営業部門と施工部門。社内での厚い信頼関係でお客さまご納得の屋根塗装を
ホームライフ株式会社
神奈川県横浜市戸塚区矢部町のホームライフ株式会社は、屋根塗装や外壁塗装をメインに施工する住宅工事店です。営業部と施工部が分かれて且つ緊密連携しているのが最大の強みであり、営業マンと職人、各部門のプロフェッショナルがタッグを組み、お客さまの要望にそった最適な施工プランを考えます。
工事店の想い
PERSON
お客さまとの懸け橋になる営業と高い技術を持つ職人。盤石な体制が高品質な仕事に繋がる
ホームライフ株式会社(以下、ホームライフ)は、神奈川県横浜市戸塚区矢部町に拠点を構える住宅工事店です。屋根塗装や外装塗装などの住宅塗装全般とベランダ防水に加え、屋根からの雨漏りにも対応し、協力工事店とのタッグで屋根の葺き替えやカバー工法、屋上防水にも対応しています。仕事への想いやこれまでの経緯について、ホームライフ専務取締役の新屋豪さん(以下、新屋さん)にお話を伺いました。
「私がこの業界に入ったきっかけは、ホームライフの今の社長と知り合いだったからです。営業職に興味があったんですが、実は当時、塗装工事については何も知らない状態でした。塗装工事の必要性もわからなくって、ざっくりと『リフォームの営業なのかな』と勘違いをしていたくらいです。仕事をしながら勉強して、塗装の知識を身に付けたんですが、入社半年経ったくらいで商談から契約、管理までやるようになりました。社長と知り合いだったおかげで、塗装に関して素人だった私にもこの仕事にチャレンジできたんだと思います」
新屋さんは、ここ神奈川県で生まれ育ちました。幼い頃から活発で、小学校2年生から野球を始め、ピッチャーとして活躍していたそうです。ホームライフ現代表取締役とは学生の頃からの付き合いで、放課後に集まり何時間でも語り合う仲だったといいます。
営業職として、新屋さんはお客さまとの契約前の雑談も大切にしているそう。お客さまがふとこぼした要望等、聞いたことはできるだけメモに残し、工期中も気にかけながら仕事に臨んでいます。
「例えば、『屋根洗浄するなら向こうの駐車場もしてほしい』とかですね。そういったことを念頭に置いて作業を進めていきます。現場に関わる職長や職人とお客さまについて情報共有し、作業に漏れがないよう努めています。現場ごとにグループチャットをつくり、そこに必要な情報をストックして個々でいつでも確認できるようにしているんです」
そして、ホームライフの作業現場を統括しているのが、外装事業部課長の村橋幸重さん(以下、村橋さん)。大きな現場になると、社内スタッフだけではなく大勢の職人や外注工事店が出入りします。そんな中で工事の品質を保つには、現場監督としてのチェックが欠かせません。村橋さんは、ホームライフへ入社する前にも住宅工事現場の現場管理を経験しているため、この道に長く携わっているベテラン。新屋さん他、営業スタッフは、腕の立つ現場監督がいるからこそ、安心して工事の依頼を引き受けることができるのです。
「ホームライフに入社する前も住宅リフォームの仕事に就いていました。ホームライフは塗装工事が専門ですが、屋根や外壁のカバー工法も施工します。その際、協力工事店に応援を依頼しますが、あくまで施工に関する責任者はホームライフです。責任を持って監督業務をしっかり行い、安全かつ丁寧な仕事ができるよう管理します」
今後は、新屋さんが統括している営業部門のスタッフを増員し、工事依頼を増やしていけたらと考えています。しかし、求人募集への反応は厳しく、採用や育成等について会社としてどう取り組んでいくかも課題になっているそうです。
「私としては、人と関わる仕事が好きで続けてきたので、ホームライフでお客さまが笑顔になるような希望ある塗装工事や住宅リフォーム工事をしていきたいと考えています。今後は仕事の幅を広げるためにも営業スタッフを増やしていく予定です。課題はありますが、近い将来として多店舗展開をはかっていきたいと考えています」
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WORK
お客さまとの信頼関係は、ファーストコンタクトの誠実かつ丁寧な対応で築いていく
神奈川県横浜市戸塚区矢部町のホームライフは、屋根・外壁の住宅塗装全般、ベランダ防水、屋根葺き替えやカバー工法など、多岐にわたる屋根工事に対応している住宅工事店です。十分な塗装知識を持った営業スタッフ、住宅全般の工事に関した知識と技術を持つ職人が、親身そして丁寧にお客さまの要望を聞き取り、安全で丈夫な屋根リフォーム・屋根工事を提案します。
