高い技術が武器の職人集団。瓦から屋根材全般の対応へ進化する専門店

株式会社髙添工業所

山梨県 甲府・湯村

山梨県瓦工事業連合会所属

株式会社髙添工業所

株式会社髙添工業所は、大正9年創業の歴史ある屋根工事店です。山梨県甲府市を中心に、新築住宅の屋根はもちろん、屋根修理や屋根リフォーム工事を手掛け、雨樋、タキロン波板などの修繕も得意としています。甲斐武田神社の屋根工事など山梨県甲府市周辺の有名な屋根工事を行った実績もあり、様々な案件に対応可能です。

工事店の想い工事店の想い

PERSON自動車整備士から屋根職人へ転身。扱うものは違っても仕事に対する情熱は変わらない

株式会社髙添工業所(以下、髙添工業所)は、山梨県甲府市下飯田に拠点を構える、大正9年創業の老舗屋根工事店です。創業時は瓦葺きが専門でしたが、現在は瓦葺きの他、金属屋根工事、樋工事も請け負っています。昔ながらの瓦工事技術を持った職人が在籍しているため、一般住宅、寺社はもちろん、甲府城武徳殿の屋根工事など、多岐に渡る屋根工事の実績があります。

髙添工業所、四代目取締役社長の髙添勝美さん(以下、髙添さん)は、屋根工事業者としては異色の自動車整備士出身。しかし、機械と住宅、扱うものは変われど手先を使う仕事への熱意は今も昔も変わりません。髙添さんは、29歳の時に自身の妻の実家である、髙添工業所へ入社しました。家業を継ぐ前提での結婚、そして自動車整備士から屋根工事職人への転身、そんな人生を歩んできた髙添さんに、幼少期からこれまでのお話を伺いました。
「親の話なので、身内びいきはあると思いますが、運動神経の良い子どもだったようです。日が暮れるまでひたすら外でサッカーなんかをして遊んでいた、友達と遊びがすべてのような子どもでしたね。図工や体育が好きな、本当にわかりやすく『勉強が嫌いな子』でした」
中学校入学の際は、バスケットボール部へ入部しましたが、その後、顧問の先生に体力をつけてこいと言われ、なぜかラグビー部へ放り込まれたそうです。しかし、思いがけず始めたラグビーで髙添さんの運動能力は磨かれ、ラガーマンとして頭角を現し、高校進学後も継続することになります。
「ひょんなことからはじめたラグビーが、中学時代のメインの活動になったんです。その時のチームが県大会の2位になりました。もちろん、練習は厳しくてまるでスクールウォーズの世界。高校で続けるつもりはなかったんですが、それでもいざやり始めると、スポーツや勝負ごとが好きなので熱中しました。結局は、県代表に選ばれるくらい、真剣にやっていましたね」

しかし、大学進学後はスポーツではなく、自動車整備の面白さに開眼。車関係の部品を買うためにアルバイトに精を出した大学時代でした。貯めたお金を、すべて自分の車に使うほどの入れ込みようだったそうです。
「19歳の頃には、車の仕事で食べていこうと決めていました。あの頃は学生でも自分の車を持って、好きなようにカスタマイズして、それが車好きには最高に格好良い時代でした。周りの友人も同じようなことをして夢中になっていましたね。実は、大学生の頃に買った車を、今でも大事にしているんです。さらに卒業後の就職先はガソリンスタンド。筋金入りですよね」
そして、髙添さんはガソリンスタンドで働きながら整備士資格を取得。その時は、一生、自動車の仕事に携わっていこうと考えていました。しかし、29歳の時に交際していた彼女の父親(当時の髙添工業所の社長)から「そろそろ身を固めて、うちで働かないか」と打診されます。
「彼女とは大学一年の時からの付き合いでした。結婚イコール家業を継ぐという話だったので、相当悩みました。自動車整備から屋根工事って、全くの異業種です。考え抜いた末に、彼女と一緒にいたい気持ちもあり、転職の覚悟を決めて、髙添工業所へ入社しました」

今年で髙添工業所へ入社して10年、取締役社長に就任して4年になります。入社当時を振り返って、髙添さんはこう話します。「入社した時は、当然、屋根工事のことは右も左もわかりません。でも、同年代の屋根職人がいたので話がしやすかったし、社長は義理とはいえ父親なので、仕事の話を何でも聞かせてくれました。新入社員が社長と気軽に話せるなんて、自分は本当に恵まれていたと思います」

