やねいろは運営会社へ連絡します
工事店名と工事店番号をお伝えください。
屋根塗装や屋上防水で大切なのは下地づくり。基本を守り、丈夫な塗面に
株式会社山崎建装
岡山県
株式会社山崎建装
岡山県倉敷市粒江の株式会社山崎建装は、屋根や外壁の塗装をはじめとした外装塗装全般を施工する塗装工事店です。屋上防水や内装塗装など、住宅に関する多岐に渡る塗装に対応可能。リピート仕事や紹介仕事が多く、地域密着で住宅塗装に携わっている頼りがいのある会社です。
工事店の想い
PERSON 手元ばかりを見ていた勤め人時代。独立後は視野が広くなり、仕事への姿勢に変化が生じた
山崎建装代表取締役の山崎大策さん（以下、山崎さん）は、高校卒業後に友人に誘われて塗装業界へ入りました。塗装は主に屋外作業で、暑さや寒さに対応しなければならない体力的にも過酷な職業です。それでも、山崎さんは１８歳ではじめた修行から２０１６年の法人化まで塗装業ひとすじ。これまで走り続けてこられたのはなぜだったのか。仕事への想いを伺いました。
「当時は勉強に苦手意識があったもので、身体を使って働く仕事がいいと思ってこの道を選んだんです。野球経験があり、体力には自信がありました。ただ、初めての塗装会社は橋梁塗装やプラント（工場設備の塗装）などで現場が大規模。若くて体力はあったと思いますが、それでもきつい仕事でした」
独立のきっかけは、仕事のすべてを自分で仕切ってみたいと考えるようになったこと。しかし、会社員だった頃とは違い、仕事は自分で獲得しなければいけません。「出勤すれば仕事がある」というかつての恵まれた状態にありがたみを感じたそうです。
「独立後、しばらくは仕事がまばらな状態が続きました。知人を頼って、下請けの下請けの下請けみたいな仕事をがむしゃらにこなしました。道具を少しずつ揃えて、腕も上がってきて、そうこうしているうちに、少しずつ元請けの仕事が受注できるようになったんです」
山崎さんは、仕事に対する意識が独立後に明らかに変わったといいます。勤め人の頃は、自分が担当する仕事に集中していれば責任は全うできましたが、経営者はそうはいきません。現場作業だけではなく、資材調達、お客さまへの対応、それらに付随したあらゆる仕事を統括する立場になり、広い視野が持てるようになったそう。
「仕事があるありがたみは、開業当時と変わらず嚙み締めています。社員が増えてきたので、今後は、彼らの生活に還元できるよう、会社として成長していきたいですね。また社員の育成にもかなり力を入れています。若い職人が働きやすい環境を整えて、しっかり教育していけたらと考えています」
WORK 腕も人当たりもよい塗装・屋上防水職人が粒ぞろい。安心感を第一にした施工を心掛ける
山崎建装の強みは、ほとんどの職人が一級塗装技能士を保有していること。技術が確かなのはもちろん、山崎さんは挨拶などの礼儀や清掃もしっかり指導し、お客さまと職人が気軽に話しやすい雰囲気づくりにも努めています。
見積書は、最低でも２パターンを作成。使用塗料のメーカーや耐久年数を明記し、現地調査報告書と共に提出します。
「塗料は性能や耐久年数により価格が様々です。シリコン樹脂塗料（※１）ラジカル制御型ハイブリット塗料（※２）など屋根の素材や劣化状態によって使い分けます。もちろん、お客さまのご予算もあるので、価格面でも数パターンを用意しています」
屋根塗装の相談で多いのは、屋根リフォーム・屋根修理に伴う塗り替えです。事前点検で屋根の素材や劣化状態を判断し、屋根の状態に合った塗料や工法を選り抜きます。
「洗浄、下地調整、下塗り、本塗りの工程は、基本的にすべて同じです。屋根の劣化状態によって下地材の吸い込みが違うので、それによって下地材を何度塗るか判断します。塗装作業で１番大切なのは、下地処理なんです。その工程が不確かだと、塗料の密着度が落ちて、早期剥離の原因になるので、念入りな洗浄後に肌（塗面）が悪ければ下地調整剤で表面を整えて処理します」
