2018年7月7日20時23分頃、千葉県東方沖を震源とする地震が発生しました。
長南町では震度5弱を観測し、被害に合われた方もいらっしゃるのではと思います。
震度5弱を観測した千葉県長南町。
震源の深さは約66キロ、マグニチュードは6.0と推定されています。
この地震の震源は66キロと深く、断層面に対して2つのブロックが東西の方向にずれ動く「横ずれ断層型」が原因で発生した可能性が高いと言われています。
引用: http://www.tenkinoarekore.com/entry/2018/07/08/074457 天気のあれこれ、7日20時23分頃に千葉県東方沖を震源とするM6.0の地震は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型!1週間程度は最大深度5
主に相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近で発生する地震、関東地方東方沖合のプレート境界付近で発生する地震、陸域の様々な深さの場所で発生する地震。
これらは千葉県に被害を及ぼす可能性が高いとされています。
また、県内に被害を及ぼす可能性のある海溝型地震には、相模トラフ沿いで発生する地震があり、県全域が首都直下地震緊急対策区域に指定されています。
他にも県内の沿岸部18市町村が南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されています。
4.千葉県東方沖地震と屋根修理:屋根修理のために(保険の適用)
地震があった場合に火災保険は使えるのか、津波の場合は保険が適用されるのかが気になりますよね。
火災保険のみでは地震や噴火、これらによる津波を原因とする損害は補償されません。
しかし、火災保険に加入した上で地震保険に加入するのであればこのような場合でも補償されます。(基本的には火災保険に加入しないと地震保険には加入できません)
ただ、例外として地震保険のみ単体で加入できる保険もあるようです。
その保険会社に問い合わせてみた所、火災保険には入りたくないけど、地震はどうしても心配だから地震保険にだけ入りたいという方や、火災保険の地震保険だけではもしものことがあった場合の補償金額が足りない、だからプラスで入っておきたいという人のためにあるということです。
しかし、地震保険は倒壊・消失した建物を立て直すための費用を直接的に補償するものではありません。
あくまで「再建費用の補填」であるということを頭の片隅に置いておいてくださいね。
火災保険で建物・家財に設定した保険金額の30~50%の範囲で地震保険に加入でき、認定された損害の程度により支払われる保険金の割合が決められています。
全損=70%~100%
半損=20~70%(2017年までに契約)
半損=大半損:50~70%、小半損20~50%(2017年以降に契約)
一部損=0~20
これらは全て床面積で判断されます。専門の調査員の方の判断に任せる形になると思います。
もうひとつお伝えしておきたいことがあります。
実は、地震が原因で火災が起こった場合、火災保険は使えません。
地震保険のみの適用ということになります。
ただし、地震により津波などで被害が遭ってしまったという場合には、地震保険は適用されます。
地震の話は、知れば知るほど不安も大きくなってしまいますが。
一方で、 現在はさまざまな防災情報が手に入るので、地震が起きたらどうすれば良いのかを確認できますね。災害グッズを用意するなど、備えあれば憂いなしです。
しかし、一番大切なことは「自分のいる場所は大丈夫」と過信しないことです。
津波は襲ってくるまでしばらく時間があるというのも誤りです。
地震が起こって津波がくるまでの間、今までは猶予があるものだと思っていました。
しかし、津波は最短到達1分もありえるものということを知り、驚きました。
こういった正しい知識を持つことも命を守ることに繋がると思います。
また、高台に近い人が必ずしも助かるわけではありません。
これまでには高台から離れていた人が助かり、高台近くにいた方が亡くなった事例もあります。
ここで大切なのは、「まだ大丈夫だろうと思わない、逃げることだけを考える、地震が落ち着いてすぐ行動を起こす」ということです。
地震が起こった場合には「ここなら大丈夫だろう」とは絶対に思わないこと。
落ち着いて安全な場所に移動すること。
事前に備えられるものを一つでも実践すること。
少しの心がけて大切な命を守ることができます。
今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。
引用:
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/5/25536.html
株式会社プロデュース・オン・デマンド、Hazardlab(ハザードラボ)
千葉県東方沖でM6.0の地震長町で震度5弱 津波なし2018年07月07日20時29分
(検索日:2018/7/17)
https://www.jma.go.jp/jma/press/1807/07d/201807072220.html
国土交通省気象庁、平成30年7月7日20時23分ごろの千葉県東方沖地震について
(検索日:2018/7/17)
https://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/kanto/p12_chiba.htm
地震本部政府地震調査研究推進本部
千葉県
(検索日:2018/7/17)
引用(画像):
http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20180707202357.html?xlarge_image=1
一般財団法人日本気象協会
地震情報
(検索日:2018/7/17)
http://www.tenkinoarekore.com/entry/2018/07/08/074457
天気のあれこれ、7日20時23分頃に千葉県東方沖を震源とするM6.0の地震は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型!1週間程度は最大深度5弱程度の地震に注意!
(検索日:2018/7/17)
参考:
https://lify.jp/%E4%BF%9D%E9%99%BA%E9%81%B8%E3%81%B3%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%84/%E5%8D%98%E7%8B%AC%E3%81%A7%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%9C%B0%E9%9C%87%E4%BF%9D%E9%99%BA/
株式会社ライフィ、単独で入れる地震保険
(検索日:2018/7/17)
http://www.geocities.jp/specimenlapiz/tunami/tunami-nigeru.html
有限会社ラピス、「巨大地震を生き延びる」編集委員会、津波から逃げる
(検索日:2018/7/17)
http://www.sankeibiz.jp/express/news/140827/exc1408270925002-n2.htm
株式会社産経デジタルSankeiBiz、津波最大23メートル 最短到達1分を想定 日本海大地震で政府が初公表(2/5ページ)
(検索日:2018/7/17)
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