やねいろは運営会社へ連絡します

工事店名と工事店番号をお伝えください。

工事店番号
※ご利用の際は、利用規約に同意したものとみなされます。
HOME > 屋根工事店を探す > 有限会社タナカ建材

不要な屋根工事はしない。何よりも大切なのは地域のお客さまに寄り添うこと

有限会社タナカ建材

鳥取県

やねいろはケア対応店
有限会社タナカ建材

有限会社タナカ建材

鳥取県倉吉市西倉吉町の有限会社タナカ建材は、瓦や新建材、住宅設備機器の卸業をメインに屋根工事や雨樋修理、新築物件の外壁工事を手掛ける住宅工事店です。「地域で頼りにされる工事店になる」という想いを掲げ、お客さまの要望を最大限に反映させた施工を考えます。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 建材の豊富な知識と現場での対応力を生かし、今後は住宅工事へも尽力して地域貢献へ

有限会社タナカ建材

有限会社タナカ建材(以下、タナカ建材)は鳥取県倉吉市西倉吉町に拠点を構える住宅工事店です。メイン事業は瓦や新建材(※1)の卸業で、瓦屋根やその他屋根材の工事にも対応します。創業は1986年。代表取締役の田中大樹さん(以下、田中さん)のお父さんが建材の卸販売を始めたのがタナカ建材の始まりです。翌1987年には有限会社として法人化し、30年以上にわたり建設業に携わってきました。

「先代が会社を立ち上げた時から建材屋です。初めは卸業だけでしたが、そのうち近所の人や親戚に住宅工事を頼まれるようになり屋根修理も引き受けるようになりました。私自身は、高校を卒業する頃に家業を継ぐことを意識し始めたかな。なので、うちの仕入れ先の問屋さんに修業のような形で就職したんです」

初めての就職は家業の継承を見据えたものだったという田中さん。約8年間、建材会社で配送と営業を担当し、商品知識やお客さまへの対応力を高めました。そうして2002年、先代から「そろそろいいだろう」と促され家業へ戻ったそうです。

しかし、田中さんは建材問屋での8年間の経験があったにもかかわらず、家業ではいちからのスタートだったといいます。それは取引先の違いで、これまでは卸業をしている建材会社が相手でしたが、卸業である家業のお客さまはより現場に近い工務店や職人さんだったからです。

「工務店から図面をもらって材料を拾い出し見積りを作る、それが家業での主な仕事です。それまでは図面から材料を出すという仕事はほとんどなかったので、商品の基礎知識はあってもそれだけでは足りなかったんですよ」

田中さんは、同じ建設業とはいえ仕事ががらりと変わり必死な毎日を送りました。お父さんから仕事を教わり共に歩んできましたが、仕事を覚え自分なりの考え方が持てるようになると衝突も多かったといいます。

「会社は山あり谷あり、そして谷ありです。父と毎日のように喧嘩をした時期もあって倒産の危機も経験しています。でも、ある勉強会に入ってそれまでの自分を見つめなおしたんです。そこには経営者が集まっていて、先輩方から様々なアドバイスを受けることができ、父との関係も良くなって業績も持ち直しました。父が亡くなり数年経ちますが、後悔しているのは経営理念を作る時に父の考えを聞けなかったことでね。どんな想いでタナカ建材をつくったのか聞きたかったです」

今後は、建材卸販売だけではなく、住宅工事の仕事も増やして地域貢献していきたいそう。この倉吉市でお客さまに「タナカ建材に屋根工事をしてもらって良かった」と思っていただけるような会社にしたいと、前向きに語っていました。

※1 新建材・・・新たに生み出された技術や加工方法によって作られ、比較的最近になって使用され始めた建築材料の総称

詳しく見る 閉じる

WORK 必要な修理は?最適な屋根材は?一つひとつを確認し、家にとってベストな施工へ繋げたい

有限会社タナカ建材

鳥取県倉吉市西倉吉町のタナカ建材は、屋根材の卸販売や屋根工事・外壁工事を中心とした住宅外装工事を手掛ける会社です。

田中さんがお客さまに対して気を付けているのは、工事の必要性をはっきり伝えること。屋根葺き替え等の依頼を受けた際には、まず修理や葺き替えが必要かを確かめます。

「相談があれば当然仕事に繋げたいです。でも現地調査の際に『そこまでの修理は必要ない』と判断した時はそうお伝えし、逆に『大掛かりな修理が必要』と思えば、やるべき工事を提案しています。施工の説明も気を付けていて、現場では『唐草』(※2)と言えばすぐにわかるけどお客さまはそうではありません。『唐草は軒先にある丸くなっているところですよ』とイメージしやすいように柔らかい言葉と身振りで説明しています」

実際の屋根工事で大切なのは、屋根材に合った施工を見極めること。依頼をいただいた際は職人と共に屋根の傷み具合を確かめます。古い瓦屋根は瓦自体の傷みよりも、葺き土の状態が目につくそうです。家の長持ちには瓦を葺くこと自体よりも下地の頑丈さが重要なので、まずは下地を丁寧に整えます。

「瓦を下ろしたら新たにコンパネを敷き、その上にゴムアスルーフィング(※3)を重ねます。その状態までしっかり作っておけば、極端な話ですが瓦を乗せなくても屋根は大丈夫なんですよ。それくらい下地工事は大切な工程です」

また、タナカ建材では雨漏り修理も対応できます。連絡を受けたらまずは現地調査へ。水がどこから漏れているのかを確認し、明らかに屋根材の破損が原因の場合はすぐに修理をします。しかし難しいのは屋根構造が複雑な家。お家を建築した工務店と相談して修理にあたる場合もあります。

