皆さん、最近雨が降り始めてジメジメしていますね。
まだ筆者の住んでいる地域は梅雨には入っていないようですが、もうすぐ梅雨入りしそうです。
今回は雨漏り対処の事例ファイルとして、入母屋屋根と言われる屋根形状からの雨漏りを紹介します。ところで皆さんは入母屋屋根という言葉をご存知でしょうか。
・・知らないですよね。
私もこの業界に入るまでは全く知りませんでした。
入母屋屋根とはこの写真のような屋根ですね。
最近ではあまり見かけなくなったのですが、少し都会から車を走らせると和風の家が見えてくることがあります。
そういった和風の家は入母屋である場合が多いです。
今回は雨漏り対処の事例ファイルとして、入母屋屋根からの雨漏りの対処事例を紹介します。
今回の場合、家の中が雨漏りしていたということで、屋根工事店に雨漏り調査の依頼がありました。
屋根工事店が確認したところ、入母屋屋根の写真の部分が問題だということが分かりました。
なぜこんな場所に草が生えてしまっているのか。
この問題を掘り下げることで雨漏りが止まることになります。
3.雨漏り・雨漏れの状態:入母屋屋根の隅棟部分にトンネルがちゃんとできているか確認
これは棟同士がぶつかる部分なのですが、本来はこの部分に小さなトンネル(空洞)が設置されています。
雨水が棟同士のぶつかる部分に来ても、トンネルがあることで、屋根をつたって雨水が屋根の下に排出されるようになっているのです。
ですが、この屋根の場合、棟のぶつかる部分のトンネルが小さかったこともあり、年数を経て砂が簡単に積もってしまいました。
その結果、砂がトンネルを埋めてしまい壁となったことで、水をせき止めてしまう。
本来、水が滞留しない部分に長時間雨水が滞留したことで、その部分から雨水が屋根に浸み込み、雨漏りを引き起こしていたという訳です。
そのために、雨漏り修理に伺った屋根工事店はトンネル周辺の屋根材を取り外し、トンネルを作り直しました。
その結果、雨漏りは止まったそうです。
いかがでしたでしょうか?
入母屋屋根の棟がぶつかる部分にそもそも空洞があったとは驚きですよね。
でもそういった工夫があり、雨漏りしない屋根ができているとも言えます。
「やねいろは」ではこういった雨漏りの対処を積極的に行っています。
雨漏り・雨漏れに困ったら、「やねいろは」に相談してみて下さいね!
・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。
・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。