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120年以上の信頼と若き力を活かし、最適な屋根・雨樋修理ができる工事店

株式会社飯田瓦店

千葉県

千葉県瓦工事業組合

株式会社飯田瓦店

株式会社飯田瓦店

千葉県印西市大森の株式会社飯田瓦店は、瓦屋根工事をメインに、金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)やスレート屋根など、幅広い屋根リフォームを請け負っています。一般住宅から社寺仏閣まで手掛ける、1900年創業の長い歴史と実績を持つ工事店です。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 親方や兄弟子、そして同期。周囲の人に恵まれて、厳しい修業を乗り越えた

株式会社飯田瓦店

千葉県印西市大森に拠点を構える株式会社飯田瓦店(以下、飯田瓦店)は、瓦屋根工事を中心に、金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)の工事、雨樋(あまどい)修理などを行う工事店です。創業は1900年。現在五代目を務める代表取締役の飯田陽向さん(以下、飯田さん)に仕事への想いを伺いました。

「自分の家が瓦の仕事をしているというのは昔からなんとなくわかっていましたが、まさか自分が継ぐとは思っていませんでした。小さい頃は現場に連れて行かれていたみたいだけど、全然覚えていないんですよね。始めることになったきっかけは、大学受験に失敗した後に、たまたま愛知の瓦工事店に修業に行く話をもらったから。当時は知らなかったんだけど、その親方は天皇陛下から褒章をもらっているようなすごい人で。そこでの修業の日々が職人としての土台になりました」

高校を卒業して社会に出たばかりだった当時の飯田さんにとって、朝早くから夜遅くまでの厳しい修業は大変なものでしたが、それでも続けられた理由が2つあったそう。1つ目はたくさんの人たちとの繫がり。多くの兄弟子がいたため縦の繋がりができ、職業訓練校にも通ったため同期という横の繫がりもできたこと。2つ目に、修業した工事店が社寺仏閣の施工を行う工事店だったため貴重な体験ができ、仕事をおもしろいと思えたことでした。

「親方がそういうすごい人だから、今も年に1回、集まって勉強会をしているんです。そこで思い出話をしたり情報の共有をしたり、当時の仲間とは今でも付き合いがありますよ。技術的な意味でも繋がりを持つという意味でも、その親方のところに修業に行って本当に良かったと思っています」

先代から代替わりしたのが2022年。飯田さんは代表就任と同時に、飯田瓦店を法人化しました。代替わりしてから飯田さんは、お客さまの要望に幅広く応えられるよう、瓦だけでなく板金やスレートの屋根にも対応できる体制を整えました。一方で、先代の頃から変わらないこともあると言います。それは、先代の頃から付き合いのあるお客さまを大事にすること。長く飯田瓦店を信頼してくれているお客さまを裏切らないよう、誠実な仕事を心掛けていると話してくれました。お客さまにとって何が一番良い工事なのかを考え、それをわかりやすく、お客さまが納得いくまで説明するようにしているそうです。

「地元で長くやっているので、昔からの住民の方には飯田瓦店の認知度は高いと思います。でもこのあたりはニュータウンがあるから、新しく入ってきた人も多いんですよ。そういう層にもまずはうちのことを知ってもらうのが当面の目標ですね。代表になって以降、お祭りや消防団など地域の行事に積極的に顔を出すように意識しています。より一層地盤を強化して、『印西市で瓦屋といえば』と思われるような会社にしていきたいですね」

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WORK 一つとして同じ屋根はない。それぞれに合わせてベストな方法を考える

株式会社飯田瓦店

千葉県印西市大森の飯田瓦店は、瓦屋根工事を中心に、雨樋修理や雨漏り修理を含めた屋根リフォーム全般を手掛ける工事店です。屋根以外でも、家の外装関係なら何でもご相談いただけます。

「屋根修理で多いのは、瓦1枚交換とか棟だけ直すなどの部分的な補修ですね。もちろん葺き替えなど大規模修理も可能です。瓦は焼きものだから、実は20年くらいじゃそんなに悪くならないんですよ。だから部分補修以外はルーフィング(※1)の傷みが多いかな。現地調査で屋根に上がった時に、一部瓦をめくって下地を確認しています」

