、周りの友人たちが揃って高校へ進学するということを聞き、自分も高校へ行きたいと一念発起したのです」。
こうして高校進学のために勉強を始めた山本さん。勉強し始めるやいなや、数学のおもしろさに引き込まれ、それに伴って徐々に他教科の成績も伸び、最後には偏差値を初めから大幅に上げることができたそう。
「やればやるほど成績が伸び、おもしろくなってきたのです。また、偏差値も一気に伸びたことで、人生の中で初めて、やればできるんだという自信ができましたね」。
努力が実り、志望していた高校に見事合格した山本さん。高校生になると、当時夢中になっていたコンピュータ好きが高じて、プログラミングも始めます。その後大学でもプログラミングや電子回路について学ぶ学科を専攻し、卒業論文では現在のカーナビゲーションについての先行研究も行ったそう。
そして、卒業を控えた就職活動の時期。友人たちが大手電子・電気企業を目指す中、「自動車に関われる仕事をしたい、なにか新しい仕組みを開発したい」と自動車メーカーの試験を受け、その会社へ就職。前職では、システム開発はもちろん、仕事をしていく上での基盤も得ることができたと話をしてくれました。
そして、就職して数年後。父の体調不良と、自分自身の今後を考えた際に、「自分の出番だ」と家業に戻ることを決意。「誰に言われるでもなく、自分で家業に戻ろうと決めました。父は特に何も言わなかったですが、内心ではほっとしていたかもしれません」と山本さん。
家業に戻るも、これまでとは全く別の世界。「はじめは右も左も分からず、慣れるまでには３年はかかりましたね。別の会社で働いていたとは言えど、次男ということもあり、周囲の見方は厳しかったです。良くやって当たり前、できなければダメ。だからこそ、なりふり構わず必死に仕事に向き合いました」。
そして３年経った頃からようやくこの世界について分かりはじめ、４年目になるにつれて全体像を掴めたという山本さん。「でも、本当の意味で会社の中で動くことができるようになるまでには、１０年くらいはかかりましたね」。こう話す山本さんの言葉には、無我夢中で前進し、やっと道がひらけたような安堵がありました。
WORK 道具や資材の置き方、マナーを日々心がけ、工事以外のところでもお客さまへの心配りをする
株式会社山本商店では、瓦や化粧スレート、金属屋根（ガルバリウム鋼板屋根）などの屋根工事を主に、雨樋修理や太陽光パネルの取り付けも行っています。また、屋根や外壁の塗装や外構工事にも幅広く対応でき、さらに屋根材の販売も行っている点が特徴です。
代表の山本さんに強みを伺うと、「お客さまに迷惑を掛けない心がけを、しっかりと共有しているところです。現場でのマナー、そしてお客さまへの振る舞い方や、資材の置き方。こういったことを日頃から社内でも伝えていますし、この心がけをお互いに理解し合っている社員がそろっていますね」。
また、仕事をする上で大切にしていることを伺うと、「言われたことをしっかりすることも必要。自分で仕事や、やることを見つけることも必要。屋根工事を行う中で、次に何が必要か考えて、先に動いて準備をする、というところですね。自分が周りを見て何ができるか考える、今必要なものは何かを見つける。次々と考えながら動くことができる人は、最終的に何でも任せてもらえるチャンスが得られると思うのです」。
次に工事の際に心がけていることを伺うと、「まずは工程毎に写真で記録を残すというところです。こうすることで、工事がどのように進んでいるかを明確に伝えることができます。また、お客さまからの注文があった場合も、見積もりは費用、意匠、重量別に３種類を作成し、お客さまに選んでもらえるようにしています。２、３種類の見積もりがあればお客さまも選べる楽しみもあり、満足していただけると思いますので」と山本さん。
「また、施工マニュアルから外れたことはしないように、というところも基本にしています。あとは、お客さまの現場へ行った際のマナーも心がけています。見た目だけでお客さまに不安を与えてしまうこともありますので、どこでもむやみに座ったりせず、道具や資材の置き方にも注意を払う。そして、しっかり見られている意識をもつようにしています。そこで、こういったことを習慣化するためにも、会社の目につく所に『きれいに資材をおくように』など日頃の心がけを書いて貼っているのです」と山本さん。
また、雨漏り修理の事例について伺うと、「瓦屋根の棟の部分から水が入り、棟の取り直しを行って雨漏りを修理したことがあります。また、屋根ではなく、下屋の上のバルコニーの排水溝の排水管がゆるんで雨漏りしているということもありました。屋根ではありませんが、屋根を囲むパラペットの上に被せた板金の笠木部分から雨漏りしているということもありました。これは笠木部分の板金の重ねしろが少なく、さらに下のシーリング材の切れていたことが原因となっていました。」
