お客さまと共に培った、最高品質の屋根工事・リフォーム技術で勝負

有限会社丸三商会

和歌山県 和歌山市

和歌山県屋根工事業協会

有限会社丸三商会

和歌山県和歌山市舟津町の有限会社丸三商会は、瓦屋根、金属屋根をはじめとする屋根全般のリフォーム・修理が可能な屋根工事店です。一級かわらぶき技能士が在籍しており、全ての屋根材に対応できる人材と高い技術が強み。この地で創業63年、地域に根付いた信頼のおける会社です。

工事店の想い工事店の想い

PERSON幼い頃から覚悟があった屋根業界での家業継承。予想外にも自営業と共に地域貢献も果たす

和歌山県和歌山市舟津町の有限会社丸三商会(以下、丸三商会)は、瓦屋根、金属屋根をはじめとする屋根まわり全般の修理・リフォームと、太陽光パネル設置が可能な屋根リフォーム・屋根修理の工事店です。会社の前身は、現・代表取締役の山本裕久さん(以下、山本さん)の親戚が経営していた瓦屋の「丸八瓦」。山本さんの父(先代)が親戚から瓦屋を引き継ぎ、社名を「丸三商会」と改め現在に至ります。先代の頃は瓦屋根修理や葺(ふ)き替えを事業の柱としていましたが、山本さんに代替わりをしてからは新築・リフォームを問わず、金属屋根工事や太陽光パネルの設置などにも積極的に取り組んでいます。

「社名の由来?八より三にしておけば、いつでも『○○さん』て呼ばれているみたいになるからや。『さん』って付けられたほうが気持ちがええもんな。実は本当の理由は知らんけどね」と、会社名の由来を話す山本さん。これには、取材スタッフ一同が大笑いでした。紀州弁のイントネーションがエピソードの1つ1つを華やかにします。そんな朗らかな山本さんに、子どもの頃から今までのお話を伺いました。

「小学生の頃は、物静かで恥ずかしがり屋の少年。草野球をしてばかりやったな。細身やったから母親に柔道をやれといわれて、小中高は柔道。当時、柔道のドラマをやっててな、柔道に人気があったんや。練習はめちゃくちゃしんどかったけど、町の道場やったから他の小学校の友達ができて、それが楽しかったんやな」
「物静か」に反応して、こちらが「今の様子からは想像できません」と言うと、「そら、人間成長するもんやろ」と山本さんは豪快に笑いました。

山本さんは中学生の頃、既に家業の瓦屋根工事店の仕事を手伝っていました。休日には母親に連れられて現場へ行き、瓦運びや掃除などをしたそうです。
「父が体を壊してしまい、現場へ行かれへんようになりまして。番頭さんが現場を回していたから、休みは雑用係に駆り出されました。嫌だったかって?そら好んでやってはいなかったな。でも、よう働いてよう喋るやかましい母親に行く言われたら、中学生なんて何も言えん。その頃から親に『高校を出たら瓦屋になるんやで』と言われていて、それに対しては嫌だと思うとったなあ」と、山本さんは当時を振り返ります。

『高校を卒業したら瓦屋になれ』
親からのその言葉を積極的に受け入れてはいなかったものの、反抗はせずに18歳で丸三商会へ入社。しかし大学進学への気持ちも捨てきれず、入社と同時に短大の夜間部へ入学しました。そこから3年間、昼間は丸三商会で仕事、夕方からは大学で授業と二足のわらじを履くことになります。
「大学時代は楽しいのひとこと。21時には授業が終わってそれから友人と遊んでいましたね。仕事してからの通学は全くしんどいと思わんかった。経済学部やったから、帳簿の見方の専門的な授業もあって、それは今も経営の面で役に立っています。かみさんと知りおうたのも大学や」と、大学生活を友人と謳歌した様子です。
学生生活とは別に、既に仕事にも就いていた山本さん。瓦屋根の仕事で辛かったのは、夏の屋根の上の高温、そして冬の厳しい寒さだったそうです。若いとはいえ、季節ごとの現場のきつさは体にこたえたと言います。しかし仕事を覚えるのは楽しく、学生生活と相まって毎日が充実していたとのこと。
「その時、すでに父は事務方に従事していたな。見積もりの取り方や事務処理は父に教わったけど、現場の仕事を直接教えてくれたのは当時の番頭さんやったなあ。番頭さんには、得意先を回っての挨拶、現場の段取りの仕方など、屋根工事のことだけではなく営業全般を教えてもらいました」と、懐かしそうに話してくれました。
大学を卒業してから2年後に、在学中から付き合っていた恋人と結婚。そして1993年、28歳の時に丸三商会の代表取締役に就任しました。