屋根塗装の際に留意しているのは、縁切り（※３）。処理が甘いと雨水が屋根内部に溜まって雨漏りに繋がるため、丁寧な処理が必須です。クラック（※４）のチェックも欠かさず行い、修理を施します。コーキング処理での補修が難しい劣化に対しては、屋根材の一部を取り換える屋根修理を行うこともあります。
また、屋上防水工事の依頼も多くシート防水（※５）、塗膜防水（※６）を使い分けています。サイディングには、必要ならばシーリングの打ち替え（※７）を行います。
「窯業系サイディングは、撤去困難な部分もあるので、そういう場合は取り除けるだけ取って上から増し打ち（※８）ですね。また、雨漏り修理の依頼から屋上防水工事になることも多いです。見た目に亀裂や浮き、色褪せが出てきたら、メンテナンスの相談をした方がいいと思います」
岡山県倉敷市は、気候が穏やかな地域です。災害も少なく、１年を通じて塗装がしやすいそう。しかし夏の高温は、身体的に過酷であるのと同時に塗装作業にも少なからず影響があるようです。
「真夏は、塗料の乾きが早いのは助かるんですが、塗面の面積が広い場合は、乾きが早すぎてムラになることもあるんです。そうなると少しの直しがやりにくくなるので、区切る面を小さくして塗る範囲を狭めて対応しています。夏と冬で、仕事の進め方は違いますね」
※１ シリコン樹脂塗料・・・樹脂成分がシリコン樹脂である塗料
※２ ラジカル制御型ハイブリット塗料・・・「ラジカル」という酸素や紫外線、水などが顔料に接触することで発生する劣化因子の発生を抑える性能がある塗料
※３ 縁切り・・・水の通り道を作るために、塗装を施した屋根材の間に隙間をあけること
※４ クラック・・・ひび割れ、亀裂。外壁の劣化現象のひとつ
※５ シート防水・・・塩化ビニールやゴム製のシートを施工箇所に固定する防水工事。屋上の防水によく使われる
※６ 塗膜防水・・・シートとは異なり、液体で防水の層を作る工法
※７ 打ち替え・・・既存のコーキングを撤去し、新しいコーキングを打つ方法
※８ 増し打ち・・・既存のコーキングの上から新たにコーキング材を充填していく補修法
MESSAGE 不具合は早急に対応。手厚いアフターフォローで、完工後も現場に責任を持つ
「塗装メーカーのうたう耐久年数によって、５年、８年などの保証書発行がありますので、都度ご確認いただけたらと思います。職人として、自分で手掛けた現場がその後どうなっているか気になるので、塗装後の屋根や外壁に不具合などございましたら、すぐに点検に伺います。お気兼ねなく連絡をしてくださいね」
最後に「やねいろは」をご覧になっている、塗装工事でお困りのお客さま、そして屋根塗装や外壁塗装を検討しているお客さまへメッセージです。
「山崎建装の職人はほぼ全員が一級塗装技能士の資格を保有しています。また、お問い合わせをいただいてからの対応はスピーディです。屋根や外壁、色褪せなどが気になったらなるべく早く相談してください。劣化が進み過ぎると、塗装ではケアできなくなり全面葺き替えや張り替えになってしまいます。点検の結果、メンテナンスが必要なければ、きちんとそうお伝えしているので、安心してお問い合わせください」
山崎建装では、アフターフォローでの点検に若い職人を連れて行くことが多いそうです。自社の施工が３年後、５年後にどのような状態になっているのか、そして数年ぶりに会うお客さまへの対応、それらを学んで欲しいからだといいます。地元密着工事店として、お客さまとはその場限りではなく、末永いお付き合いをしていきたいという心意気が垣間見えた取材でした。
（２０２１年７月取材）
・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。
・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。
この工事店に問い合わせてみる
屋根修理・屋根リフォーム事例（株式会社山崎建装）9件
お客様の声・インタビュー記事（株式会社山崎建装）
