歴史ある瓦屋根風景。家業の瓦工事を基に新しい事業を発展させたい

株式会社第一建材店

長野県 長野・千曲

長野県瓦事業組合

株式会社第一建材店

長野県長野市信州新町の株式会社第一建材店は、創業60年を迎えた屋根工事店です。瓦屋根、金属屋根のリフォーム・修理をメインに手掛け、内外装リフォームや外壁塗装などは窓口となって対応しています。住宅全般の様々な不具合やお悩みを解決に導く、間口の広い会社です。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 自分からは、遠ざけていた家業。しかし就職先で歴史ある「瓦」に向き合うきっかけを得た

株式会社第一建材店(以下、第一建材店)は長野県長野市信州新町に拠点を構える屋根工事店です。瓦屋根・金属屋根のリフォームや修理がメインですが、約20年前からは内外装リフォームなどの建築工事まで業務の幅を広げ、サッシの断熱工事や補助金を活用した耐震改修工事にも対応できます。

「第一建材店は、祖父が始めたセメント瓦の製造・卸売・施工事業が始まりの会社です。昔、信州新町を流れる犀川ではセメント製品に適した質の良い砂が取れたそうです。その名残で、今でもこの地区には、コンクリート製品の会社や生コンの会社が残っています」と、会社の歴史を話す第一建材店常務取締役の清水努さん(以下、清水常務)。
さらに、同代表取締役で清水常務の母である清水慶子さん(以下、清水社長)にも同席を依頼したところ快諾いただき、第一建材店の柱であるこのお二人に、これまでのお話を伺いました。

「私は遠方の私立中学へ入ったのでその頃から寮生活だったんです。子どもの頃から母が働く姿を見てきましたが、思春期で一度家を離れているので家業は大人になるまで遠い存在でしたね」と、清水常務。再び母が切り盛りする家業へ意識が向いたのは、20歳を過ぎてからだと言います。

大学卒業後、一度は江戸時代創業の老舗メーカーへ勤めた清水常務ですが、日々、全国を駆け回っているうちに瓦という伝統ある屋根材に興味が湧いてきたとのこと。
こうして、清水常務はサラリーマン生活を経て第一建材店へ入社しました。入社後は毎日現場へ出て、ベテラン職人たちに囲まれながら屋根リフォーム・屋根修理の施工に従事していきました。

しかし、ある日清水常務は職人たちから意外なことを言われます。
「職人の仕事を全うするのも大切だけど、私がまわりに気配りしながら話す様子を見て、お客さまと職人の橋渡しが向いているのでは、と話してくれたんです。『昔は、目の前の屋根を直すことだけを考えれば良かったが、今は説明することも大事』と言われたんですね。お客さまの要望や疑問を聞き取り、それを会社や現場へ的確に伝える担当者が必要な時代です。お客さまの窓口は社長だけでしたが、その頃を境に私も施工に関するヒアリングの役割を担うようになりました」

そのような経緯で、清水常務は施工に従事しつつも、お客さまとの接客担当としてお客さまと話をするようになり、現在に至ります。瓦以外の知識も習得した今、お客さまからの信頼も厚く、清水常務あてに直接指名のお問い合わせが来るほどです。

今後は、お客さまの「第一建材店といえば瓦屋根」のイメージを払拭し、幅広い屋根材の屋根リフォーム・屋根修理に貢献できる技術もあるとアピールしていきたいとのこと。
「創業60年、もちろん瓦はエキスパートです。また弊社の職人たちは、瓦屋根以外の住宅全般のリフォーム・修理の技術にも優れています。この強みを基に日々仕事に邁進していきたいですね」

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WORK 瓦を礎に、積み上げてきた技術と知識。屋根はもちろん、住宅全般のお悩みを解決へ導く

長野県長野市信州新町の株式会社第一建材店は、瓦屋根、金属屋根のリフォーム・修理をメインに、その他内外装リフォーム、太陽光発電パネル設置などを手掛ける住宅工事店です。

