やねいろは運営会社へ連絡します

工事店名と工事店番号をお伝えください。

工事店番号
※ご利用の際は、利用規約に同意したものとみなされます。
HOME > 屋根工事店を探す > 有限会社山之口瓦店

瓦のみならず、あらゆる屋根の困りごとを解決する屋根のプロフェッショナル

有限会社山之口瓦店

千葉県

全日本瓦工事業連盟

有限会社山之口瓦店

有限会社山之口瓦店

千葉県山武市大木の有限会社山之口瓦店は、瓦屋根の施工を中心に、金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)工事や雨樋修理・雨漏り修理など、屋根リフォーム全般を自社施工で対応可能です。創業から40年以上の歴史がある、リピーターの多い地域密着型工事店です。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 前職で得た幅広い知識と経験を活かし、継承した家業をアップデート

有限会社山之口瓦店

以下、インタビューテキスト1)
千葉県山武市大木の有限会社山之口瓦店(以下、山之口瓦店)は、主に瓦屋根や金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)の施工を手掛ける工事店です。自社施工する屋根工事の他、信頼のおける協力業者と共に、塗装や防水、外壁やエクステリアなど幅広い対応が可能です。お客さまも社内のスタッフも一人ひとりしっかりと大事にしていきたいと話す二代目となる現代表取締役の山之口徹さん(以下、山之口さん)。そんな山之口さんに話を伺いました。

「父が会社をやっていたので小さい頃から瓦は身近に感じていました。高校生くらいになると少しずつ、主に力仕事で現場の手伝いをするようになりましたね。家業を継ぐことについて父は特に何も言わなかったんですが、その頃から何となく意識していたような気がします。だから大学は建築学科に進んで、就職もハウスメーカーを選びました」

大学を卒業してすぐに家業に入らなかった理由を、山之口さんは「せっかく他の業界のことも勉強できる機会なので、もったいないと思ったから」と話します。家業以外の建設業の現場に携わることで、規模の大きい工事を手掛けたり特殊な素材を扱ったり、幅広い知識を身に付け多様な経験を積めると考えたためでした。

「実際、その通りでした。色々な地域性を知ったり色々な人と接する機会があって、繋がりも増えたし、視野を広げることができましたね。体力のあるうちにと思い28歳の時に父の会社に入って、昨年代替わりしました。代表に就任する前から工事だけじゃなく集客について考えたり、父はパソコンが苦手で会社はすべてアナログだったので、時代に合わせてデジタル化を進めたりしました」


山之口瓦店に入社してから実際に瓦を扱うようになり、山之口さんは和瓦の奥深さを感じたと言います。施工には地域性もあり、方法も工事店それぞれに個性があるため、「正解があるようでない」のだとか。決まったガイドラインの中で施工は行うものの、工事店によって使う材料が違うなど、プロの視点で見ないと気づけない細かいこだわりがあるそうです。

「うちは未経験から育てた職人も多くて、今後も縁があれば人材育成はしたいと思っているんですが、同時に今いるスタッフを大事にしたいという気持ちも強いんです。だから代表になってから特に心掛けているのはスタッフの働きやすさですね。数年前に社会保険を完備したり、就業規則を定めて休みを取りやすい環境に整えました」

自社職人は皆、瓦・金属屋根・雨樋(あまどい)など、すべてを1人で工事できる確かな腕を持っているとのこと。今後も熟練の職人と共に、山之口瓦店を長く続けていきたいと展望を語ってくれました。

詳しく見る 閉じる

WORK 建物の特徴やお客さまの要望に沿って、熟練のスタッフとともにきめ細やかな施工を提供

有限会社山之口瓦店

千葉県山武市大木に拠点を構える山之口瓦店は、瓦屋根工事の他に金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)の葺き替えやカバー工法(※1)も行い、また折板屋根(※2)のカバー工事では溶接も自社施工するなど、幅広い屋根修理に対応しています。下地補修も可能で、部分的な修理はもちろん、野地板(※3)のやり直しなど全面的な補修まで、劣化具合に合わせて適切な工事を行っています。

「築40年くらいの住宅の、和瓦から洋瓦への全面葺き替え工事がありました。そこは現在のガイドラインができる前に建てられた家だったので瓦の釘留めもなく、棟も旧工法の大回し施工だったんです。今回はガイドラインに則って耐震施工を行いました。お客さま対応で気を付けているのは丁寧な説明ですね。口頭だけではわかりにくいので、打ち合わせでは現場調査の写真を、施工後には完工時の写真をお見せしながらお話しています」

