突然ですが。
今日、道を歩いたり、車を運転したりしたときにみなさんの記憶に残ったものは何かありましたか?
例えば。すれ違った人や車。
たくさんの葉をまとった木々。
おしゃれな建物やお店。
「思い出せばいくつか出てくるけれど。そんなにはっきりとは覚えていないよ」という方が多いのではないでしょうか。
では、さらに質問です。
その時に、記憶に残った「屋根」はありましたか?
この質問に「はい」と答える方は、ごくわずか。もしくは、ほとんどいないかもしれません。
でも。もし、あなたが「家を建てたい」もしくは「家をリフォームしたい」と思っている場合はどうでしょう。
おそらく。色々な場所で「どんな屋根が良いかな」と自然と屋根に注目しているかもしれませんね。
今回は、そんな日のために。
屋根の中でも「瓦」にはどんな種類のものがあるのかをお伝えしていこうと思います。
みなさんの気になる瓦が見つかれば嬉しいです。
瓦の中でも。
昔からよく見られるのが
「和形」と呼ばれる瓦です。
瓦1枚1枚が波打ったような形をしているのが特徴です。
色は、青色や緑色などもありますが、銀色の瓦を目にする機会が多いかと思います。
そして、この和形の瓦。
その中でも種類はいくつかあり、今回は代表的な2つをご紹介。
それは「いぶし瓦」と「釉薬瓦」です。
「いぶし瓦」とは瓦の製造工程の最後に燻すことでいぶし銀の光沢を出した瓦。
また、「釉薬瓦」とは、瓦の表の面に釉薬をかけてつやを出した瓦です。
この釉薬が水を弾き防水機能を果たしてくれています。
次にご紹介するのが「平板」と呼ばれる瓦です。
「和形」の瓦が波打ったような形状をしているのに対して、「平板」の瓦は板のように平らの形状をしているため、こう呼ばれています。
(ものによっては、フラットタイプとも呼ばれます)
近年では、この平板タイプの瓦も目にする機会が増えました。
新築のお家や、どこかモダンでシックな建物には、この平板の瓦が用いられているイメージです。
1枚の瓦の中に生まれる山部分と谷部分。
この相反する丸みが生み出す曲線が美しい、S型の瓦。
洋風な瓦としても名高いものです。
アンティークな色合いや、瓦が醸し出す雰囲気にはどこか異国情緒が漂い
一度はこんな家に住んでみたいと思うそんな屋根をつくります。
そんなS型の瓦は、和形や平板と違って、どことなく「やさしさ」を感じるそんな瓦です。
次にご紹介するのが、M型の瓦。
山型の形をしていることからマウント型とも呼ばれています。
そんな山型の形状は洋風にも和風にもなり得る万能モノ。
だから、風合いさえ決めてしまえばどんな屋根も美しく彩ることができます。
このように屋根材の種類も多岐に渡りますので、ぜひリフォームの際には検討してみてくださいね。
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