刷毛や吹き付け、道具を使い分けて細部まで丁寧に行う屋根塗装
永汐塗装
熊本県上益城郡益城町の永汐塗装は、屋根塗装や外壁塗装を中心に外装塗装全般を手掛ける塗装工事店です。その他の防水工事や、塗装に伴う屋根修理等は協力工事店と共に対応可能。「当たり前の仕事を当たり前に」を信条に行う丁寧な仕事に定評があります。
工事店の想い
PERSON
他の仕事をして実感した塗装業の面白さ。建物を一新させる仕事に、最高のやりがいを感じる
永汐塗装は熊本県上益城郡益城町に拠点を構える塗装工事店です。屋根と外壁の住宅塗装を中心に、内外装塗装全般を施工します。創業は2019年。代表の永汐仁さん(以下、永汐さん)が塗装工事店から独立して始めた工事店です。これまでの歩みや仕事への想いについてお話を伺いました。
「親父が塗装店をやっていて、幼い頃から塗装の仕事がどういうものかはわかっていました。この仕事を選んだのは親の影響が強いですね。子どもの頃は、 野球でキャプテンをやったりして、わりと積極的な方だったと思います。中学では友達と遊んでばかりだったかな。中学卒業と同時に親父の知り合いの会社で働くことになったんですが、社会経験なんて全くないし、仕事が雑用ばかりで楽しみがなかなか見つけられなくて。上司の手元をよく見て、仕事を覚えるのに必死でした」
その後、「別の仕事がしてみたい」と思い立ち、一度は塗装業から離れて外構工事の会社で働きました。しかし、その仕事で塗装のやりがいや達成感を再確認し、再び塗装店で働き始めたのです。そして18歳の頃には早くも「いつか自分で塗装店を持ちたい」と考えるように。永汐さんは家庭を持ったのが早かったこともあり、まずは家族のためにお金を稼ぎたいと思ったのが独立への大きな理由だったそうです。
「外構工事もそれなりに面白かったですが、塗装の仕事の『建物が見違えて一新する感じ』の方にやりがいを強く感じたんです。やっぱり、塗装の仕事が好きなんだなとわかって塗装業に戻りました。独立前の会社では色々と経験を積ませてもらったんですよ。そうすると今度は自分で仕事を取ってきて別のことを覚えていきたいという気持ちがわいてきて、21歳の時に独立をしたんです。ただ、若かったので開業してすぐは元請けさんから直接仕事をもらうのがやっぱり難しかった。1年くらいは地道に応援仕事で知り合いの現場を回って、顔を知ってもらう努力をしましたね」
仕事が軌道に乗ってきたと感じたのは2年を過ぎた頃。辛抱強く応援仕事をこなしていたところ、リフォーム業を営んでいる親戚が塗装の仕事を受けて永汐さんへ繋いでくれるようになったそうです。さらに応援仕事をしていた会社からも直接仕事を依頼される機会が増え、コツコツと積み上げてきた永汐さんの信用が一気に実を結んだのがこの頃でした。
現在は下請けの仕事を中心に、多忙な毎日を送っています。今後は受注元のお客さまと直接やり取りができる元請け仕事の割合を増やし、地元での知名度を高めていきたいと意欲的です。
「熊本で塗装と言えば永汐塗装と言ってもらえるような知名度を目指します。少しずつ対応地域を広げて、全国展開できる塗装店になれたらいいですね。スタッフを増やして会社の規模を大きくしていきます!」
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WORK
状態を見極めて屋根を強くする塗料を選定。丈夫な塗面は丁寧な下塗りがポイント
熊本県上益城郡益城町の永汐塗装は、屋根塗装や外壁塗装を中心に外装全般を手掛ける塗装工事店です。ベランダの防水工事であるトップコート塗布にも対応可能。その他、塗装に付随する屋根工事や雨樋(あまどい)工事等は協力工事店と共に施工します。
永汐さんがお客さまに対して心掛けているのは、「明るくハキハキした受け答え」。また、施工の説明をわかりやすくするためにカタログや施工マニュアルを用いて、より理解が深まるよう努めています。
「屋根の構造なんかはわかりにくいので、丁寧に説明するための資料は欠かせません。どんな施工が必要なのかをしっかり説明して、見積りは予算等のご要望に合わせて3パターンくらい出しています。要望はしっかり反映させるので、こうしたいと思う施工があったら何でも相談してくださいね」
永汐塗装では、様々な屋根材の塗り替えに対応しています。先日は築40年ほどの住宅の屋根を塗装しました。増築により既存の屋根と新しい屋根の色に違いができてしまい、色を合わせるための塗装工事だったそうです。