これからの丸三商会の会社としての展望は?の質問に、山本さんはこう答えました。
「地域に認められる会社でありたい。それには人付き合いや地域貢献も大切や。私は子どもが小さい時はPTA会長もやったし、今は民生委員の仕事もしています。そうやって地域を知る、人を知ることも自営業者には大切なことと違うんかな。あと、時代の流れと共に柔軟に会社も変わるべきやね。先代の時は瓦屋根の工事やリフォームが商売の主軸でしたが、これからは屋根瓦だけにこだわっていてはあかん。カラーベストをはじめ、太陽光パネルやその他の屋根材にも対応できなければ。末永く仕事ができる会社、そして、最終的にはお客さまも従業員も、皆が幸せになれる会社でありたいですね」

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WORK雑談は何より大切。屋根の本題に入る前に、コミュニケーションを交わすよう努力する

有限会社丸三商会は、瓦屋根、金属屋根の修理・リフォームを専門とする工事店。近年は、屋根だけではなく外壁サイディング、外壁塗装、太陽光パネルの設置など、外まわりの修理やリフォームも積極的に行っています。

丸三商会の強みは、お客さまの要望に沿った見積もりが出せること。それは、どうやら山本さんの人柄が影響しているようです。
「お客さまと初めて会った時には、本題に入る前にまず雑談やね。いきなり屋根の専門用語を沢山並べても、お客さまは気負ってしまう。お客さまの家の中の写真なんかも会話のきっかけになる。そうしてからだと、屋根の修理や屋根リフォームに関して、家族が本当に望んでいることが聞き出しやすい。私たちも見積もりが出しやすくなります」と、お客さまとのコミュニケーションに力を入れているようです。ただ、山本さんの様子からは「こうしなければ」という気負いは全く感じられません。

また、山本さんは「屋根の丁寧な仕上げ」にもこだわりがあります。丁寧な仕上げとは?と尋ねると「やっぱり『線』ちゃうかな」と即答。
「屋根が美しいラインになっているかにこだわります。糸を張ってきれいに施工したつもりでも、下から見るとゆがんでいる場合がある。だから、私は必ず屋根の下に降りて遠目からも最終確認をします。直線も曲線もラインがゆがんでいたらあかんと、職人にも徹底しとります。それはもしかしたら自己満足かもしれんね。でも仕事ちゅうもんはそういうものだと思っています」
さらに、丸三商会では屋根の修理・リフォーム工事の工程で職人を変えないことにもこだわります。瓦屋根や金属屋根の下地となる野地板の設置は、通常は屋根職人ではなく大工の仕事ですが、丸三商会では大工に依頼せず、自社の屋根職人が野地板の貼り付けもこなします。お客さまにとっては、何ら関係のないことですが、そこには山本さんの職人への想いが詰まっているのです。
「職人たちには、瓦仕事にこだわるなと言っています。今の屋根修理やリフォームは、瓦から瓦へ葺(ふ)き替えること自体少なくなってきています。屋根のついでに壁も修理してと言われる場合も多いし、金属屋根や外壁サイディングもできるようになっていかな、生き残れんやろ。職人がもし丸三商会を離れても、身につけた技術はきっと他で役に立つと思っています。沢山の技術をもった職人がいるのも、丸三商会の強みと言えるんちゃうかな」

また、山本さんが仕事をする上で大切にしていることは、仕事の終わりと始まりの挨拶、それにマナーだそうです。
「お客さまへの挨拶、業者さんへの挨拶。お互い気持ち良く過ごすための基本やな。他には、喫煙は決められた場所でとか、来た時よりも仕事終わりの方が現場がきれいになるように掃除も徹底的にやるんや。私が子どもの頃、母に『休憩中もゴミを拾え』と言われたこともあってな。その頃は休憩なのになんでや思ったけど、こういうことだったのかもしれんな」
実際の屋根工事・リフォームの作業中に気をつけているのは、釘1本たりとも手を抜かない、そして丁寧で美しい仕上げにすることです。
「屋根の上は自分たちしか見ないし、まして瓦は重なっているから瓦の下を確かめようもない。けどそれでも手を抜かない。それがプロの仕事だと思うで。あとは安全第一。屋根の上で職人が怪我をしたなんてことになったら、お客さまに申し訳ないでしょう。自分に置き換えて考えてみい。気が沈むやろ?」と、仕事や自分たちの振る舞い、何に関してもお客さま第一の考えがモットーです。