ホームライフがお客さま対応で重視しているのは、ファーストコンタクト。見積り依頼に伴う現地調査は、初見の見極めがとても重要であり、見落としがあると自社の信用が損なわれます。施工には建物の平米数の計算が不可欠で、ホームライフでは必ず見積り作成前に計測を行いますが、図面のみの確認で机上の計算しか行わない業者もあるので注意が必要です。
「当たり前のことではありますが、点検と計測をしっかり行います。以前、お客さまから見積り相談を受けた際に聞いた話なんですが、以前の工事でお願いした工事店の点検が15分くらいで終わったとか、屋根は面倒がって点検してくれなかったとか、不安な思いをしたそうなんです。そういった心無い業者さんは同業者としては残念ですが、ゼロではないのであたってしまうと本当にお気の毒です。でも、お客さまが言うにはそこに比べたらホームライフはしっかり見てくれたと喜んでくださいました。うちは計測をきちんと行うので、使用塗料の缶数等の見積りも正確ですし、安心していただけると思います」
屋根塗装は、外壁塗装とセットで施工する事例がほとんどです。屋根塗装は足場工事が不可欠で、足場にもそれなりの費用がかかるため、屋根塗装と外壁塗装を別々で行うと、足場に関する費用の負担が大きくなるのです。ホームライフでは、屋根の状態に合った工事はもちろん、お客さまの負担がなるべく軽くなるような施工プランを提案します。そして、現場責任者である村橋さんは、塗装工事の現場でもあらゆることに目を光らせてチェックを行っています。
「塗料を3回塗っているかどうか、塗料の希釈倍率をきちんと守っているかどうかを厳しくチェックしています。希釈を間違ったり規定よりも薄めて使ったりしていると、塗った直後はわからないんですが、1年後の塗面に不具合が出てくるんですよ。一部分だけ色褪せが起こって見た目がおかしくなるんです。塗装は施工前の補修が大事なので、経年劣化や破損も細かくチェックしないといけません。仕上がりのチェックでは、主に美観についてですね。多色使いの塗り分けの境目のラインがしっかり綺麗に出ているか、違う色の塗料が飛び跳ねてないか、見た目を重視して検査を行います」
お客さまからの依頼で多いのは、台風後の屋根がどうなっているのか心配という相談。多くは雨漏りが起こっている状態で、緊急性を要するものも少なくありません。雨漏りは塗装のみで完全に直らない場合もあるため、原因箇所を特定し塗装工事をする前に水漏れを止めるための修理をするのが最優先事項です。
「雨漏りは目視でわからなければ、室内から水漏れ箇所を確認して、その上で予測を立てます。それでもわからない時は散水調査ですね。塗装工事のみの場合と違い、雨漏り修理はそこまでしないと正確な見積りが作れないので、こちらも慎重になります」
ホームライフでは、屋根のカバー工法(※1)も数多く手掛けています。雨漏りを起こしている屋根の経年劣化は塗装では修理しきれないことが多く、その場合はカバー工法や葺き替え工事で対応します。また、屋根裏の確認には、和室に天袋があればそこから、洋室で天袋がない場合はお客さまと相談して、作業するために天井に穴を開けさせてもらうこともあり、ケースバイケースで作業の方法は変わってくるそうです。
「雨漏りは、屋根材の下の防水紙(防水シート)の状態によるところが大きいですね。防水紙は半永久的に使えるものではないので、どこかのタイミングで屋根材の葺き替えやカバー工法でメンテナンスをしないと雨漏りを起こしてしまいます。築年数がひとつの目安ですが、屋根材が古くなったからと塗り替えをしたとしても、その下の防水紙が劣化して穴があいたり破れたりしていると塗装の意味がないんです。なので、屋根状態を確認した上で、塗装ではなくカバー工法を提案することもあります」
また、村橋さんが現場監督として厳しくチェックするのは、屋根葺き替え後やカバー工法後の、新しい屋根材の傷や、小さな材料の忘れ物です。特に傷のチェックは厳しい目で行い、きれいな状態で完工を迎えるようにしています。
「修理して新しくなった屋根に傷がついていては、お客さまががっかりしてしまいます。せっかく新しくしたのですから、ピカピカの状態で引き渡さなければいけません。釘等の副材料は、職人がけっこう作業中に落としているものなんですよ。雨樋の中に釘が残っていないか、家のまわりに危険なものが落ちていないか、そのようなチェックもしっかり行います。軒樋に落ちた釘やその他の細かい材料が縦樋に移動して詰まると、再び別の不具合に繋がりますからね。そういった細かいものも見逃さないよう努めています」