山本商店のある地域の特徴について伺うと、「この辺りは家が密集している地域ですので、雪止め金具や雪止め瓦を屋根の全面に付けているのです。これは近隣の家に自分の家の屋根の雪が滑り落ちてしまい、カーポートや植木、さらに車などを破損することを防ぐために行っています」と話をしてくれました。
「日頃の心がけを大切にする」という山本さんの言葉通り、資材置場には心がけを書いた紙がいたるところに貼られていました。「ほんのちょっとしたことであっても、毎日繰り返すことで習慣になり、いつでもどこでもできるようになると思うのです」と山本さん。張り紙の一つには「人材ではなく人財へ」というものがありましたが、この小さな心がけの繰り返しで身につけたものこそが、仕事をしていく上での一番の財産となり、さらに人財になるための近道であると感じました。
代表の山本さんに強みを伺うと、「お客さまに迷惑を掛けない心がけを、しっかりと共有しているところです。現場でのマナー、そしてお客さまへの振る舞い方や、資材の置き方。こういったことを日頃から社内でも伝えていますし、この心がけをお互いに理解し合っている社員がそろっていますね」。
また、仕事をする上で大切にしていることを伺うと、「言われたことをしっかりすることも必要。自分で仕事や、やることを見つけることも必要。屋根工事を行う中で、次に何が必要か考えて、先に動いて準備をする、というところですね。自分が周りを見て何ができるか考える、今必要なものは何かを見つける。次々と考えながら動くことができる人は、最終的に何でも任せてもらえるチャンスが得られると思うのです」。
次に工事の際に心がけていることを伺うと、「まずは工程毎に写真で記録を残すというところです。こうすることで、工事がどのように進んでいるかを明確に伝えることができます。また、お客さまからの注文があった場合も、見積もりは費用、意匠、重量別に３種類を作成し、お客さまに選んでもらえるようにしています。２、３種類の見積もりがあればお客さまも選べる楽しみもあり、満足していただけると思いますので」と山本さん。
「また、施工マニュアルから外れたことはしないように、というところも基本にしています。あとは、お客さまの現場へ行った際のマナーも心がけています。見た目だけでお客さまに不安を与えてしまうこともありますので、どこでもむやみに座ったりせず、道具や資材の置き方にも注意を払う。そして、しっかり見られている意識をもつようにしています。そこで、こういったことを習慣化するためにも、会社の目につく所に『きれいに資材をおくように』など日頃の心がけを書いて貼っているのです」と山本さん。
また、雨漏り修理の事例について伺うと、「瓦屋根の棟の部分から水が入り、棟の取り直しを行って雨漏りを修理したことがあります。また、屋根ではなく、下屋の上のバルコニーの排水溝の排水管がゆるんで雨漏りしているということもありました。屋根ではありませんが、屋根を囲むパラペットの上に被せた板金の笠木部分から雨漏りしているということもありました。これは笠木部分の板金の重ねしろが少なく、さらに下のシーリング材の切れていたことが原因となっていました。」
山本商店のある地域の特徴について伺うと、「この辺りは家が密集している地域ですので、雪止め金具や雪止め瓦を屋根の全面に付けているのです。これは近隣の家に自分の家の屋根の雪が滑り落ちてしまい、カーポートや植木、さらに車などを破損することを防ぐために行っています」と話をしてくれました。
「日頃の心がけを大切にする」という山本さんの言葉通り、資材置場には心がけを書いた紙がいたるところに貼られていました。「ほんのちょっとしたことであっても、毎日繰り返すことで習慣になり、いつでもどこでもできるようになると思うのです」と山本さん。張り紙の一つには「人材ではなく人財へ」というものがありましたが、この小さな心がけの繰り返しで身につけたものこそが、仕事をしていく上での一番の財産となり、さらに人財になるための近道であると感じました。
MESSAGE 正直で信頼できる「人財」が揃った。そして、お客さまに安心して頂ける工事を提供
山本さんにアフターサービスについて伺うと、「近距離の場合は何かあれば即時駆けつけます。また、資材も揃えていますので、工事後に何か問題があった際は素早く対応できます」と山本さん。
最後にメッセージをお願いすると、「正直な人と正直な付き合いをしてきました。だからこそ職人も正直な人がそろっています。自分の都合ばかり言うのではなく、周りを見て、考えて行動できる。そういった職人だからこそ、ご安心頂ける工事を提供することができます」と話をしてくれました。
