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職人の技量は折り紙つき。約90年に渡り瓦に携わる老舗瓦屋根工事店

有限会社野村瓦店

茨城県 常総・桜川

茨城県瓦工事業組合連合会

有限会社野村瓦店

茨城県下妻市鯨の有限会社野村瓦店は、およそ90年に渡り、この地で瓦に携わり、瓦屋根を葺いている屋根工事店です。国家資格保持者が多数在籍し、職人層の厚さは折り紙付き。近年は、金属屋根の修理・リフォームにも対応可能で、様々な形態の屋根に精通しているのが強みです。

工事店の想い工事店の想い

PERSON東日本大震災でかけられた温かい言葉。それで自分を奮い立たせ、苦しい局面を乗り切った

有限会社野村瓦店(以下、野村瓦店)は、茨城県下妻市鯨に拠点を構える屋根瓦工事店。瓦屋根の新築工事、葺(ふ)き替え、修理・リフォームの他、近年はスレートや金属屋根工事も可能に。その他、雨樋や外構、外壁・屋根塗装工事の窓口にもなっており、新築から外装リフォームまで幅広い住まいのお悩みに対応する老舗の工事店です。

約90年の歴史を誇る、茨城県下妻市鯨の野村瓦店。四代目代表取締役の野村尚仁さん(以下、野村さん)に、会社の歴史とご自身のこれまでの歩みをお伺いしました。

「前身の瓦製造業としての創業は1930年頃ですが、資料は残っていません。私の曽祖父が創業者ということだけは確かです」
野村さんの曽祖父は戦前、この地で窯元を営んでいました。その後、窯を引き継いだ祖父が瓦を専門に製造するようになり、「野村瓦店」として屋号を構えたのもこの頃。職人を雇わず、瓦葺きに関しては窓口のみだったそうです。その後、お客さまのニーズに合わせ、自社で瓦葺きができる体制を整えました。やがて時代の流れと共に瓦製造を手放し、先代で瓦屋根工事店としての業態に落ち着いたそうです。

野村さんは高校卒業後、愛知県の瓦高等職業訓練校に入学。瓦工事店で働きながら訓練校で学ぶ2年間でした。幼い頃から跡継ぎ息子としての心構えがあったのかと思いきや、意外にもそうではなかったようです。
「実は、小学生の頃は屋根よりも建物全体に興味があって夢は設計士でした。中学生の頃から父の現場にアルバイトに行っていましたが、跡を継ぐなんて考えていなかったです。単にバイト料が欲しかっただけですね」

それでも、父と現場を共にしているうちに「瓦職人になるんだろうな」という想いが、高校生の頃に徐々に芽生えてきたそう。野村さんは「きっと父からの洗脳ですよ、これは」と苦笑しますが、瓦訓練校への進路は決して嫌々ではなかったそうです。

「今までこの仕事をやってきて印象に残っているのは、東日本大震災の時。お客さまから『屋根屋さんは神様だね。こんな大事な仕事はないよ』と言われたんです。あの時は何をしても心が沈んでいました。あれだけの被害でしたから、仕事はすごく忙しかった。でも心は満たされないというか……。そんな時ですね。神様みたいだと言われて、私の仕事で救われる人がいるんだと奮い立ちました」
しかし、この嬉しさと同時に悔しさも味わいました。
「混乱の中、わざわざ野村瓦店に連絡をくれたのに、私たちの手で修理できなかったお客さまがいます。あの状態でしたから、雨漏りの酷いところから回るしかなかったんですが、『何十年も野村にまかせていたのに、なぜ今すぐに来てくれないのか』と嘆く方もいて…辛かったですね」

野村瓦店の今後の展望は?と尋ねると、野村さんは次のように答えました。
「最近は、家のリフォームや修理、そして賃貸や売買までも、まずはインターネットで検索されるようになりました。個人的な見解ですが、瓦屋根工事店はそういった流れに疎い。瓦葺きが伝統的な技術だという事実が、時代のニーズに応える軽やかさの足かせになっている気もするんです。これからは世の中の流れをいち早く察知できるよう、何か仕組みを作っていきたいですね」

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WORKとことん聞いて話すのが打ち合わせの基本。お客さまの家への大切な想いをくみ取りたい