「数年前に増築をしたらしく、母屋と増築部分の色が違うのが気になるとのことで塗装工事をご希望でした。セメント瓦に苔と汚れが溜まっていたのでまずはピカピカに洗浄して、専用の下地を2回塗り、耐久年数が長い塗料で中塗りと上塗りをして仕上げですね。瓦が割れているのもあったので、交換もしました。この案件は吹付塗装で行ったんですが、屋根の先端は細かくて吹付けができないんですよ。その部分は刷毛とローラーを駆使して丁寧に塗りました。あと、この現場ではないですが、雨漏り修理が必要な場合は屋根をはがしてルーフイング(※1)を張り替える作業もします。塗り替えは塗る前のメンテナンス作業が大切なんです。雨漏り修理をしっかり終えてから、いつも通りの下塗り・中塗り・上塗りの作業を行いました」
熊本県上益城郡益城町の屋根塗装工事の特性について尋ねました。熊本県は年に数回台風の通り道になりますが、比較的穏やかな気候のため施工マニュアル通りの作業が基本です。また、塗装工事は水分や湿気が大敵なので雨天時には施工を中止しているとのことです。
「熊本は比較的塗装工事がしやすい地域だと思います。注意しているといえば住宅密集地ですね。住宅同士が近い地域では施工の際にメッシュシートやブルーシートを使って隣近所への塗料の飛散を防いでいます」
※1 ルーフィング・・・屋根材の下に敷く、防水シート
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MESSAGE
繋がりを第一に。笑顔と真心で対応し、お客さまとの信頼関係を築いていきたい
永汐塗装のアフターフォローは、「何かあったらいつでも駆け付けます」と臨機応変。完工後、万が一の不具合には迅速に点検に伺っています。今後は、定期点検にもまわれるよう体制を整えていくとのことでした。
最後に「やねいろは」をご覧になっている、雨漏りや屋根塗装の劣化でお困りのお客さま、そして屋根リフォームや屋根修理を検討しているお客さまへメッセージです。
「笑顔で仕事をすること、そしてお客さまとの繋がりを大切にしている会社です。当たり前のことをきちんとする、そして丈夫な屋根に仕上げますので、疑問や不安があれば何でも聞いてくださいね。屋根塗装以外の住宅工事も相談してくださったら信頼の置ける工事店へ繋ぐので、お任せください。見積りだけでも結構なので、お問い合わせお待ちしております」
「親父のすごいところは顔が広いところです」と言って笑っていた永汐さん。塗装職人だったお父さんはどこへ行っても知り合いから仕事が舞い込む人で、独立した永汐さんはそれを尊敬しながら応援仕事に走り回ったそうです。しかし、周囲の人は真面目に仕事をする永汐さんをしっかり見ていました。わずか2年ほどで受注を安定させた永汐さんのバイタリティを頼もしく思った取材でした。
(2023年5月取材)
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工事店プロフィール(永汐塗装)
| 一番の強み |
お客さまとの繋がりを大切にし、ハキハキとした受け答え・丁寧な説明を心掛け、「当たり前の仕事を当たり前に」を信条に施工をおこなっているところ |
| 会社名 |
永汐塗装 |
| 対応工事 |
|
| 従業員数 |
社員:5名 |
| 保有資格者 |
有機溶剤作業主任者:1名
高所作業車運転者:1名
職長安全衛生責任者:2名 |
| 特徴 |
リフォーム業
屋根塗装工事業
外壁塗装工事業
屋上防水工事業
|
| 対応エリア |
九州地方
|
| アフターフォロー体制 |
損保ジャパンの第三者賠償責任保険に加入済です。
何か不具合がございましたら、迅速に対応致します。 |
| やねいろはケア |
未対応 |
| 代表者 |
永汐 仁 |
| 代表者経歴 |
永汐塗装 代表
益城商工会 所属
2014年3月:熊本市立西原中学校 卒業
2014年7月:A塗装 入社
2016年7月:A塗装 退社
2017年7月:B建装 入社
2019年1月:B建装 退社
2019年2月:永汐塗装 創業 代表 就任 |
| 所在地 |
〒861-2211
熊本県上益城郡益城町福原530-7
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|
| 営業時間 |
毎週月~土曜日、祝日 8:30~18:00 |
| 定休日 |
日曜日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み) |
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