第一建材店の強みは、屋根修理の技術を柱に持つ住宅工事店であること。屋根の不具合だけではなく、住宅全般のお悩み解決の手伝いができるのが最大の武器です。
「屋根工事店と掲げているので、お客さまからいただく問い合わせのきっかけは屋根リフォームや屋根修理なんです。でも経年劣化は屋根だけが傷むものではありません。外壁塗装が剥げていたり、部屋のクロスや水まわりの傷みも当然出てきます。お話をしているうちに、屋根以外にも必要な工事があれば提案できることは第一建材店の強みです」と清水社長。
住宅工事に関する実績を活かし、お客さまのお悩みに対してコミュニケーションが取れるのも信頼関係構築に繋がっているようです。

仕事をする上で大切にしているのは、お客さまが笑顔になる仕事をすること。どんな時もお客さまの立場になって、その時に一番必要な工事を届けたいと清水社長は言います。
「先日、玄関サッシを取り替えたいという問い合わせがあってお客さまのお宅に伺ったんです。けれど、室内にお邪魔してお話を伺っていたところ、ガス台が壊れていて使用できない状態でした。この状態でしたら、玄関サッシは後回しにして、まず危険をともなうガス台の交換を優先した方がいいですね、サッシは次の機会にしましょうと伝えます」
このように、第一建材店では当初の予定とは違う工事プランになる事態もしばしば。事業の間口が広いので、今、どこにお金をかけるべきか優先順位を見極めて的確な提案ができるのです。

また、清水常務がお客さまの対応で留意しているのは、ファーストコンタクトでの電話対応。ホームページ経由の問い合わせには様々なお客さまからの電話があります。非通知で電話をしてくる方もいて、対応には気を使うそうです。
「家の経年を考慮すると当然なんですが、屋根を修理したいという方は断然私より年配の方が多いです。『住宅工事店』となると警戒されるのか、最初は緊張される人も少なくないですね。でも、実際にお会いしたら大変良くしてくださる方が多い。私も自分の思い込みで対応せず、相手の警戒心を解くように話を聞いています」

屋根の工事については、昨今の気候の変化により、これまでの雨漏り箇所とは違う場所から水漏れを起こす事例が増えているそうです。ゲリラ豪雨の大量の雨水が雨樋の機能を失わせたり、また、速度の遅い台風で横殴りの雨が長時間に渡り続いたため、屋根の側面から水の侵入があったりと、プロの予測を上回る修理内容になるのです。
「雨漏りは連絡があればすぐに駆け付けて屋根の点検をします。ただ、昔に比べて予想外の場所から水が浸入しているケースが多く、原因解明が難しくなっている気がします」

また、第一建材店では火災保険手続きの書類作成もお手伝いしています。保険金で住宅の修理をするには、住宅工事店の見積書が不可欠です。清水社長は保険会社と会話するためにも、必ず現地へ訪れて自分の目で屋根の損壊具合を確かめます。
「以前、保険会社さんから『瓦が3、4枚割れているようなので屋根を見てみてください』と連絡があり現地へ調査に行ったところ、破損が3、4枚どころの話ではなかったんです。そうなると、そこにお住まいのお客さまに向けて、被害状況を鑑みて当初の瓦の分の修理代だけではない報告書と見積書を作ることになります。そうなると保険会社さんの想定よりも高い金額の見積書になりまして、必ず私たちに確認の電話が入るんですが、そのときにもきちんと理由の説明をするのも住宅工事店の大切な仕事だと思います」

長野県長野市周辺の気候の特徴は、やはり降雪。屋根に雪止め金具の設置は欠かせません。ただ、屋根に留まった雪が溶けて凍るのを繰り返した後、さらに積雪があると、屋根の上には常に氷の層ができてしまいます。水はけが悪くなり、それが原因で「すが漏り」という屋根材の下地に長時間かけて水がしみ込む現象を起こしてしまうのです。また、最近は従来の雪止め金具とは形状の異なる網(ネット)状の商品もあり、雪深い長野県ではそちらを使う施工も多いそうです。