次に実際に屋根リフォーム・屋根修理に至った雨漏り対処事例についてです。
「1階と2階の境目、壁の取り合い(※1)の外壁部分からの雨漏りがありまして。昔の工法でルーフィング(※2)の設置がなかった。強風で漆喰部分に雨水が押し込まれて、その水が壁をつたって中に入り込んでしまったんやね。それはのし瓦(※3)を撤去して捨て水切りの板金(※4)を入れました。さらに瓦の下にルーフィング(※2)を追加。でもこれは、誰が悪いわけでもありません。昔の施工はみんなこんなもんですね。技術の進歩と共に、こうやってメンテナンスしながら暮らしていけばいいと思います。あとは、隅棟(すみむね、※5)の半端な瓦のカット(※6)忘れによる雨漏りもわりと多い。瓦屋根には必ず水の逃げ場を作らんと……そう、水の流れと言えば」と、話の途中で山本さんの声がワントーン高くなりました。
「水の流れで思い出した。一時期流行った訪問業者の修理な。瓦の隙間にびっちりコーキング(※7)してしまうんや。あれはあかん。水がよう流れんようになって必ず雨漏りを起こします。コーキングして良い場所と悪い場所を見極めないと。最近はそんな屋根修理は聞かなくなったけど、その後始末を私たち屋根リフォーム業者がやっていますよ」
その他、ペンキを塗った後の縁切りを行っていないために起こる雨漏り、これも瓦の特性をきちんと活かして、水の流れを作れば防げる雨漏りだと山本さんは嘆きます。

最後に、和歌山県和歌山市舟津町付近の屋根修理の地域特性についてです。
和歌山県は台風の通り道になることが多く、強風対策には力を入れていると山本さんは言います。「強風対策には、軒先の軒瓦(※8)をビスで留め付けます。和歌山の屋根リフォーム工事店なら、これは標準の工事とちゃうかな。昔は銅線でくくりつけたものやけど、今はビス止めが主流です。これをやっとけば、屋根が30年もつかもしれんな。あまり丈夫だと屋根リフォーム会社の仕事がなくなるかもしれんね」と、ジョーク混じりに苦笑していました。

※1 取り合い…屋根と壁のつなぎの部分
※2 ルーフィング…屋根材の下に敷く防水シート
※3 のし瓦…屋根と壁とのつなぎ目や冠瓦(屋根の登頂部分)とのつなぎ目に使う瓦。瓦割などで用いられる瓦と形状は同じ。
※4 捨て水切りの板金…雨水を雨樋(あまどい)へ流すための金属製の板
※5 隅棟(すみむね)…屋根面と屋根面のつなぎ目部分
※6 半端瓦のカット…雨水が屋根の中へ入るのを防ぐための工夫。雨水が、瓦から次の瓦へとスムーズに流れるようにし、最終的に家の中へ入らないようにするために行う瓦の切断。
※7 コーキング…建築物において気密性や防水性のために使う。隙間を埋めるために用いられることが多い
※8 軒先の軒瓦…棟からはみ出ている屋根部分(軒先)に用いる円筒状の瓦

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MESSAGE資格保有だからこその知識と技術を活かす。お客さまの要望に沿った説明と屋根施工をしたい

丸三商会が行うアフターサービスは、屋根修理・リフォーム工事の場合は1年点検と3年点検です。これは、瓦屋根でもカラーベストでも工事の種類は問いません。雨漏りの部分修理は、補修の程度によって工事完了後に確認に行く場合もあるそうです。
「雨漏り補修完了後に確認をしに行くと、雨漏り以外の違う悩みを相談されることが多いですね。最近のお客さまはどこにたのんだらええってのがわからんのです。新築した時の工務店があれば頼めるけど、もう閉店しているとお手上げや。屋根以外の相談だったら、私の知っている工事業者さんを紹介することも多いです。屋根に限らず、個人経営の工事店の後継者が少なくなってきているのも問題かもしれんね」

