HOME > 「雨漏り・雨漏れする」について > 記事一覧 > 真冬の雨漏り修理は要注意!【雪が引き起す雨漏り】編

「雨漏り・雨漏れする」について

2019.02.15雨漏りの種類

真冬の雨漏り修理は要注意!【雪が引き起す雨漏り】編

1.真冬の雨漏り修理【雪が引き起す雨漏り】編:はじめに


豪雪地域のニュースでは、
屋根の上に50㎝くらい雪が積もっている場面を見かけます。

実は、雪はかなりの重量で、
1m²当たり1cm積もると約2kgもあるそうです。

50cmも積もれば、1m²当たり100kgですから、
相当な重さになりますね。

屋根が壊れる、傷む原因として台風や地震がメジャーだと思いますが、
実は、積雪も少しずつ屋根にダメージを与える要因です。

外から見てわかりにくい分、積雪のほうがたちが悪いかもしれませんね。


今回は、積雪が屋根に与える影響を解説します!



2.真冬の雨漏り修理【雪が引き起す雨漏り】編:屋根が曲がった!


普段は、あまり屋根を気に掛ける方は少ないでしょうから、
見落としがちですが、降雪後、雪の重量で屋根が変形していることがあります。

これは、家の柱や梁(はり)が劣化して、雪の重みに負けてしまっている場合があります。

こうなってくると、家の躯体にかかわってくるので、かなり大きな工事になるでしょう。

柱や梁の補強や、屋根を支える束や垂木の取り換えなどが必要になっていきます。

躯体工事となると、屋根工事店だけでは対応が難しい場合もあるので、
お近くの工務店(大工さん)に相談してみるのもひとつだと思います。




 

3.真冬の雨漏り修理【雪が引き起す雨漏り】編:すがもりとは?


さて、雪が引き起す雨漏りの中には屋根が曲がったという現象の他に、
雨漏りを引き起こす「すがもり」というものがあります。

では「すがもり」とはどういった現象なのでしょうか?

すがもりとは、以下の流れで雨漏りに繋がってしまうものです。

①屋根の上の雪が溶けて水になり、その水が軒先でつららを作る

②そのつららの屋根側(軒先側)の氷が堤防の役目をして、雪解け水が屋根の上から落ちにくくなる

③その結果、屋根の上に水たまりができる形になって、室内に水がしみ込んできてしまい、雨漏れになってしまう



このすがもりが起こる原因は、家の中の熱が屋根にまで伝わってしまい、雪が解けるためです。

なので、熱を伝わらないようにすれば、すがもりを防ぐことができます。




 

4.真冬の雨漏り修理【雪が引き起す雨漏り】編:対策は?


ここまで「すがもり」について説明してきました。

では対策は?ということですが、対策としては、

・屋根の天井面に断熱材料を使用する(熱が屋根に伝わるのを防ぐ)

・天井に断熱材料を施工し、屋根裏換気を設ける(外気と同じ温度を保つ)

・融雪屋根システムを導入する(きっちり除雪して、根本から解決する)



が挙げられます。

総じて、すがもりの場合は、中途半端に雪を溶かしてしまう屋根の構造を変えれば防ぐことができます。



5.真冬の雨漏り修理【雪が引き起す雨漏り】編:まとめ


今回は以上となります。いがかでしたでしょうか。

雪で屋根が傷むとは、なかなかイメージしにくいかと思いますが、放っておくと深刻なダメージにつながります。

ご自身の屋根の構造を把握しておくと、雨漏りを未然に防ぐことも可能です!

豪雪地帯の方は特に、屋根の上にも気を配りましょう。


ただし!ご自身で屋根の上に上がることはNGです!

必ず、屋根工事店に見てもらうようにしましょう。


屋根点検を検討中の方は、ぜひ「やねいろは」までご連絡をお願いします!



参考・引用:
宮野秋彦、「屋根の物理学」、2000年11月26日


 

「雨漏り・雨漏れする」についての新着記事一覧

「雨漏り・雨漏れする」に対応できる工事店

その他の地域その他の地域
HOME「雨漏り・雨漏れする」について記事一覧真冬の雨漏り修理は要注意!【雪が引き起す雨漏り】編