神奈川県横浜市の屋根塗装や屋根リフォーム工事の特性は、気候が安定していて通年で作業ができること。また、住宅街の敷地も隣の東京都と比較すると余裕があり、作業車両の駐車に困る現場も少ないそうです。
「以前、東京都内で作業をした時は大変でした。住宅密集地で隣家との距離が狭いと敷地内に足場が建てられなかったり、駐車場所がなかったりして、作業以前の苦労が多くてね。でも、横浜市周辺での作業ではそこまで狭いところは少ないです。気候もそうですが、そういった敷地問題を考えても東京の住宅密集地より作業はしやすい地域だと思います」
※1 カバー工法・・・金属屋根の重ね張りをする屋根のリフォーム方法
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MESSAGE
安心・安全な住まいは高品質な工事と気軽な点検でキープし、末永いお付き合いを
ホームライフのアフターフォローは、お客さまからの点検予約を受けて訪問するのが基本的な体制。以前は、ホームライフからの働きかけで点検を行っていましたが、アフターフォローのやり方を見直した結果、現状に落ち着いたそうです。
「アフターフォローの方法を変えたら、他社に負けてしまうかなという不安はあったんですが、実際には受注数にさほど影響はなかったです。本来なら、アフターフォローのための専門部隊を置いて定期点検に回るのが良いやり方だと思いますが、残念ながらそこまで経費をかけてしまうとお客さまにお出しする見積書金額が上がってしまいます。『不具合があったら呼んでください』ではなく、『点検がしたくなったら何度でも呼んでください』と、どんな些細なことでも何度でも気軽に呼んでいただくスタンスでやっています。でも、屋根の状態に不安があるお客さまや、特殊な施工をした現場に関しては、こちらから連絡を差し上げることもあります。施工と同様、ケースバイケースで柔軟に対応しますので、完工時に心配な点があればご相談ください」
最後に「やねいろは」をご覧になっている、雨漏りや屋根塗装の劣化でお困りのお客さま、そして屋根リフォーム・屋根修理を検討しているお客さまに新屋さんからメッセージです。
「ホームライフの仕事はお客さまから良い意味で『細かい』と言われます。作業や見積り、全てに対してですね。見積書は項目ごとに細かな価格を記載しますし、営業マンも誠実な者ばかりなので、安心して相談してもらえたらと思います。雨漏り修理が必要な場合も、きちんと散水調査等を行って屋根の状態に合った修理方法を提案します。営業マンはお客さまの不安をあおるような発言はしません。また、腕が良くて人柄の良い職人も大勢います。お気軽にお問い合わせくださいね」
ホームライフは、直にお客さまとやり取りをする元請けの仕事以外にも、ハウスメーカーやホームセンターからの下請け仕事も数多く引き受けてきました。そういった下請け仕事には、元請け会社が定めた工事クオリティの厳しい基準があり、それに対応できなければ仕事が受けられません。厳しい要望にも対応できる技術力と、一般のお客さまに柔軟に対応する営業力、その二つを持ち合わせた頼りになる塗装工事店だと感じた取材でした。
(2023年1月取材)
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取材後記
ホームライフ株式会社
いい加減な仕事はしたくない
「お客さまに誠実に、現場監督への指示を正確に」
新屋さんのお話の軸は、このような考え方に基づいているような気がしました。入社当時の建設業界の風潮を聞きびっくりしましたが、取材を通じて、「雑な仕事ぶり」に甘んじず、道を正そうと働いてきた新屋さんの様子が伝わってきたのです。自分が間違っていると感じた風潮や習慣を変えるには、相当の胆力が必要だったはず。揺るぎない意志が新屋さんに備わっていたのだと感じました。
現場監督あっての確実な工事
こちらの質問に快活によどみなく答えてくださった村橋さん。普段、お客さまと接することはあまりないそうですが、とても聞きやすく話しやすいお人柄の持ち主でした。工事の期間が長くなると、お客さまには質問や疑問などが湧いてくるものです。村橋さんのような雰囲気の人が現場にいると、いつでも気軽に声がかけられるのではないでしょうか。お客さまにとって、そのような現場環境はすごく安心できますよね。
塗装したい気持ちは連鎖する?!