屋根工事のクチコミ評価（株式会社山崎建装）5件
総合評価
4.78
| コミュニケーション |
4.83
|
|---|---|
| 工事の技術 |
4.79
|
| アフターフォロー |
4.60
|
| 提案力 |
4.84
|
| 価格の満足度 |
4.76
|
| マナーの良さ |
4.77
|
| 清潔感 |
4.79
|
新着クチコミ
4.96
ユーザーからのコメント
礼儀正しさがしっかりと伝わりました。サービス業をしているため、時間の融通をしていただいて助かりました。本当にお願いして良かったと思っております。この度はありがとうございました。
工事店日記（株式会社山崎建装）
| 2025.09.18 | 日記 | マンション新築工事 |
|---|---|---|
| 2025.09.06 | 日記 | ベランダ防水 |
| 2025.09.06 | 日記 | アパート外壁塗装工事 |
| 2025.09.04 | 日記 | 原状回復工事 |
| 2025.09.04 | 日記 | 土間塗装 |
| 2025.05.27 | 日記 | 外構工事 |
| 2025.03.24 | 日記 | 折板屋根塗装 |
| 2025.03.04 | 日記 | コーポ塗装工事 |
| 2025.02.15 | 日記 | 防水工事 |
| 2025.02.11 | 日記 | シーリング打ち替え |
・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。
・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。
この工事店に問い合わせてみる
工事店プロフィール（株式会社山崎建装）
| 一番の強み | 塗装や屋上防水の修理やリフォームについて詳しくないという方にもしっかり説明でき、お客様の不安要素を取り除けるような提案ができるところ |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社山崎建装 |
| 対応工事 |
屋根
瓦屋根
金属屋根
その他
雨樋
太陽光
塗装
屋根塗装
外壁塗装
屋上防水
雨漏り
|
| 従業員数 | 社員：６名 |
| 建設業許可 | 塗装工事業（岡山県知事許可（般―２）第２５０８８号） 防水工事業（岡山県知事許可（般―４）第２５０８８号） 大工工事業、左官工事業、石工事業、屋根工事業、タイル・れんが・ブロック工事業、板金工事業、ガラス工事業、内装仕上工事業、熱絶緑工事業、建具工事業（岡山県知事許可（般―５）第２５０８８号） |
| 保有資格者 | 一級塗装技能士：４名 有機溶剤作業主任者：２名 職長安全衛生責任者：４名 足場組立作業主任者：１名 二級建築施工管理技士：１名 石綿作業主任者：１名 |
| 特徴 | リフォーム業 屋根塗装工事業 外壁塗装工事業 屋上防水工事業 |
| 対応エリア |
中国地方 |
| アフターフォロー体制 | 社長自ら２～３年に１度、定期訪問し、塗装リフォーム後の屋根や外壁の状態を確認します。 |
| やねいろはケア | 未対応 |
| 代表者 | 山崎 大策 |
| 代表者経歴 | 株式会社山崎建装 代表取締役 ウォールバリア多彩仕上工法施工店 認定 ２０００年３月：倉敷市立児島第一高等学校 卒業 ２００１年４月：有限会社正光外装 入社 ２００６年１２月：有限会社正光外装 退社 ２００７年１月：山崎塗装 創業 代表就任 ２０１６年５月：株式会社山崎建装 代表取締役就任 |
| 所在地 |
〒710-0034 岡山県倉敷市粒江２４３２－１ 大きな地図で見る |
| 営業時間 | 毎週月～土曜日、祝日 ８：００～１９：００ |
| 定休日 | 日曜日 |
| 備考 | なし |
Copyright© 2016 屋根工事・雨樋・雨漏りなどでお困りならやねいろは All Rights Reserved.
最近チェックした屋根工事店