共に働く人は人材ではなく「人財」と話す山本さん。人財だからこそ、信頼でき、理解し合える。そういった人財が揃う山本商店だからこそ、工事中から工事後まで、一貫してお客さまに安心を提供し続けるのだろうと確信しました。
（２０１７年２月取材）
（２０２２年４月加筆修正）
最後にメッセージをお願いすると、「正直な人と正直な付き合いをしてきました。だからこそ職人も正直な人がそろっています。自分の都合ばかり言うのではなく、周りを見て、考えて行動できる。そういった職人だからこそ、ご安心頂ける工事を提供することができます」と話をしてくれました。
共に働く人は人材ではなく「人財」と話す山本さん。人財だからこそ、信頼でき、理解し合える。そういった人財が揃う山本商店だからこそ、工事中から工事後まで、一貫してお客さまに安心を提供し続けるのだろうと確信しました。
（２０１７年２月取材）
（２０２２年４月加筆修正）
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特集（株式会社山本商店）
株式会社山本商店は、 「やねいろはでクチコミのある工事店」 の特集に取り上げられています。
屋根修理・屋根リフォーム事例（株式会社山本商店）3件
屋根工事のクチコミ評価（株式会社山本商店）
1件
総合評価
4.91
| コミュニケーション |
4.79
|
|---|---|
| 工事の技術 |
5.00
|
| アフターフォロー |
4.70
|
| 提案力 |
5.00
|
| 価格の満足度 |
4.84
|
| マナーの良さ |
4.92
|
| 清潔感 |
5.00
|
※3.00（★★★）が標準評価点です。
新着クチコミ
H.K様
（
70代／
男性／
千葉県
佐倉市）
4.91
屋根
瓦屋根
金属屋根
その他
雨樋
太陽光
塗装
屋根塗装
外壁塗装
屋上防水
ユーザーからのコメント
年寄りはなかなか理解できないことを分かって、話をして頂いて助かります。
これからもあたたかい丁寧なお仕事をお願いします。
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屋根工事店プロフィール（株式会社山本商店）
| 一番の強み | 安心してお客さまのもとへ送り出せる、正直で信頼できる人財がそろっているところ。 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社山本商店 |
| 対応工事 |
屋根
瓦屋根
金属屋根
その他
雨樋
太陽光
塗装
外壁塗装
屋根塗装
屋上防水
|
| 従業員数 | 社員：５名、外注１０名 |
| 建設業許可 | 屋根工事業（東京都知事許可（般―２）第１８５１７号） |
| 保有資格者 |
２級かわらぶき技能士：１名 ５トン未満の小型移動式クレーン技能講習：１名 玉掛け技能講習：2名 足場の組立て等作業主任者技能講習：１０名 研削砥石の取替え等の業務に係る特別教育：１０名 丸のこ等取扱い作業従事者教育：４名 巻上機（ウインチ）運転特別教育：１０名 石綿取扱い作業従事者特別教育：１０名 特定化学物質等作業主任者：１名 |
| 特徴 |
リフォーム業 瓦屋根工事業 金属屋根工事業 その他屋根工事業 雨樋工事業 太陽光工事業 |
| 対応地域 | |
| アフターフォロー体制 | 近い地域であれば、問い合わせがあれば、すぐに駆けつけます。 |
| 代表者 | 山本 昌美 |
| 代表者経歴 (名称は当時のもの) |
株式会社山本商店 代表取締役 １９８７年３月：日本大学第一高等学校 卒業 １９８７年４月：日本大学理工学部電子工学科 入学 １９９１年３月：日本大学理工学部電子工学科 卒業 １９９１年４月：日産自動車株式会社 入社 １９９５年７月：日産自動車株式会社 退社 １９９５年９月：株式会社山本商店 入社 １９９６年５月：株式会社山本商店 専務取締役 就任 ２０１６年２月：株式会社山本商店 代表取締役 就任 |
| 所在地 | 〒133-0054 東京都江戸川区上篠崎３－４－１０ 大きな地図で見る |
| 営業時間 | 毎週月～金曜日 ８：0０～１８：００ |
| 定休日 | 土曜日、日曜日、祝日 |
- 災害地域 専用窓口
-
現在こちらの工事店は、災害地域にある工事店の為、対応にはお時間いただく場合や、状況によっては紹介できないケースがございます。予めご了承ください。
災害専用窓口へ
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