1.大雪が降りそうなときに家でやってほしいこと:はじめに
先週までは冬だけど暖かったのに、突然明日雪が降るなんて・・
そんな経験はありませんか。
記事を書いている今も、明日関東地方が大雪とのことで、ニュースなどで異例の注意呼び掛けをしています(2018年1月22日現在)。
今回は「やねいろは」として、大雪が降りそうなときの屋根に関する対策をお知らせします。
2.大雪が降りそうなときに家でやってほしいこと:屋根の下の車や自転車などを移動
ずばり!
やって欲しいのは、大雪が降る前に、「屋根の下にある物を移動させる」です。
通常、雪が積もらない地域に、大雪が降るとどうなるか。
それは、大雪対策をしていないために、屋根に雪止め(雪止め瓦、雪止め金具)が設置されていない家が多いので、雪がそのまま屋根を滑って、屋根の下に落ちてしまうということです。
雪の重量については、積雪量1cm ごとに1㎡あたり約2kgと言われています(建築基準法を参考にしました)。
そうすると、例えば縦横10mずつ(面積100m2)の家の場合、雪が10cm積もると2000kg(2kg×10cm×100m2)の雪が屋根に載ることになるのです。
2000kgと言えば、2トン。お相撲さんが200kgとすると、お相撲さん10人分です。
ということは、積もっている雪の10分の1でも屋根から落ちてくると、例えばお相撲さん1人が屋根の上から落ちてくるということです。
屋根の上からお相撲さんが落ちてきたら、下の物は壊れてしまう可能性が高いですよね。
ですので、屋根の下にある自転車や車、庭木は、屋根の下から少し移動させておくと、大事なものが壊れる心配が少なくなります。
「雪なんかでモノが壊れるのかな」と思われるかもしれませんが、屋根の下にあるものは念のため避けてもらうことを推奨します。
3.大雪が降りそうなときに家でやってほしいこと:まとめ
以上になります。
大雪が降る前に、屋根の下や近くにあるものを移動させる。
簡単なことですが、大事なことなので記事に挙げました。
ただし、一番良いのは、大雪が降っても雪が滑らないように、屋根に雪止め瓦や雪止め金具を付けること。
今後屋根から雪が滑る心配をしなくて良いように、屋根に雪止め瓦や雪止め金具を付けることを屋根工事店に相談してみることをオススメします。
参考・引用:
・https://www.mlit.go.jp/common/001030519.pdf
国土交通省/建築基準法における積雪に関する基準について(検索日:2018/01/22)
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