1.ドローンで屋根点検:はじめに
2018年は大きな自然災害に見舞われた年となりました。 大阪府北部地震、平成30年7月豪雨(西日本豪雨災害)、関東・関西での度重なる台風被害、平成30年北海道胆振東部地震など、振り返ると全国各地で災害が発生し、被害が出ていることが分かります。
そして災害時には、ニュース番組で屋根が強風で飛ばされている様子も報道されていました。 これらの災害による影響を受け、各地で屋根工事の依頼件数も多くなり、現在は各地で屋根職人が不足しているという状況です。
このような自然災害多発・職人不足の中で、期待されているのが「ドローン」です。 実際にドローンを用いて屋根点検を実施する屋根工事店も増えてきました。 しかし、「ドローンで本当に屋根点検ができるの?」という不安もあるかと思います。 そこで今回はドローンで屋根点検を行う上でのメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
2.ドローンで屋根点検:屋根点検が安全になるから安心
厚生労働省の「建設業における労働災害の発生状況」によると、平成28年の死亡災害の事故の型別内訳の中で最も多かったのが「墜落・転落(134人)」でした。そのうち墜落・転落災害の発生箇所で最も割合が多いのが「屋根、梁等29.1%」なのです。
高い屋根や勾配(こうばい)の急な屋根からの転落は想像できそうですが、実際の現場で起こっているのが「劣化したスレート屋根材」の踏み抜きによる転落事故。踏み抜き事故は足場を組んでいても未然に防ぐことが難しい事故であるがゆえに、危険性が増してしまうのです。
このように危険の伴う屋根点検を安全にしてくれるのが「ドローン」。
ドローンを用いれば、屋根の上に上ることなく点検ができるので、職人が落下するという事故も防ぐことができます。屋根工事を依頼して事故が起こることは、住んでいる方からすれば最も避けたいことですよね。
さらに、人口密集地など、そもそも足場を組むことができないエリアであっても、許可(※1)を取得すればドローンで屋根の上空から写真を撮影し、点検を行うことができます。
実際にドローンの屋根点検アプリケーション「DroneRoofer(ドローンルーファー)」(※2)を使って屋根の上空から写真を撮影してみました。操作次第で屋根を様々な角度から見ることができますよ。
(※1)飛行許可書:航空法によって飛ばすエリアに規制があります。人口集中地区でのドローン使用の際には国土交通省に所定の手続き・申請を行い「飛行許可書」を取得する必要があります。 (※2)株式会社CLUEの開発したドローンによる屋根点検サービス。iPadのワンタップで自動操縦が可能。
3.ドローンで屋根点検:屋根点検の時間を短縮できる
4.ドローンで屋根点検:屋根職人と一緒に屋根点検ができる
5.ドローンで屋根点検:デメリット
6.ドローンで屋根点検:まとめ
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