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田畑や山の粘土が主原料です。有機物、粗砂、アルカリ分を含まないもので、水や風などで移動して一定の場所に堆積した成層粘土が多く使用されています。
粘土はけい酸やアルミナが主成分でFe2O3、CaO、MgO、K2O、Na2O3などを含んでいます。これらの成分は焼くと、化学変化をして硬い材料になります。
粘土を繰り返し練り混ぜ硬練りとし、型に入れて圧縮成型機で成型します。成型された表面を磨いたのち、型から取り出して天日乾燥を行います。乾燥後は窯に入れ900~1500℃の高熱で焼き上げます。
表面に炭素の被膜を作ったいぶし瓦、酸化鉄・マンガンなどの釉薬を塗って焼いた釉薬瓦があります。
瓦の形状等はJISで規定されており、JISで制定する形状は和瓦とS瓦があります(JIS A 5208)。またJISで規定されてはいませんが、現在洋風の屋根によく使われる平板瓦、マウント系瓦も主流となっています。
1枚の瓦の大きさは3.3m2(1坪)当たりの面積に敷き並べる枚数によって決められます(和瓦53Aは3.3m2に53枚並べられ、平板40枚判は3.3m2に40枚並べられます)。
| K | Ca | Na | Mg | Al | Zn | Cr | Cd | Fe | Co | Ni | Sn | Pb | (H) | Cu | Hg | Ag | Pt | Au |
| →矢印の方向にしたがってイオン化しにくくなる→ | ||||||||||||||||||
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鋼板の表面に、アルミニウムと亜鉛のめっき(アルミニウム55%、亜鉛43%)を行ったものです。熱反射性、耐熱性などに優れるアルミニウムと、錆びの進行を防ぐ機能(防食機能)を持つ亜鉛で鋼板をめっきすることにより、通常の鋼板よりも優れた性能をもっています。また最近はガルバニウム鋼板の表面に着色された石粒を吹き付けた金属板(石付)などもあります。
鋼板の表面に、亜鉛のめっきを行ったものです。水に触れたときに、先に亜鉛が溶ける性質を持つことから、鉄が溶けることを防ぎ、鉄の錆び(腐食)も防いでくれます。トタン板は過去には屋根材として使用されていましたが、現在の金属屋根としては、ガルバニウム鋼板が多く使われています。
鋼板の表面に、すずのめっきを行ったものです。水に触れたときに、すずは鉄よりも溶けにくいため(鉄が溶け出すため)、缶飲料や缶詰の材料として使用されます。
鉄を50%、クロムを10.5%以上含む合金であり、クロムが空気と結合してできた皮膜により、錆びにくい性質を持ちます。強度も強く、優れた性能をもちますが、価格はガルバニウム鋼板よりも高くなります。
言葉の通り、銅で構成された金属板であり、銅は空気中で酸化するため、褐色から緑青色へ変化していきます。耐久性に優れ、昔から神社仏閣などで使用されていますが、価格が高いため、一般住宅ではあまり使われません。