住宅以外にも店舗や工場、それから社寺仏閣まで、山之口瓦店はあらゆる屋根の工事が可能です。瓦の専門業者ではありますが、取り扱う屋根材も多岐に渡ります。相談があればどんなことでも、できるだけお客さまの力になれるよう課題解決方法を考えるそうです。

「印象的だった工事は洋館のゲストハウスですね。スレート屋根にガルバリウム鋼板でカバーする工事で、見栄えを重視して板金の継ぎ目の線を揃えて施工したんです。手間もコストもかかるから普通の住宅ならやらない方法なんですが、建物自体がかなり凝った造りだったので、屋根の修理も細かい部分にこだわって作業しました。それからこれは内装なんですが、冷蔵庫の表面に銅板を張るというのもありましたね。雨樋の施工と一緒に依頼された、ちょっと変わった案件でした」

山之口瓦店には雨漏り修理の依頼も多いとのこと。まずは現地調査で目視点検を行い、場合によっては漏水検査で原因の場所を探ります。どういう雨の時に漏れるのか、お客さまに直接ヒアリングするのも重要だと山之口さんは言います。

瓦屋根の銅板に穴が開いて雨漏りしていたお宅では、既存の瓦を剥がして大谷を入れ替えたそう。部分的に補修しても谷自体が劣化していれば他のところから漏れてしまう可能性があるため、1本丸ごと入れ替えてから瓦を葺き換えて仕上げました。

「雨漏りの原因として多いのが、瓦の隙間がシリコンで埋められてしまっているケースですね。隙間は水の逃げ道として必要なんです。昔は既存瓦のシリコンを削り落として再利用するなど、費用面を考えて大きな工事に至らないことも多かったんですが、今は全面葺き替えの提案が増えています。近年変更されたガイドラインに適応しない既存瓦が多いのがその理由ですね」

山之口瓦店は屋根工事店ですが、屋根以外の修理にも対応しています。雨漏りは外壁からの場合も多く、原因は屋根との境目やサッシ周り、サイディング(※4)の継ぎ目、ベランダの防水層の劣化などが考えられるそう。現地調査でしっかりチェックして、信頼のおける協力業者と共に修理を行います。

千葉県山武市の屋根工事について尋ねました。山武市では、降雪はありますが頻度は少ないとのこと。また、古い瓦は作業中に多量の埃が出て風で飛散する場合もあるため、建物の間隔が狭い地域では特に注意が必要です。メッシュシートの設置はもちろん、事前に施工についてのお手紙を持参し挨拶回りを行うなど、近隣への配慮を忘れず施工にあたっています。


※1 カバー工法・・・金属屋根の重ね張りをする屋根のリフォーム方法
※2 折板屋根・・・波型に折り返した金属板を施した屋根。ガレージや工場、体育館、住宅のカーポートなどに使われる
※3 野地板・・・屋根材の下地のこと
※4 サイディング・・・セメント製や金属製の外壁材

詳しく見る 閉じる

MESSAGE どんなお困りごとにも寄り添える工事店として、お客さまと長いお付き合いがしたい

有限会社山之口瓦店

山之口瓦店は、完工後も何かあればすぐに駆け付けてくれるとのことなので安心です。また、アフターフォローとしてお客さまに10年点検のはがきを送付し、ご希望があれば訪問して屋根の状態を確認しています。代替わりを機に始めたサービスだそうで、その理由を山之口さんはこう話します。

「家のことで困った時にお客さまに思い出していただけるような、長いお付き合いのできる工事店でありたいと思ったんです。あとはこの数年の間に、知らない業者から突然屋根の劣化を指摘されて心配になった、という問い合わせが増えたことも理由の1つですね。残念ながら良くない業者がいるのも事実なので、それならうちで無料点検させてもらえれば、お客さまも安心できるんじゃないかと考えて始めました」

最後に「やねいろは」をご覧になっている瓦屋根や金属屋根の劣化でお困りのお客さま、そして雨樋修理や塗装などの屋根リフォーム・屋根修理を検討しているお客さまへメッセージです。

