みなさんのお家。
住み始めて、どれくらいでしょうか?
5年?10年?それとも20年以上経過している方もいるでしょうか?
そして、住み始めてから屋根の点検をしたことがある方はいますでしょうか?
今回は長年住んでいる家だけど、一度も屋根点検をしたことがない方、
そして点検はしてもらったことがあるけれど、もう10年以上前という方、
そんなみなさんに「自分でできる雨漏り診断」についてご紹介します。
2.自分で雨漏り診断:10年以上点検・修理をしていない屋根
まずは、10年以上屋根のチェックはしていないという場合には、ぜひチェックすることをおすすめします。
人間で言えば、定期的な「健康診断」というイメージですね。
表には現れていないけれど、雨や風、雪や紫外線によって屋根は日々ダメージを受けています。
そんな過酷な環境下におかれている屋根を長持ちさせるためには、ダメージが大きくなり表面化しないうちに悪い部分を見つけてあげることが大切です。
私たちの健康診断でも、病気を早いうちに見つけてあげる方が心身や金銭的負担が少ないのと同じように、屋根も傷みが小さいうちに直してあげることで不安が小さくなるのです。
地震の際の揺れ、そして台風の際の暴風。
これらは屋根の見えている部分だけでなく、見えていない部分にも影響を与えています。
例えば暴風で屋根材が何度も繰り返し動かされていると、徐々に屋根材を固定している釘やビスが浮き上がってしまう可能性が高まります。
また、地震の揺れの場合は、屋根材自体が動いてしまう可能性もあります。
地震や台風などを経験したお家は、一度ずれがないかチェックすることをお勧めします。
4.自分で雨漏り診断:屋根に枯れ葉が落ちたり、鳥がやってきたりする屋根
屋根材と屋根材の間にホコリや枯れ葉が入り込んでしまうと、それらが水を吸い込み雨漏りを引き起こすことがあります。
また、雨樋に枯れ葉が溜まってしまうと雨樋の破損に繋がることもありますので、定期的な雨樋の掃除も大切です。
5.自分で雨漏り診断:屋根上にエアコン室外機などを設置しているもの
屋根の上に何かしらの設備を取り付けている場合、適切な施工がなされていないと、屋根材がずれたり破損したりすることがあります。
また、施工をした方が屋根のことをよく知らないという場合は、屋根の上を歩くだけでも屋根を傷めてしまうこともあります。
6.自分で雨漏り診断:屋根の塗装後、5年以上点検をしていないもの
屋根は塗り替えをしても新品に戻る訳ではありません。
そこで、塗り替えをしてからも定期的にチェックをすることが必要です。
また、素人の方が屋根塗装をしてしまうと、必要な施工ができず(例:カラーベストの縁切りなど)さらに雨漏りを引き起こしかねませんので、屋根の塗装はプロにおまかせすることをお勧めします。
以上がセルフチェックの項目となります。
いかがでしたでしょうか。
自分でセルフチェックして、それでも気になるという方は、ぜひ屋根のプロに一度ご相談ください!
参考:日本屋根経済新聞、わが家の屋根診断パンフレット
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