「雨漏りは屋根からというよりは、入り組んだ構造の建物、例えば増築した屋根やデザイン重視の変わった雨仕舞(※4)をしている屋根で起こりやすいです。そのような部分に普段と違う北風が吹いたり、台風による強風が当たったりして水が入り込むんでしょうね。逆に、慢性的に雨漏りをしている状態は稀ですね」

鳥取県倉吉市の屋根工事の特性は、瓦葺きの仕事を古い時代から左官職人が行っていること。鳥取県中部地区の昔ながらの習慣で、ほとんどの左官職人が瓦葺きも手掛けます。なぜそのような習慣になったのか、田中さんにもわからないそうです。

「左官職人さんの中には『暇な左官屋が瓦に手を出したんだよ』なんて言う人もいます。私もよくわからないですが、昔からのことで、瓦葺きの技術を身に付けているので左官屋さんでも全く心配ありません。皆、当たり前のように瓦仕事もしますから。逆に鬼巻き(※5)の部分の漆喰作業は左官の技術が必要です。鬼の形に合わせて白い漆喰をうまく塗るのは、やはり左官屋さんです」

※2 唐草・・・軒先(屋根の端)やケラバ(屋根の斜めになっている側の外壁からはみ出ている部分)に取り付ける水切り用の板金のこと
※3 ゴムアスルーフィング・・・正式名称は改質アスファルトルーフィング。屋根材の下に敷く防水シートで、アスファルトにゴムなどを混ぜて耐久性を高めた合成繊維不織布を使用
※4 雨仕舞・・・雨水を雨樋や地面に誘導する構造
※5 鬼巻き・・・鬼瓦と棟のすき間を埋めている漆喰

詳しく見る 閉じる

MESSAGE 屋根材によるメリット・デメリットも説明。屋根に合う屋根材をお客さまと共に考えたい

有限会社タナカ建材

タナカ建材のアフターフォローは臨機応変です。施工後の万が一の不具合には迅速に対応しています。また、年末年始にはカレンダーを持参してお客さまを訪問するのがタナカ建材の恒例行事。このカレンダー配布の習慣は先代の頃から続いており、古くからお付き合いのあるお客さまにもお届けしています。

「完工後、何か気になることがあればすぐに連絡をくださいね。施工でお付き合いが始まったお客さまには、年末年始にカレンダーを持って挨拶に伺っています。先代が作ったお客さまリストも残っているので、そちらにもね。せっかく先代から繋がりのあるお客さまなので、ご縁を大切にしたいと考えています」

最後に「やねいろは」をご覧になっている、屋根の劣化でお困りのお客さま、そして屋根リフォームや屋根修理、雨漏り修理を検討しているお客さまへメッセージです。

「地域に根差した工事店でありたいです。瓦の屋根材としての丈夫さ、金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)の軽さ、メンテナンスの違い等、メリットとデメリットがあるので家に合う建材を一緒に考えましょう。最近は、訪問営業で高額なリフォーム工事をしてしまったという話もよく聞くので、そういった不安をお客さまに抱かせない地域にしたいですね。倉吉市のタナカ建材なら安心と言われるような、頼りがいと存在感のある工事店になれるよう努めています。お客さまのご要望を最大限に反映した施工を考えるので、気軽にご相談ください」

倉吉市は瓦屋根が多く、ひと昔前は5段、7段、10段と段数の高さが住宅の自慢でした。現在は気候や価値観の変移で、高い段数目的の工事は減っているそう。田中さんは家のデザインに合った瓦の段数、または金属屋根(ガルバリウム鋼板屋根)等の他の建材も候補に挙げ、お客さまの要望をかなえます。タナカ建材は、家とお客さまにしっかり向き合うとても誠実な会社でした。

(2023年11月取材)

詳しく見る 閉じる

・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。

・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

屋根修理・屋根リフォーム事例屋根修理・屋根リフォーム事例(有限会社タナカ建材)2件

屋根修理・屋根リフォーム事例屋根工事(取替)

S.M様 (鳥取県倉吉市)

更新日 2024.01.24

before

before

after

after

建物種別
一戸建て
価格
275〜300万円
施工期間
15〜20日

一覧を見る一覧を見る

・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。

・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

工事店プロフィール 工事店プロフィール(有限会社タナカ建材)

一番の強み 建材卸業ならではの知識を備え、お客さまの要望をヒアリングしたうえで建物の状態に合わせた施工を提案できるところ
会社名 有限会社タナカ建材
対応工事
屋根
瓦屋根
金属屋根
その他
雨樋
太陽光
塗装
屋根塗装
外壁塗装
屋上防水
雨漏り
従業員数 社員:3名
特徴 リフォーム業
瓦屋根工事業
その他屋根工事業
雨樋工事業
対応エリア

中国地方

アフターフォロー体制 年末年始にカレンダーをお渡ししております。
気になることがあればお気軽にご連絡ください。
やねいろはケア 対応可
代表者 田中 大樹
代表者経歴 有限会社タナカ建材 代表取締役
倉吉商工会議所 所属
中部瓦組合 所属
1994年3月:鳥取県立倉吉西高等学校 卒業
1994年4月:株式会社コニシ 入社
2002年3月:株式会社コニシ 退社
2002年4月:有限会社タナカ建材 入社
2018年2月:有限会社タナカ建材 代表取締役 就任
所在地 〒682-0851
鳥取県倉吉市西倉吉町20-17 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~金曜日 8:00~17:00、土曜日 8:00~13:00
定休日 日曜日、第二・第四土曜日、祝日、年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)
外壁工事の依頼も可能です。有限会社タナカ建材の「かべいろは」掲載記事はこちら