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瓦を愛し土地を愛する職人が、日本原風景の要である瓦屋根を守り抜く

市川製瓦株式会社

三重県 桑名・四日市・鈴鹿・亀山

三重県屋根工事業組合連合会

市川製瓦株式会社

三重県鈴鹿市深溝町の市川製瓦株式会社は、瓦屋根の新築工事、リフォーム・修理を行う工事店です。防災士の知識を活かして災害に強い瓦屋根を提案し、地域の景観維持に貢献。また「お客さまの大切な家に想いを込めた瓦を設置したい」と、鬼師と協力した屋根もデザインしています。

工事店の想い工事店の想い

PERSON父と二人三脚で守る瓦屋根工事店。老舗のプライドを保ちつつ広い視野で瓦を世に広めたい

三重県鈴鹿市深溝町にある市川製瓦株式会社(以下、市川製瓦)は、瓦屋根のリフォーム・修理のほか、外まわり全般に対応する工事店です。

市川製瓦は1862年(文久2年)創業、専務の市川武司さん(以下、市川さん)で六代目になる歴史ある瓦屋根工事店です。
三重県鈴鹿市周辺は瓦製造に適した良質の岩土が採取できる土地で、市川製瓦は創業から100年に渡り瓦製造業を営んでいました。しかし、近年になり三河地方で陶器瓦やいぶし瓦が大量に生産できるようになり、市川製瓦はその時期を機にシフトチェンジを図ります。
「市川製瓦で1度に焼成できる瓦は800枚程度でした。この枚数では住宅建設ラッシュの波に追い付くのが難しかった。それなら手に入りやすくなった三州産の瓦を揃えて、我々は屋根工事に徹しよう決断したんです。それが1976年(昭和51年)の四代目代表の時かな。でもシフトチェンジとは言っても、瓦を作っているからといって、そうそう簡単に瓦葺きができるわけではありません。住宅がどんどん建設されていた時代ですから、やらざるを得ない状況の中で技術を身に付けていったんだと思います」

市川さんは小学生から中学校卒業までサッカー少年。中学生の頃にJリーグが開幕し、サッカー選手を目指して夢中で練習をしていたそうです。
「高校ではサッカーはしていません。大人になるにつれ、現実を知りますよね。上手い同級生選手を見ると自分とは違うなあって…」

ごくごく普通の子どもだったという市川さんですが、家は老舗の瓦工事店。幼い頃から父と現場へ行き、瓦に触り職人と交流をしてきました。中学生になってからは現場で遊ぶだけではなく手伝いをするようになり、瓦屋根の仕事には昔から好印象を持っていたと言います。
「家を継ぐのを真剣に考えたのは高校卒業の頃です。進路決定の時期に父に相談したのがきっかけでした。それまで父からは何も言われなかったし、多少の手伝いはしていたものの瓦葺き作業について厳しく教えられてもいなかった。瓦が身近にあり過ぎて、『継ぐ』が話題に上がらなかったのかもしれませんね」

父が生き生きと働く姿を見てきたこと、そして家に出入りする営業マンや職人に優しくしてもらったことなどから、全く抵抗なく高校卒業後には修行のため愛知県の瓦会社へ入社。同時に愛知県瓦高等職業訓練校へ入学しました。
1年の訓練校生活、その後2年の親方の元での修業。そして2001年に実家の市川製瓦へ入社、現在に至ります。
「瓦葺き技術はすごく地域性の強いものなんですよ。僕は愛知で勉強してから三重県に戻っていますので、最初はやり方の違う父と一緒に屋根を葺くのが大変でした。でもぶつかり合うわけではなく、双方のやり方を擦り合わせて、良いところを抜粋してこれまでやってきた感じですね。父はどちらかというと経営者としての手腕に長けています。お客さまへの接し方は僕には真似できないセンスがあります。対して僕は口も重たいし職人向き。お互いに足りないものを補い合いながらこれからもやっていきます」