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MESSAGE 社名に込めた「第一」への想い。地域の皆様に愛される技術・信頼共に厚い会社を目指す

第一建材店のアフターフォローは、年に一度の定期訪問。清水常務の祖父の代から続いている第一建材店には、世代を超えてリピートくださるお客さまが大勢いるそうです。
「地域密着で、縁のあったお客さまとは長くお付き合いできたらと思っています。定期訪問は屋根の様子を見ると同時にお客さまの顔を見に行くためでもあるんです。完工後に何か不具合があったら遠慮なく連絡ください。いつでも対応いたします」

最後に「やねいろは」をご覧になっている、屋根の劣化でお困りのお客さま、そして屋根リフォームや屋根修理を検討しているお客さまへメッセージです。
「第一建材店はお客さまの気持ちを一番に考えて施工します。工法、価格、工期、その全てでお客さまに満足してもらいたい。お客さまと直接やりとりができる仕事は本当に楽しいです。打ち合わせで聞き取りをしっかり行って、住まいの悩みをお聞きするのも本当にうれしい。部屋の中の小さな不具合から、節目で行う大々的なリフォームまで、気軽にお問い合わせくださいね」

「地域一番店を目指す」
第一建材店の「第一」には、そんな想いがこめられているそうです。裸一貫で創業した祖父、その後事業を引き継いだ母、そして「長野の伝統産業を守り、継承したい」と外から戻った息子。事業のバトンは脈々と清水家で受け継がれ、この地域の住宅と人を守る体制が確立されつつあるようです。そう実感した取材でした。


(2020年3月取材)

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工事種別: 太陽光工事(新築)

価  格: 275~300万円

施工面積: 25~50m²

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屋根工事店プロフィール屋根工事店プロフィール(株式会社第一建材店)

一番の強み 屋根の不具合だけではなく、住宅全般のお悩みに対応でき、お客様第一目線で適格な提案をするところ
会社名 株式会社第一建材店
対応工事
  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 防水
  • その他
  • 外壁塗装
  • 屋根塗装
従業員数 社員:3名
建設業許可 屋根工事業、建築工事業、大工工事業、とび・土木工事業、タイル・レンガ・ブロック工事業、解体工事業(長野県知事許可(般―2)第4133号)
保有資格者 二級かわらぶき技能士:1名
一級建築施工管理技士:1名
二級建築施工管理技士:1名
外壁診断士:1名
瓦屋根診断士:1名
瓦屋根工事技士:2名
高所作業車運転者:1名
足場の組立て等作業主任者:2名
木造建築物の組立て等作業主任者:1名
玉掛作業者:1名
福祉住環境コーディネーター二級:1名
宅地建物取引士:1名
特徴 リフォーム業
瓦屋根工事業
金属屋根工事業
その他屋根工事業
樋工事業
太陽光工事業
対応地域

長野県

アフターフォロー体制 AIG損害保険株式会社の第三者賠償責任保険に加入済です。
工事後、年末にカレンダーをお渡しに訪問させていただいています。
代表者 清水 慶子
代表者経歴
(名称は当時のもの)
(清水努常務取締役の経歴)
株式会社第一建材店 常務取締役
長野県瓦事業組合 所属
信州新町商工会 所属
長野青年会議所 所属
2004年3月:佐久長聖中学校 卒業
2007年3月:佐久長聖高等学校 卒業
2007年4月:株式会社第一建材店 入社 取締役(非常勤)就任
2011年3月:信州大学 卒業
2013年3月:千葉大学大学院修士課程 修了
2016年4月:株式会社第一建材店 取締役(常勤)就任
2019年4月:株式会社第一建材店 常務取締役就任
所在地 〒381-2406
長野県 長野市 信州新町里穂刈 34-3 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 9:00~19:00
定休日 日曜日、祝日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)