とある休日。「せっかくの休みだし、今日はどこかへ出かけよう!」と思っていたところに、突然の雨。
やむを得ず、雨が止むのを待とうと、窓の外へ目をやると。何やら、雨樋の様子がおかしい。
よく見てみると、雨水が雨樋の外へどんどん溢れ出ている…!?
と、こんな経験をしたことはありませんか?
今回はもしも、このような事態が発生したときに誰に頼めば良いのだろう?という疑問についてお答えしていこうと思います。
2.雨樋工事は何屋さんに頼めば良いの?:金属屋根工事店(建築板金工事店)
まずは板金屋さんです。
なぜ板金屋さんなのかと言うと、樋には金属製のものが主流の時代があったからです。
日本が海外と交易を始めるにつれ「ブリキ」が国内に入ってくるようになりました。
そのブリキを加工する職人たちが、廃材を用いて雨樋をつくっていたこと、その後職人たちが板金屋さんとなっていったことから「雨樋と言えば、板金屋」という構図が成り立つようになったのです。
すなわち、板金屋さんは、自社で樋を加工してつくる技術を持っているため、複雑な形状の樋であっても、広く対応できるという点が最大の特徴なのです。
では、板金屋さん以外は樋工事に対応できないのでしょうか?
3.雨樋工事は何屋さんに頼めば良いの?:瓦屋根工事店
板金屋さん以外にも樋工事ができるのはどんな方でしょうか。
答えは瓦屋さんです。
樋の役割は、屋根から流れてきた雨水を適切に排水することです。
ですので、樋と屋根は密接なつながりがあり、瓦屋根工事店の仕事の中でも無視できない部分なのです。
しかし、瓦屋根工事店の場合、樋工事に対応できるところとそうではないところがありますので、樋工事をお願いしたい場合は、一度相談してみるのが良いかもしれません。
これまでお伝えしてきたものをまとめると、樋工事の際には「板金工事店」もしくは「瓦屋根工事店」にお願いするのが良い、ということでした。
一般的に樋屋さんというものはなく、こまった時にはどこに連絡しようと慌ててしまいますが、この機会に樋工事は「板金工事店」と「瓦屋根工事店」と、頭の片隅に置いておいてくださいね。
参考:https://sumai.panasonic.jp/amatoi/naruhodo/history5.html
パナソニック株式会社、雨といなるほど大百科(検索日:2017/12/27)
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