※ 写真はウッドデッキイメージです。
コロナなどが原因でここしばらく続いていた木材建材の不足や価格高騰も、一部はどうやらピークは越えたといわれています。しかしロシアからの輸入率の多い合板などはロシアのウクライナ侵攻による外交悪化の影響を受け、不足、高騰のまま推移しているようです。
ところで、皆さんは人工木材というものをご存じですか?
今回は人工木材について調べました。
人工木材は、主に樹脂とおがくずを混ぜて接着剤で固めて成型し、作られています。各メーカーによって配合比率や利用する材料が異なります。
全部が木ではないため、木100%の建材と比較すると、腐りにくいというメリットがあります。おがくずも入っているため、普通の木よりは腐りにくく、固い木よりは腐りやすいといえます。
デメリットとしては、プラスチック(樹脂)が入っているため、気温の影響を受けやすく、表面が高/低温になる、膨張/収縮したり、内部が空洞のものは強い衝撃で穴があいてしまう恐れがあります。
またおがくずが混じっているため、長期にわたる吸湿で反りや変形が発生する場合があります。
建材の価格は天然木より高価です。
主にウッドデッキ用途の製品が販売されています。
同じ人工木材でも、樹脂だけで作られている建材もあります。樹脂だけで作られている製品は、見た目や質感が木から遠ざかってしまいますが、逆に見えない場所に使われている木の下地材の代わりとして商品開発、販売されています。
100%樹脂つまりプラスチックを使用するということで、リサイクルプラスチックで再生された樹脂を採用して環境に配慮しているものや、強度を高めるため、中心部が空洞でなく発泡体となっているものが、屋根の桟木、垂木、胴縁として商品開発されていて、腐らない、水がしみこまないといったメリットがうたわれています。
いかがでしたか?
簡単にご説明しましたが、木と比べ価格が高いため、まだ一般住宅より、公共事業、公共施設で採用されているようです。
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引用:
・https://kurashi-no.jp/I0016309#head-4dd343803788c8e657e853783ce4e76e
人工木材を買う前に!特徴・選び方・知っておきたい基礎知識!|暮らし〜の フィード(検索年月日:2022/6/30)
・http://puretech.o.oo7.jp/
㈲ピュアテック(検索年月日:2022/6/30)
・https://www.rakuten.ne.jp/gold/wood-deck/index-jushumoku.html
必読 樹脂木、人工木材の長所欠点(検索年月日:2022/6/30)
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