色や形、素材や景観。
屋根材のバリエーションは広がりを見せていますが、
今回はそんな屋根の中でも「金属屋根」を取り上げます。
「自分の家は金属屋根にしよう!」とお考えの方へ。
金属の屋根にもいろいろな種類がありますので、
ぜひこちらの記事も参考にして頂けると嬉しいです。
まずは、「立(たて)葺き」と「横葺き」について。
文字通り、金属板を縦に葺き並べるか、
横に葺き並べるかの違いです。
縦でも横でも関係ないのでは?
いえ、そんなことはありません!
ということで早速、
それぞれの特徴をまとめてみました!
立葺きは、
縦長い金属板の左右を重ねるように葺いていきます。
屋根の棟(屋根の最も高い部分)から軒にかけて、
屋根材の接合部分が見えているものです。
勾配の緩やかな屋根にも採用できます(勾配:5/100)。
嵌合(かんごう)式の場合は、金属板の締結部分を踏み込むことで
板同士がロックされ、必要な部材の数が少なく済みます。
その分、金額も安く、施工しやすい形状となります。
また、立葺きに似たもので「瓦棒葺き」と呼ばれるものもあります。
立葺きは、金属の板を折り曲げて噛み合わせていきますが、
瓦棒葺きは、防水シート(ルーフィング)を貼った屋根に
「垂木(心木)」と呼ばれる木材を取り付け、
その幅に合わせて金属の板を入れていくものです。
しかし、芯木が劣化し腐ることもありました。
そこで「心木なしの瓦棒葺き」も生まれました。
さらに、より安価なものということで
現在では「立葺き」が広く採用されています。
次に横葺きについてです。
横葺きは、
金属板を上下に重ねるように葺いていきます。
始まりは戦前にまで遡り、
意外にも歴史ある工法なのです。
横葺きの中には「段葺き」と「平葺き」があります。
「段葺き」は、棟のラインから平行に、
一段ずつ階段状の板金を重ねていく点が特徴。
もともと「段葺き」は「銅板による一文字葺き」(本堂や鐘つき堂の屋根に用いられる)
の応用版とされていました。
一方で、「平葺き」は「段葺き」のような段がなく、接合部が薄く仕上がります。
そのため、一枚の板のような
平たくシンプルな見た目が特徴です。
5.金属屋根の種類:ガルバリウム鋼鈑(塗料)、石付板金(塗料+小石)
次は、金属屋根のデザインについてです。
金属屋根といっても、その見た目はさまざま。
例えばガルバリウム鋼鈑であれば、表面に塗装が施されることにより
数十種類のカラーがありますね。
さらには、つやあり、つやなしのマットな風合いなど、
好みの色や質感を選べる楽しさがありますよ。
また、塗装に加え表面に石粒をまとった石付板金であれば、
見た目に金属とはちがった優しい印象が加わります。
さらに小さな石粒が雨音を遮り、
直射日光も防ぐという効果もあります。
どんな金属屋根にするか、見た目の点でもこだわってみると
屋根にもより愛着が湧くかもしれませんね。
ひとくちに金属屋根といっても
葺き方や意匠性で、見た目はガラッと変わります!
どんな屋根が自分の家にぴったりなのか
性能やデザインも含めて、
屋根工事店の方に相談してみるのも一つですね。
金属屋根に葺き替えをお悩み中の方は、
ぜひ「やねいろは」までご相談ください!
経験豊富な屋根工事店をご紹介します!
参考:株式会社日本屋根経済新聞社、「新版 屋根の知識」、2003年
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