「先代が創業してから40年以上の歴史がある工事店です。地域に密着して仕事をしてきたので、地元のお客さまに信頼していただけていると自負しています。実は施工エリアは広くて、神奈川に工事に行くこともあるので、県外の方でもまずは相談していただけたら。工事が終わったからといってお付き合いが終わるわけじゃないと思って仕事をしています。完工後でも、些細なことでも、お気軽に相談していただけたら嬉しいですね。屋根について何か気になることがあれば、ぜひ山之口瓦店までご連絡ください」

山之口さんは「お客さまの御用聞きでいたい」と話します。例えば屋根裏に小動物が入ってしまうと問い合わせがあった際には、侵入経路となっている穴を塞ぐ工事をしたり、屋根に伝っている木を切るなど、可能な範囲でのお手伝いを行ったそう。屋根のプロフェッショナルでありながら、屋根以外のことでも親身に相談に乗ってくれる頼れる工事店だと感じました。

(2023年5月取材)

詳しく見る 閉じる

・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。

・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

取材後記

有限会社山之口瓦店

先代から続く「スタッフを大事に」

山之口さんは代表になってからスタッフの働く環境を整えるようになったと話していましたが、先代も優しい人だったそうで、職人を大事にするというのは先代の頃から変わらないスタンスだと教えてくれました。困っていることがないか定期的にスタッフに声掛けをしているというお話や、新型コロナウィルス流行前に開催されていた地域のお祭りに積極的に協力していたお話からも、周囲の人を大切にする山之口さんの温かい人柄が垣間見えました。

平均30歳、有給等完備の組織体制

先代が地域の民生委員をやっていた関係で、コミュニケーションが苦手な若い人を受け入れる機会があったという山之口瓦店。職場に馴染めないタイプの子は、まず山之口さんが一緒に現場を連れて歩くところから始め、作業も無理のないペースで徐々に慣らしていき、社交的になっていったとか。そんな山之口瓦店ですが、有給や社会保険も完備、月給制と瓦工事店では非常に稀な待遇面もスタッフからは評判がよく平均年齢30歳と会社として若々しいエネルギーもありました。スタッフを大事にするからこそお客さまも大事にできると話す山之口さんが印象的でした。

屋根修理・屋根リフォーム事例屋根修理・屋根リフォーム事例(有限会社山之口瓦店)3件

屋根修理・屋根リフォーム事例屋根工事(補修)

N.H様 (千葉県東金市)

更新日 2024.10.16

before

before

after

after

建物種別
一戸建て
価格
40〜50万円
施工期間
2〜3日

一覧を見る一覧を見る

工事店日記 工事店日記(有限会社山之口瓦店)

2023.10.06 日記 ガイドライン遵守の屋根工事店です

もっと詳しく見る

・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。

・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

工事店プロフィール 工事店プロフィール(有限会社山之口瓦店)

一番の強み 40年以上続く工事店の確かな技術力と地域密着工事店ならではの対応力の広さで屋根のお困りごとから住宅のお悩みまで相談できるところ
会社名 有限会社山之口瓦店
対応工事
屋根
瓦屋根
金属屋根
その他
雨樋
太陽光
塗装
屋根塗装
外壁塗装
屋上防水
雨漏り
従業員数 社員:7名
建設業許可 屋根工事業(千葉県知事許可(般―3)第35457号)
保有資格者 石綿取扱作業従事者:1名
足場の組立て等作業主任者:1名
金属屋根工事技士:1名
特徴 リフォーム業
瓦屋根工事業
金属屋根工事業
その他屋根工事業
雨樋工事業
対応エリア

関東地方

アフターフォロー体制 あいおいニッセイ同和損保の第三者賠償責任保険に加入しています。
施工後10年点検のご連絡をさせていただいています。
やねいろはケア 未対応
代表者 山之口 徹
代表者経歴 有限会社山之口瓦店 代表取締役
山武市商工会 所属
1991年3月:八街市立八街中央中学校 卒業
1991年4月:千葉県立成東高等学校 入学
1994年3月:千葉県立成東高等学校 卒業
1994年4月:東海大学 工学部建築学科 入学
1998年3月:東海大学 工学部建築学科 卒業
1998年4月:太平住宅株式会社 入社
2003年1月:太平住宅株式会社 退社
2003年4月:有限会社山之口瓦店 入社
2022年7月:有限会社山之口瓦店 代表取締役 就任
所在地 〒289-1211
千葉県山武市大木684-1 大きな地図で見る
営業時間 月曜日~土曜日、祝日 7:30~17:00
定休日 日曜日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)、会社の定める日