今後は、屋根リフォーム・屋根修理仕事の枠を超えてやりたいことがあるという市川さん。世間一般の瓦の認識を覆したいと意気込みます。
「瓦は屋根材としても、そして素材としても世界に誇れる素晴らしいものです。瓦には80年間放置しないと出ない色があるんですよ。古臭いと言われるんですけど、そこには一朝一夕で出せない味わいがあります。そんな瓦を単なる屋根素材としてだけではなく工芸品として扱えるようになれば、一般の方により瓦を身近に感じてもらえるかもしれません。日本の職人は、繊細で緻密な素晴らしい技術を持っています。そんな職人たちとジョイントして新しい物を生み出す活動がしたい。それを世に出す道筋を作って、瓦やその素材の良さについても皆さんに知ってもらいたいですね」

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WORK同じ土地にいるからこそ導き出せる瓦への「正解」。伝統の技に己の技術を継ぎ足していく

三重県鈴鹿市深溝町の市川製瓦株式会社は、生粋の瓦職人がいる瓦屋根工事メインの住宅工事店。「お客さまが確認できない瓦の下の副資材にこそ、職人がこだわるべき」と、瓦はもちろん用いる全ての材料に目利きし、災害や積雪に強い丈夫な屋根を仕上げます。

市川製瓦は、ここ三重県鈴鹿市で150年に渡りこの地域の屋根を見てきました。屋根工事業への参入も40年を超え、市川製瓦が新築を手掛けた屋根が屋根リフォームの時期を迎えています。同じ土地で同じ家の屋根に関われるのが、市川製瓦の強みであり仕事への面白さだと市川さんは言います。
「ここで長く瓦屋根を触っていると、この地域での屋根修理の『正解』が見えてきました。色んな家の様々な屋根材をみてきた答えは『瓦に勝る屋根材は無し!』ですね。30年前の屋根は30年後になってみないと状態がわからないでしょう。30年前の屋根を修理すると、屋根の弱いところと強いところが見えてきます。そこに僕の技術を継ぎ足して、また次の30年を待つんです。これは、同じ土地で商売をしているからこその揺るぎない強みですね。」

また、「この土地での適宜を知る」のも老舗として仕事をするうまみ。例えば葺き土。量を多く盛れば丈夫になると思われがちですが、実はそうではありません。
「鈴鹿市は台風の被害が多くて積雪もあり、三重県内では瓦屋根に厳しい環境なんです。そういった気候に適した瓦の選定、選別、葺き土の量、葺き土の置き方、緊結方法、あらゆる事態に適宜対応できるのも、同じ土地で代々作業できる面白さですね」

実際の雨漏り工事については、コーキング剤に関する興味深い事例が挙がりました。
「ホームセンターに売っているコーキング剤。手軽に手に入るので、お客さまが自分で家にDIYしてしまうんですね。ふさいではいけない隙間を埋めた結果、雨水の流れを妨げてしまい雨漏りになってしまう。そんな事例が多いですね」
瓦屋根の雨水は、水がガラスを伝うようには流れません。本来、雨水は瓦の隙間でいったん止まり、ある程度の量がたまると一気に下へ流れ落ちていきます。水が留まるための必要な空間をふさいでしまうと、通常では流れない場所に水が落ちてしまい、それが雨漏りの原因になるのです。
また、瓦屋根には必ず隙間や空間があります。それはお客さまの大切な家という資産を守る上で、必要な隙間、必要な厚みであり、それらによって屋根裏の温度を下げることができます。その隙間と空間を塩梅良く作り出すのは、瓦葺き士の資格である1級技能士を持った職人なのです。

最近の屋根工事の事例としては、市川製瓦の信頼の高さがうかがえるエピソードがありました。
「先日、高齢の知人から『悪いところを見といてね』と軽く依頼をされて点検したところ、瓦をよけてみたらあっちもこっちも悪くなっていたんです。一か所や二か所じゃないので、お金もかかるし言いにくいなと思いながら伝えたら、即答で『全てお任せします』とおっしゃってくれて。信頼されているんだなと思えて嬉しくなりました」

ここ三重県鈴鹿市深溝町は、昔から台風の被害が甚大になりがちな地域です。しかし、市川さんは近年の台風発生の頻度に、これまでにない恐ろしさを感じています。
「ここ何年かは、僕が初めて体験する大きな自然災害が多いです。でも怖がっていてはいけませんね。来るなら来てみろという気概で屋根を葺いています。万が一剥がれてしまったら、壊れた瓦屋根をきっちり点検してどこが弱かったのか反省材料にして、また技術を磨いていきます。技術の継ぎ足しですね。積雪に強い葺き方も僕なりに正解をつかみました。安心して市川製瓦に依頼してくださったらと思っています」