そして、節目の10年を迎えた今、会社に対する想いと今後の展望について、次のように語ってくれました。「この10年で変わったことと言えば、私の会社に対する気持ちですね。未来をよく想像するようになりました。髙添工業所は『瓦屋さん』から『屋根屋さん』にならないと、食べていけないと考えています。瓦屋根工事の特殊な技術とプライドは守りつつ、その他の板金屋根や雨樋の工事技術にも磨きをかけていかないと、この世界で生き残れません。『会社を守る、従業員を守る』。私の中で、そのような経営者としての意識が強くなってきたんだと思います」

詳しく見る閉じる

WORK屋根工事へのプライド、情熱、そしてお客さまへの感謝をいつ何時も忘れずに

髙添工業所は、瓦屋根工事、金属屋根工事、雨樋工事を専門とする屋根工事店です。新築から屋根修理・屋根リフォーム工事まで対応しており、また、伝統的な瓦屋根工事の技術をもった職人が在籍しているため、寺社から一般住宅まで、施工できる屋根の種類は様々です。

現在、髙添工業所には、8人の職人が在籍しています。30年近く勤めている職人が1人、10年以上が6人。平均年齢は40代と若く、これは、高齢化が進む屋根瓦職人業界では大変珍しいことです。髙添さんは、自社の強みをこう話します。「会社としての一番の強みは、職人の人数が多いだけではなく、職人歴が長い人が多いことです。私はまだ10年と経験が浅い方ですが、他の職人は私よりももっと経験値が高く、腕が磨かれています。実際の屋根工事の作業としての強みは、屋根塗装や外壁塗装工事以外は外注にせず自分たちでできることですね。私の考えている、瓦屋さんから屋根屋さんへの移行が、うまく進んでいるのではないかと思っています」

そして、会社として仕事をする上で一番大切にしているのは、「当たり前ですが、雨漏りを高品質な技術で直すこと、そして同じ場所で雨漏りを繰り返さないこと。それが屋根工事をしていく上での大前提ですね。お客さまの要望をくみ取って、的確な修理をするのが会社としての使命だと考えています」
そして、髙添さんはこうも言います。「実作業ではなく、精神論というか、私が仕事をする上で大切にしている考えがあります。それは、お客さまに感謝の気持ちを忘れないということです。これは、ガソリンスタンド時代の先輩の受け売りなんですが、まず、自分たちの給料はどこから出ているか意識しろと教わりました。若い従業員にそれを尋ねると、大抵は『会社から給料をもらっている』と答えます。しかし、もっと深く考えると、お金を払ってくれるお客さまがいてこそ、会社は成り立っているんです。私たちを信頼して仕事をくれる、そして支払いをしてくれる。私たちは、金額の安い高いに関わらず、目の前の仕事をお客さまのために真剣にやる、そんな気持ちを大事にしなければなりません。そうすれば、次の仕事にもきっと繋がっていきます。お客さまあっての商売なんですよね。私の仕事に対する姿勢は、サービス業も屋根工事業も関係なく、この信念が今も柱になっています」

次に実際に屋根修理・屋根リフォームにいたった雨漏り対処事例について伺ったところ、工事依頼に関する興味深い話が出てきました。「屋根からの雨漏り修繕を依頼されて、現場へ行くと屋根は濡れていない。屋根の雨漏りなら、職人の経験で場所や原因がわりとすぐに判明します。でも最近は、調べてみると、雨漏りの原因は壁やサッシだということが割とありますね。壁際の雨押さえ(壁と屋根の境界に用いる、水の侵入を防ぐための金属板)が開いて隙間が空いていたり、サイディング(外壁パネル)のコーキングが切れていたりという場合なら、私どもで対処しますが、本格的な壁の修繕になると、信頼のおける業者さんを紹介しています」

さらに、瓦屋根工事を得意とする会社ならではの、専門的なお話も伺いました。
「瓦屋根の雨漏りの原因は、平部の割れや、棟部分のしっくいが劣化してそこから水が浸入することが多いですね。またセメント瓦屋根の場合に起こる雨漏りとしては、水をはじく機能を持つセメント瓦表面の塗装が経年劣化によってはがれてしまい、セメント瓦自体が水を吸うことにより、その下にあるルーフィングが劣化、更にその下の屋根裏部分に水が浸入することもあります。また、日本家屋でよく見られる入母屋という形の屋根に多いのですが、隅棟と化粧棟の交わり部分には水が通るためのトンネルを作ります。ですが、そのトンネルを長年水が通ることでトンネルが劣化してしまい、トンネルが崩れ、そこにゴミや土が詰まり、結果として雨漏りの原因となる、そのようなことが見られます。でも、こうやって瓦屋根の細かい話をしても、普通は何がなんだかわからないと思います。なので、このような専門用語に関しては、打ち合わせの際に、必ずお客さまにわかるように説明しています」

