みなさんの家の天井。
何かシミのようなものはありませんか?
「なんだかシミのようなものはあるけれどこれって雨漏りしているのかな…?」
こんな風に考えた方もいるのではないでしょうか。
しかし、このシミ。
雨漏りの場合もあれば、そうではない場合もあるのです!
では、雨漏りではない場合は何のシミなのでしょうか?
日本の多くの地域は温帯に属し、私たちは高温多湿な環境下で暮らしています。
「なんだかじめじめするなぁ」
こんな時、人間であればエアコンを付けたり、窓を空けて風を通し換気をしたりすることができますが建物はどうでしょうか。
実は、住宅にとって重要な問題なのが換気と通気。
十分な換気と通気ができていないと夏は熱気がこもり、冬には結露が発生しやすくなるのです。
ここで本題。
屋根からの雨漏りではありませんが、天井にシミができてしまう理由の一つには、小屋裏の換気ができておらず小屋裏に結露が溜まってしまうためということもあります。
では、この換気不足。
どうすれば解消できるのでしょうか。
今回は対策のひとつとして屋根の棟部分に「換気部材」を取り付ける、という方法について
お伝えします。
そもそも「換気部材」とは何なのでしょうか?
換気部材とは屋根の棟部分に迷路のように空気の通り道があらかじめ設けられた部材のことを指します。
ただ空気を通すために穴が空いているだけだと雨漏りの原因となってしまうので水の流れや空気の通りを考え抜かれた製品が現在では製造されています。
このような換気部材を用いることで小屋裏の換気と通気がスムーズになりそのほかの部材の劣化を防ぎ、建物の骨組みとなる部分を長持ちさせます。
天井裏にイタチやハクビシンなどが侵入しそこに排泄物を残していくことで、天井にシミができてしまうということもあります。
こういったことも、実際にご自身で原因を見つけ出すことは難しいこともあります。
結露と獣害。いかがでしたでしょうか。
雨漏りには、建物が水を通る以外にもいろいろな要因があることを分かって頂けたら幸いです。
どうしても気になるという方は、ぜひ屋根のプロに一度ご相談ください!
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