突然ですが、家の中が暗いというお悩みをお持ちではありませんか?
都会など、住宅密集地では、せっかくお部屋に窓があっても人目が気になってカーテンを開けられなかったり、周囲の建物に陽射しが遮られたり、そんなお悩みを抱えているお家、意外と多いのではないでしょうか?
そんなあなたに、少し変わった瓦をご紹介したいと思います。
「ガラス瓦」ってご存知ですか?
その名の通り、材質がガラスの瓦です!
今回はガラス瓦についてご説明します。
ガラス瓦とは、窓からではなく屋根の上から部屋へ日光を取り入れるために考えられた瓦です。
太陽光線の透過率が高い耐熱ガラスで作られていて、通常の粘土瓦と同じ一枚の瓦の形をしています。
通常、ガラス瓦と下地(光を通す板)のセットで施工することにより、天井からの採光を実現します。
普通、屋根からの採光を考えたとき、最初に思いつくのは天窓だと思いますが、
ガラス瓦と天窓の違いについてご説明します。
◆メリット
・雨漏りしにくい。
天窓は屋根と天窓のつなぎ目部分に直接雨があたる造りです。施工後十年以上経つと、
どうしても屋根と天窓のつなぎ目の目地は劣化するので、その部分から雨漏りが発生してしまいます。
しかし、ガラス瓦は通常の瓦と同様の構造で雨の侵入を防ぐため、天窓のような特別なメンテナンスは不要です。
・瓦屋根の外観が変化しない
天窓を瓦屋根に設置すると、そこだけ突出部ができてしまいますが、ガラス瓦は瓦そのものの形のため、瓦屋根としての美観を損なわない仕上がりとなります。
・部屋の中が見える心配がない
周辺の高い建物から部屋の中が見えないかは気になるところですが、天窓と異なり、ガラス瓦は裏側の面に細かい凸凹があるので室内を視認することはできません。
・レイアウトの自由度が高い
天窓のように限られたラインナップの制約をうけず、粘土瓦部分との違いも目立たないので、下地ユニットとの組み合わせにより例えばL字型や、横や縦に細長く、といったお客様のお住まいにあわせたレイアウトが可能です。
・施工が容易
瓦の一部をガラス瓦に置き換える施工なので、一般的に、既存の瓦屋根に天窓を取り付ける工事と比べると施工が容易です。
・雨音が気にならない
ガラス瓦のガラスは一般的な天窓のガラスより厚いため、天窓ほど雨音が気になりません。
◆デメリット
・外の景色が見えない
ガラス瓦は裏面に細かい凸凹があるため、外から部屋の中が視認できないのと同様に家の中からも外は見えません。天窓ごしに星を眺めるというような楽しみ方はできません。
もちろん、ガラス瓦に限らず天窓でも同様ですが、空調の効きが悪くなる、暑い、眩しい、表面にごみや鳥のふんなどの汚れがつく等のデメリットはあります。温度や眩しさ対策としてはブラインドやロールカーテンを部屋側に取り付けることもできるようです。
今回はガラス瓦をご紹介しました。いかがでしたか?
興味を持たれた方、家の近くで屋根リフォームを相談できる屋根工事店さんをご存知なければ、是非やねいろはで検索してみてはいかがでしょうか? きっと信頼出来て腕の確かな屋根職人を見つけられますよ。
参照:
・https://asahiglassplaza.icata.net/iportal/cv.do?c=400220000&pg=1&v=AGC00001&d=AGCD001
GAMEDIOS|カタログ情報|AGC株式会社|<瓦屋光彩システム 瓦屋根専用天窓> ガラス瓦採光システム カタログ(検索日:2020/09/29)
・http://kazun.co/akaritorinihagarasugawaragaosusume.html
明かりとりにはガラス瓦がおすすめ!!(検索日:2020/09/29)
・http://machiyane-kagoshima.com/column/2019-01-26.html
ガラス瓦とは? メリットやデメリット、費用相場を知ろう!│街の屋根やさん鹿児島店(検索日:200/09/29)
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