瓦から金属屋根への葺き替え工事でも、既存のルーフィングは必ずチェックするそう。「下地の部分補修はあまりお勧めしません。屋根は面であって点じゃないので、1点を直したとしても、別の部分も同じように傷んでいる可能性があるんです」と話してくれました。雨漏りを防ぐためにも下地がしっかりしていることが大事。何が優先されるかは現場の状況によって異なりますが、基本的に葺き替えや雨漏り修理では、下地から施工し直すのが望ましいとのことでした。

「雨漏り修理の時は、まずは目視で屋根の上、それと下からも点検していきます。下から見る時のポイントは雨樋の高さや屋根の納まりですね。古い家で屋根が入り組んでいる造りだと、うまく納まっていないケースがあるんです。ある程度の経験則と、あとは水の流れを見ていって、雨樋の位置がおかしくないかを確認します。雨漏りは外壁からの場合もあるので、その時は外壁工事ができる協力業者を呼んで、一緒に施工にあたります。同業にも他業種にも知り合いが多いので、繋がりを活かして仕事をしていますね」

飯田瓦店は、社寺仏閣の屋根工事にも対応可能です。一般住宅との違いについて尋ねると、「そもそも構造から違うんですよ」と飯田さん。当然屋根の形状も異なるので、それに合わせてやらなければいけないことも、材料や道具も、あらゆることが違うと教えてくれました。

「一般住宅でもそうなんですが、建物も人間と同じでまったく同じものってないんですよ。同じ病気になったとしても、人によって症状が違ったりしますよね。それと同じで、屋根もそれぞれ別の理由があって問題が起こっている。社寺仏閣ももちろん同じで、しかもより専門性が高いので、経験がなければ対応は難しいですね。私は修業先でも学んでいましたし、うちは実際の工事実績もあるので、お困りごとがあればぜひご相談いただければと思います」

千葉県印西市の屋根工事について尋ねました。印西市は施工に影響するような特別な地形や気候ではなく、基本的には一般的な施工方法で問題ないそう。ニュータウンと呼ばれる新興住宅地があるため、場所によって人の多さや街の賑わいが違うという特徴があります。飯田瓦店は歴史の長い工事店なので、地域の古い家は飯田瓦店のやり方で施工されていることが多く、飯田さんにとって「構造がわかっているからリフォームしやすい」とのお話でした。

※1 ルーフィング・・・屋根材の下に敷く、防水シート

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MESSAGE お客さまの一番の相談相手になり、施工後もずっと安心して暮らせるようサポートしたい

株式会社飯田瓦店

飯田瓦店は、先代の頃は下請けの仕事の割合が多かったそうですが、飯田さんに代替わりしてから元請け、つまりお客さまから直接いただく仕事が増えました。その変化は自然と起きたものではなく、飯田さんの考えに基づいて、意図して変えていった方向性だったようです。

「下請けだけだと、なかなかしっかりした提案は難しい部分もあります。家の状態に合わせてベストな方法を見つけたとしても、お客さまと直接話せなければそれを詳細に伝えるのは難しい。でも元請けであれば、口頭での説明も図面や写真など資料を使った説明も、対面でできるので説得力が違います。お客さまにとって何が本当に良い工事なのか、結局はそれが一番大事なことですから、そういう仕事を実現するため、増やすために、シフトチェンジしていった感じですね」

瓦工事は専門職であり、知識をつけるために日々勉強が必要だと飯田さんは言います。飯田さん自身が定期的に勉強会に参加し、その内容は必ず自社の職人にも伝えているのだとか。実際に現場に出る職人たちが、飯田さんの考えや技術をしっかり共有した上で施工にあたることができているのは、飯田瓦店の強みの1つと言えます。「職人自身がお客さまと接する機会もあるので、豊富な知識はもちろん、それをお客さまにどう伝えるかというコミュニケーションの部分まで徹底しています」と自信を覗かせていました。