最後に、「やねいろは」をご覧になっている、屋根の不具合でお困りのお客さま、そして屋根リフォームなどを検討中の方へメッセージです。
「丸三商会は、資格保有者を備え、どんな屋根工事・リフォームでも、最高の技術で施工します。でもいくら技術が高いと自分たちが言うても、資格保有っていうのはうちの都合です。私たちは、どんな小さなことでも、お客さまにわかるように説明することを心掛けています。お客さまの要望に沿って屋根工事・リフォームをする、私たちの仕事はこれに尽きると思っていますので、何かありましたら気軽にお問い合わせください」

今でも、山本さんは自ら現場へ出て、屋根リフォーム・屋根修理に汗を流しています。
「昨日も民生委員の会議が終わってから夕方3時に現場入り。1人で太陽光パネル54枚取り付けや。今の時代、社長が椅子に座ってふんぞり返ってるなんてあらへんで。そんなラクな商売あるかいな。でも現場の仕事は好きやな。現場は面白い。どうやったらこの屋根に具合よく、美しくおさまるかって考えている時がいい時間やな」と、楽しそうに話す山本さん。
「屋根現場の仕事が好き」
このシンプルな言葉の中には、職人の仕事に対する誠実な想いが込められているに違いありません。山本さんの紀州弁による沢山の話を楽しく伺いながら、そう実感した取材でした。

(2018年6月取材)

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屋根修理・屋根リフォーム事例屋根修理・屋根リフォーム事例(有限会社丸三商会)1件

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屋根工事(取替)

工事種別: 屋根工事(取替)

価  格: 275~300万円

施工面積: 275~300m²

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屋根工事のクチコミ評価屋根工事のクチコミ評価(有限会社丸三商会)1件

総合評価

star star star star star 4.75

コミュニケーション star star star star star 4.85
工事の技術 star star star star star 5.00
アフターフォロー star star star star star 4.70
提案力 star star star star star 4.90
価格の満足度 star star star star star 4.40
マナーの良さ star star star star star 4.80
清潔感 star star star star star 4.55

新着クチコミ

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和歌山県和歌山市

R.H

70代 女性

  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 陸屋根
  • その他
  • 屋根塗装
  • 外壁塗装

投稿者からのコメント

瓦がズレているので屋根を見てほしいと連絡を頂き、現場調査を行い、葺き替え工事を行いました。お客様から「きれいに仕上げてくれてありがとう」と言うお言葉を頂きました。

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屋根工事店日記屋根工事店日記(有限会社丸三商会)

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屋根工事店プロフィール屋根工事店プロフィール(有限会社丸三商会)

一番の強み 屋根に関する工事は何でもできる職人がそろっているので、小さい工事から大きい工事まで対応できるところ
会社名 有限会社丸三商会
対応工事
  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 陸屋根
  • その他
  • 外壁塗装
  • 屋根塗装
従業員数 社員:4名 専属外注:3名
建設業許可 和歌山県知事許可(般-28)第012369号(屋根工事業)
保有資格者 ・一級かわらぶき技能士:2名
・一級スレート技能士:1名
・二級かわらぶき技能士:1名
特徴 屋根工事業
リフォーム業

対応エリア

和歌山県

  • 白浜・龍神
  • 有田・御坊・日高
  • 高野山
  • 和歌山市

大阪府

  • 堺・岸和田
アフターフォロー体制 全瓦連第三者賠償保険に加入しています。
自社で行った葺き替え工事に関しては1年点検、3年点検を実施しています。
代表者 山本 裕久
代表者経歴 有限会社丸三商会 代表取締役
1975年3月:伏虎中学校(現:和歌山市立伏虎義務教育学校) 卒業
1975年4月:和歌山県立和歌山商業高等学校 入学
1978年3月:和歌山県立和歌山商業高等学校 卒業
1978年4月:丸三商会 入社
1978年4月:和歌山大学経済学部短期大学(夜間) 入学
1981年3月:和歌山大学経済学部短期大学(夜間) 卒業
1993年4月:丸三商会 代表就任
1993年11月:有限会社丸三商会に社名変更、代表取締役就任
所在地 〒640-8255
和歌山県和歌山市舟津町3-23-4 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 8:00~18:30
定休日 日曜日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)

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