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MESSAGE鈴鹿山脈を望むこの土地で、世代を超えて安心して暮らせる丈夫な瓦屋根工事を施していく

市川製瓦では、屋根リフォーム・屋根修理の施工内容により瓦製品にはメーカーの保証書、そして市川製瓦独自の保証書の発行があります。内容は使用資材や工法によるため、都度ご確認をとのことです。
「保証書発行は工事により有無が違ってきますが、完工後に不具合があればいつでも連絡をください。すぐに点検に参ります」

最後に「やねいろは」をご覧になっている、屋根の劣化でお困りのお客さま、そして屋根リフォームや屋根修理を検討しているお客さまへメッセージです。
「僕はお客さまが20年後、30年後もその家に安心して住める屋根リフォーム・屋根修理をします。そこまで耐えられる材料と工法を見極めて施工するので安心してお任せくださればと思います。瓦屋根に心配なことがあればいつでも気軽にお問い合わせください」

「うちは鈴鹿山脈の裾野にあります。まだまだ日本の原風景が残る素晴らしい土地で僕はここが大好きです。これは世界に誇れる風景だと思っています。この景色を見に、いつか遊びに来てくださいね」
2020年未曾有の混乱の中、取材に快く応じてくださった市川さん。取材スタッフにかけてくれた言葉に、市川さんの人柄と想いを見た気がしました。瓦屋根の伝統技術、そして土地との繋がりを大切にする、誇り高くそして温かい職人の姿を確認した取材でした。

(2020年3月取材)

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屋根修理・屋根リフォーム事例屋根修理・屋根リフォーム事例(市川製瓦株式会社)2件

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屋根工事

工事種別: 屋根工事

価  格: 650~675万円

施工面積: 175~200m²

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屋根工事店プロフィール屋根工事店プロフィール(市川製瓦株式会社)

一番の強み 150年に渡り地域の屋根に関わってきたことで、長いスパンでこの土地ならではの屋根の強みと弱みを見極め、工事に生かせるところ
会社名 市川製瓦株式会社
対応工事
  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 陸屋根
  • その他
  • 外壁塗装
  • 屋根塗装
従業員数 社員:3名
建設業許可 屋根工事業(三重県知事許可(般―28)第6188号)
保有資格者 一級かわらぶき技能士:1名
二級かわらぶき技能士:1名
瓦屋根診断技士:1名
瓦屋根工事技士:1名
巻上げ機運転者:1名
丸のこ等取扱従事者:1名
研削砥石の取替え等の業務に係る特別教育:1名
職長安全衛生責任者:1名
石綿取扱作業従事者:1名
足場の組立て等作業主任者:1名
玉掛作業者:1名
防災士:1名
古民家鑑定士一級:1名
木造建築物の組立て等作業主任者:1名
特徴 リフォーム業
瓦屋根工事業
その他屋根工事業
対応地域

三重県

アフターフォロー体制 施工内容により瓦製品にはメーカーの保証書、市川製瓦独自の保証書の発行をする場合があります。
完工後に不具合があればいつでも連絡をください。すぐに点検に参ります。
代表者 市川 武司
代表者経歴
(名称は当時のもの)
市川製瓦株式会社 専務取締役
1995年3月:鈴鹿市立鈴峰中学校 卒業
1995年4月:三重県立石薬師高等学校 入学
1998年3月:三重県立石薬師高等学校 卒業
1998年4月:野安製瓦株式会社 入社
1998年4月:愛知県瓦高等職業訓練校 入校
1999年3月:愛知県瓦高等職業訓練校 卒業
2001年3月:野安製瓦株式会社 退社
2001年4月:市川製瓦株式会社 入社
2007年10月:市川製瓦株式会社 専務取締役 就任
所在地 〒519-0321
三重県鈴鹿市深溝町3175-34 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 8:00~18:00
定休日 日曜日、祝日、年末年始休業、夏季休業(お盆休み)

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