塗装工事をしていると、隣近所から仕事を頼まれることが多々あるそう。「どうやら、よそのお宅が屋根塗装をしているのを見て、うちもそろそろやらなきゃ!という気持ちが生じるみたいですよ」と村橋さんは笑います。チラシ投函の効果が出ているのだと思いますが、でもそれ以上に、現場でのホームライフのスタッフの態度や働く様子が、近隣住民の方々にとって気持ちの良いもので、だから仕事を頼まれるのではないかと感じました。
地道に築いてきた会社の体制
今回、たくさんのお話を聞いて社内の連携の良さを感じました。ホームライフでは職人が大勢働いていて、職人と営業担当のスタッフが持ち場を分け、全員が適材適所で仕事をしています。お客さまの話を聞くのは営業、そして当然ですが工事は職人です。こうした完全な分業は、スタッフ同士の信頼関係、そして協力体制ができていないと成り立ちませんよね。「仲間を信じること。任せること」。仕事をする上で大切なことを改めて実感した取材でした。
屋根修理・屋根リフォーム事例(ホームライフ株式会社)6件

屋根工事(取替)
Y.T様 (神奈川県逗子市)
更新日 2023.09.14
before
after
- 建物種別
- 一戸建て
- 価格
- 200〜225万円
- 施工期間
- 65〜70日
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屋根工事のクチコミ評価(ホームライフ株式会社)1件
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工事店プロフィール(ホームライフ株式会社)
一番の強み |
お客さまのご要望を聞き取り提案をする営業部門と営業から伝わったご要望を自社のクオリティで仕上げる施工部門が綿密に連携しているところ |
会社名 |
ホームライフ株式会社 |
対応工事 |
|
従業員数 |
社員:25名 |
建設業許可 |
塗装工事業、大工工事業(神奈川県知事許可(般―3)第83434号) |
保有資格者 |
一級塗装技能士:1名
外壁診断士:10名
外装劣化診断士:2名 |
特徴 |
リフォーム業
屋根塗装工事業
外壁塗装工事業
屋上防水工事業 |
対応エリア |
関東地方
|
アフターフォロー体制 |
共栄火災の賠償責任保険に加入済です。
施工後10年間、お客さまのご都合のいいタイミングで何度でも点検のご予約をしていただけます。 |
やねいろはケア |
未対応 |
代表者 |
新屋 豪 |
代表者経歴 |
ホームライフ株式会社 専務取締役
1999年3月:横浜市立戸塚高等学校 卒業
1996年4月:日本工学院専門学校 入学
2002年3月:日本工学院専門学校 卒業
2002年4月:株式会社メディアエステート 入社
2002年10月:株式会社メディアエステート 退社
2002年11月:株式会社プリンスホールディングス 入社
2009年2月:株式会社プリンスホールディングス 退社
2009年5月:オープンルーム株式会社 入社
2010年6月:オープンルーム株式会社 退社
2012年1月:ホームライフ株式会社 入社
2019年4月:ホームライフ株式会社 専務取締役 就任 |
所在地 |
〒244-0002
神奈川県横浜市戸塚区矢部町1-31桐屋ビル1階
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|
営業時間 |
毎週月曜日、木~日曜日、祝日 9:00~19:00 |
定休日 |
火曜日、水曜日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み) |
外壁工事の依頼も可能です。ホームライフ株式会社の「かべいろは」掲載記事はこちら