こんにちは!インターン生のマキノです。
突然ですが、スレートという言葉を知っていますか?
やねいろはの記事でもよく出てきますね。
私はこの言葉を初めて聞いたとき、
「スレート」を「ストレート」と勘違いして、
スレート屋根を「まっすぐな屋根」と勘違いしていた時期がありました。
皆さんはそんな経験ありませんか。
え、ない?
そうですか……。
……。
とはいえ普段の生活では使う場面があまりないため、
実はよく知らないなぁという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「スレート」についてご紹介しようと思います。
スレートは、瓦と同じく、屋根に使われる屋根材です。
「天然スレート」と「化粧スレート」、大きく2つに分けられます。
まずは前者から見ていきましょう。
スレート(slate)を日本語に訳すと、「粘板岩」を指します。
天然スレートはこの直訳の通り粘板岩を加工して作られています。
粘板岩は簡単に言うと「板状に剥がれやすくなった岩石」です。
ヨーロッパでは、お城や寺院などによく使われているそう。
とても高価なため手を出しにくい屋根材ですが、
自然ならではの色の美しさや細やかさが特徴ですよ。
天然スレートの建物を見つけた際には、近くでよーく見てみてください。
人の手ではなく自然の中で偶然できた美しい色や模様などが
見つかるかもしれませんね。
次に、化粧スレートについてご紹介します。
化粧スレートとは、セメントと繊維素材を混ぜて、
約5㎜に成形された人工の屋根材です。
こちらの特徴としては、
・デザイン性が高い
・コストパフォーマンスが高い
などが挙げられます。
スレートは、表面に塗装するため色のバリエーションが多くなります。
また元々の価格も比較的安価です。
その上、重量が軽く、屋根の構造が簡単であることから修繕費が安くなり、
コストパフォーマンスが高いと言われていますよ。
実は以前は「アスベスト」を使用した化粧スレートが存在していましたが、
2005年からは使用が禁止されました。
しかしそれ以前の建物には注意が必要なため、解体の際は
屋根工事屋さんとよく相談してくださいね。
さて皆さん、スレートとは何かお分かりいただけたでしょうか。
今回はそれぞれのスレートの大まかな特徴をご紹介しましたが、
その他日本瓦など、どの屋根材にも一長一短があります。
ぜひ自分の好みや作りたい建物に合ったものを見つけてみてくださいね。
参考:URL https://roof-partner.com/roof-slate-9919
Roof PARTNER、誰でも分かる屋根スレートの知識と気になる費用目安 より(検索日:2018年12月14日)
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