天窓がある家って、憧れですよね。
天窓は家の中に、
自然の光を入れるためにつけるものです。
実際に天窓からの太陽光は素敵なので、
天窓の設置が流行った時期もありました。
ですが、天窓って実は、
雨漏りの原因になりやすい場所なのです。
なぜでしょう?
それは天窓が屋根と家の中を直接結び付けるものだからです。
ということで今回は、
天窓から雨水が落ちてきた場合の、
見積もり項目と価格についてご紹介します。
2.雨漏り・雨漏れの見積もり項目と価格:天窓から雨水が落ちてきた
通常、屋根と家の室内の間には、
防水シートと屋根下地(野地板)があり、
その下には、小屋裏という空間があります。
それだけ様々なものを使うことで、
屋根に落ちてきた雨水を家の室内に入れないようにしているのです。
ですが、天窓は太陽光を直接家の室内に届けるもの。
天窓と家の室内の間に何かさえぎるものがあれば、太陽光は当然届きません。
なので、天窓の性質上、
天窓からの雨漏りは多くなってしまうのです。
機能を取るか、室内のデザイン性を取るか。
難しいところですね。
さて、天窓からの雨漏りの場合、
見積もり項目は、「天窓の修繕」と「簡易足場設置」、それに「諸経費」という見積もりとなります。
その場合の金額は数万円~20万円が相場。
天窓の修繕方法は、様々です。
天窓の木の枠が外れかかっている場合。
この場合、木の枠をはめ直すだけなので、
数万円で済みます。
また、木の枠にブチルシートのような粘着力が、
非常に高いものを使うことで、
木の枠が外れかるのを二重で防ぐことができます。
一方で、天窓の周りの木の枠が腐って、
そこから雨水が漏れている場合は、
天窓の周りの木の枠が今後持たなくなるため、
木の枠ごと取り替える作業が必要になります。
その場合、天窓自体も変える必要があるときも。
「天窓の修繕」の代わりに「天窓の交換」になるため、
20~50万円ほどかかると思われます。
なお、足場は労働基準法で決められており、
違反した場合には罰則もあります。
そういった意味でも、足場は必要となるため、
その金額も入ってきます。
いかがでしたでしょうか?
天窓から雨水が落ちてきた場合の見積もり項目と
金額について、参考になったなら幸いです。
「やねいろは」ではこういった雨漏りの問い合わせも多く、
屋根工事店も対応しています。
雨漏り・雨漏れに困ったら、
「やねいろは」に相談してみて下さいね!
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