また、ここ山梨県甲府市ならではの事例はないかと尋ねたところ、山沿いならではの寒暖差と八ヶ岳からの局地風の影響があるとのこと。「山梨は寒暖差があります。八ヶ岳からの風の影響で凍害が起こりやすいので、屋根に三州(瓦の産地の一つ。愛知県付近)のいぶし瓦(陶器瓦)は、使えないですね。先代は、瓦屋根を葺くときに、昔から全数釘打ち(※1)と同じくらいの強度が高い、全数銅線留めをやっていたので、地域の人から信頼が厚かったようです」

※1全数釘打ち…瓦1枚に対して1本の釘で留め付けを行う施工法

詳しく見る閉じる

MESSAGEたくさん話をする、たくさん話を聞く。屋根工事の相談は、明るい対応でお受けします

髙添工業所のアフターサービスは、「屋根リフォーム後に何かお困り事がありましたら、いつでもかけつけます」というフットワークの軽さ。また、アフターサービスとは違いますが、見積もりは無料なので、他の屋根工事店が施工した箇所の点検や屋根修理でも、気になることがあれば気軽に問い合わせをしてほしいと髙添さんは言います。

最後に、「やねいろは」をご覧になっている、屋根トラブルにお困りのお客さまへメッセージです。
「経験豊かな屋根職人が、どんなお困り事にも臨機応変に応じます。コレ何かな?と家の内外で気になることがあったら、まずは連絡をください」
さらに、髙添さんは続けます。「お客さまとたくさん話をしたいです。私はガソリンスタンドに勤めていた若い頃、人見知りがひどかった。でも、先輩に『話すこと』の大切さを教わってから、初対面でもコミュニケーションを取るよう心がけました。会話をすることで、人と人の距離は縮まりますね。時間はかかりましたが、結果、今は人見知りだった言うと、驚かれるくらいの人間になれました」と、お客さまにとって緊張する初めての問い合わせでも、髙添さんが担当なら明るい対応が期待できそうです。

瓦屋根葺きで始まった髙添工業所。現在は、専門技術を持つプライドと確固たる屋根施工技術を武器に、『瓦屋さん』から『屋根工事屋さん』へ脱皮しようとしている最中です。屋根工事店としてお客さまから選ばれ続け、さらにお客さまの期待にこの先も応え続けるために、これからやるべきことは何か?髙添さん率いる職人集団は、切磋琢磨しながらその答えを探し、髙添工業所に新たな歴史を刻むでしょう。

(2018年4月取材)

詳しく見る閉じる

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

屋根修理・屋根リフォーム事例屋根修理・屋根リフォーム事例(株式会社髙添工業所)0件

施工事例はありません。

屋根工事のクチコミ評価屋根工事のクチコミ評価(株式会社髙添工業所)0件

クチコミはありません。

屋根工事店日記屋根工事店日記(株式会社髙添工業所)

工事店日記はありません。

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

屋根工事店プロフィール屋根工事店プロフィール(株式会社髙添工業所)

一番の強み 技術面に関しても屋根の納めに関しても経験値があるため、それを応用して、どんな 工事にも広く対応できるところ。
会社名 株式会社髙添工業所
対応工事
  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 陸屋根
  • その他
  • 外壁塗装
  • 屋根塗装
従業員数 社員:13名、専属外注:5名
建設業許可 山梨県知事許可(般-29)第8443号
保有資格者 ・一級かわらぶき技能士:1名
・二級かわらぶき技能士:7名
特徴 屋根工事業
外壁工事業
雨樋工事業
対応エリア

山梨県

  • 石和・勝沼
  • 大月
  • 下部・身延・早川
  • 山中湖・忍野
  • 八ヶ岳・清里
  • 甲府・湯村
  • 河口湖・富士吉田
アフターフォロー体制 ・全日本瓦工事業連盟が発行している第三者賠償責任保険(工事中、工事後どちらにも対応)(引き受け会社:損害保険ジャパン日本興亜株式会社)に加入しております。
・何か気になるところがあれば、お気軽にご相談ください。
代表者 髙添 勝美
代表者経歴 株式会社髙添工業所 取締役社長 髙添勝美
1984年4月:石和中学校 入学
1987年3月:石和中学校 卒業
1987年4月:山梨学院大学付属高等学校 入学
1990年3月:山梨学院大学付属高等学校 卒業
1990年4月:山梨学院大学法学部 入学
1994年3月:山梨学院大学法学部 卒業
1994年4月:株式会社山梨共栄石油 入社
2000年3月:株式会社山梨共栄石油 退社
2000年4月:髙添工業所 入社
2015年1月:髙添工業所 取締役社長 就任
所在地 〒400-0064
山梨県甲府市下飯田2-3-30 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 8:00~17:30
定休日 日曜日、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始

最近チェックした屋根工事店