最後に「やねいろは」をご覧になっている瓦屋根や金属屋根の劣化でお困りのお客さま、そして雨樋修理などの屋根リフォーム・屋根修理を検討しているお客さまへメッセージです。

「うちが心掛けているのは、お客さまにとって何が一番良い工事なのか、お客さまがわかるようにしっかり伝える、丁寧な説明です。それから『施工して終わり』ではなく、完工後もタイミングがあればご連絡したり家の様子を見に伺ったりと、アフターフォローも行っています。施工後もずっとお客さまが安心して暮らしていくために、屋根工事に関して一番の相談相手になりたいと思っています。お問い合せ、お待ちしています」

取材中、何度も「うちを信頼してくれたお客さまを大事にしたい」と話していた飯田さん。アフターフォローをしながらお客さまと長いお付き合いをする中で、時には災害時など有事の際もお客さまのお役に立つことを考えて行動してきたと話していました。これからも地域の頼れる屋根工事店として、活躍を続けてくれる会社だと感じました。

(2023年10月取材)

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取材後記

株式会社飯田瓦店

今の時代に合わせた人材育成を

飯田瓦店に在籍している職人は、先代が一から育てたベテラン職人と、飯田さんが一から育てた若手職人の2人です。飯田さんは若い頃、修業先で親方が多くの弟子に教える様子を見ていたため、未経験者への教え方は心得ているとのこと。とはいえ、育成現場の雰囲気は当時とは変わったところもあるそうで、「完全に同じやり方じゃ、今の子たちには合わない。あんなに厳しくされて大変な思いをするのは、私たち世代まででいいと思いますよ」と当時を振り返っていました。飯田さんの柔軟な考え方が伝わってくるお話でした。

20年後も地域で頼られる存在に

時代と共に瓦屋根工事の需要が減ってきているという話は耳にしますが、その点を飯田さんに伺うと、それほど急激な変化は感じていないという答えでした。周辺はニュータウンということもあり、今は瓦屋根の修理が必要な家は多くないそうですが、10~20年後に「印西市には飯田瓦店があるから大丈夫」と住民の方に思ってもらえるような工事店でありたいとのこと。120年以上も続いてきた会社だからこその説得力ですね!

工事店日記 工事店日記(株式会社飯田瓦店)

2025.06.28 イベント 台風前に屋根点検!

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工事店プロフィール 工事店プロフィール(株式会社飯田瓦店)

一番の強み 120年以上の長い歴史をもつ老舗工事店の施工力があり職人としての向上心をもち続けているところ
会社名 株式会社飯田瓦店
対応工事
屋根
瓦屋根
金属屋根
その他
雨樋
太陽光
塗装
屋根塗装
外壁塗装
屋上防水
雨漏り
従業員数 社員:5名
建設業許可 屋根工事業(千葉県知事許可(般―4)第56133号)
保有資格者 一級かわらぶき技能士:3名
瓦屋根診断技士:2名
瓦屋根工事技士:2名
巻上げ機運転者:1名
研削砥石の取替え等の業務に係る特別教育:1名
職長安全衛生責任者:3名
足場の組立て等作業主任者:1名
玉掛作業者:1名
特徴 リフォーム業
瓦屋根工事業
金属屋根工事業
その他屋根工事業
雨樋工事業
対応エリア

関東地方

アフターフォロー体制 施工内容に応じて保証書を発行します。
近くを通ったさいに顔を出させていただくこともあります。
やねいろはケア 未対応
代表者 飯田 陽向
代表者経歴 株式会社飯田瓦店 代表取締役
印西市商工会 所属
2014年3月:芝浦工業大学柏高等学校 卒業
2015年4月:株式会社磯貝屋根工事 入社
2018年3月:株式会社磯貝屋根工事 退社
2018年4月:飯田瓦店 入社
2022年8月:株式会社飯田瓦店 設立 代表取締役 就任
所在地 〒270-1327
千葉県印西市大森3410 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 8:00~18:00
定休日 日曜日、祝日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)