茨城県下妻市鯨の野村瓦店は、瓦葺(ふ)き、瓦屋根修理を手掛ける瓦屋根工事店。瓦屋根だけではなく金属屋根工事にも対応しており、瓦屋根から金属屋根へのリフォームも可能です。

野村瓦店の強みは、現場に出る社員全員が「一級技能士(国家資格)」の資格を取得していること。
「平板瓦葺きは、技術に大きな差は出ないと思います。でも!やはり和形瓦には技量の差が出ます。技術の確かな職人は、和瓦の良さを最大限に引き出し、雨水が滞らない水の道筋を作れるんです」

そして、野村さんがお客さまと接する上で大切にしていることは、打ち合わせ時に、どれだけお客さまの想いを引き出せるかだそう。
「直接問い合わせの電話をしてくるお客さまは、すでに住まいに何らかの不安を抱えています。まずは聞き役になり、お客さまに寄り添って、不安を取り除く姿勢を心掛けています。具体的な修理の話をするのはそれからですね」

大半のお客さまにとって、家を建てるのは人生最大の買い物であり、おそらく1度か2度のもの。野村さんは、新築でもメンテナンスでも、その機会に関われるのが嬉しいそうです。
「建物はお客さまの大切な財産。職人には、自分のものだと思って丁寧に作業するようにと伝えています。実作業だけではなく、現場は入ったとき以上に綺麗に掃除をして帰るということも徹底しています」

実際に施工した雨漏り修理では、30年ほど前に普及したルーフィングが原因でのトラブル例を挙げてくれました。劣化によりルーフィングの端が丸まる状態になり、そうなると瓦に不具合がないにも関わらず、丸まったルーフィングの端を雨水が伝い、建物の中に侵入します。瓦をはがさないと、原因が明らかにならないのがやっかいだそうです。
また、簡単な手入れで解決できる雨漏りのケースもあります。
「毎年、台風の季節に、雨樋に枯葉などのゴミが詰まって水が溢れる事例が多くなりますが、掃除でゴミを取り除いて樋の中の水の流れを以前のように戻すと解決する場合が多いですね。あと、谷に設置している銅板からの雨漏りもよく見ますが、それは経年劣化によるものなので、取り替えで対応します」

さらに、野村さんは大きな地震の後には、瓦屋根の点検をお勧めしています。
「最近、弊社で葺き替えた例です。東日本大震災の時には崩れなかったのに、2018年10月の強い台風で瓦が飛ばされた家がありました。近所の瓦屋根は、かなり崩れた地域でした。そこのお客さまは、大震災後には見た目に異常がなかったので、特に点検依頼をしなかった。けど私は、おそらく東日本大震災の揺れで、瓦がすでに弛んでいたのではないかと予想しています。大きな地震の際、そして似たような築年の家が並ぶ地域で、『自分の家だけ崩れなかった』という事態はとても危険です。ぜひプロに点検してもらってください」

最後に、ここ茨城県下妻市の気候の特性による屋根リフォーム・修理の特徴についてです。
「ここ茨城県下妻市周辺は、母屋、長屋の平屋の3棟からなる家がとても多いので、瓦の需要がまだまだ高い地域です。瓦屋根の景色は、とても日本的で美しいので、瓦屋としてはぜひ残していきたい。そうするには、新築やリフォームにどうやって瓦を使ってもらうかが大切です。瓦のPR方法を色々考えていきたいですね」

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MESSAGE東日本大震災で知ったメンテナスの重要さ。お客さまの家を守るためにハガキを送り続ける

茨城県下妻市鯨の野村瓦店は、瓦葺(ふ)き、瓦屋根修理・リフォーム、金属屋根工事を手掛ける瓦屋根工事店です。

野村瓦店のアフターサービスは1年に1度、ダイレクトメールにて送るメンテナンス案内に基づいて行われます。これは、野村さんが東日本大震災の後に導入した方法です。
「東日本大震災後、日々のメンテナンスさえ怠らなければ、ここまで瓦が崩れなかったんじゃないか?と思うケースが多々ありました。ハガキ1枚ですが、それがあるだけで、お客さまもこちらに連絡がしやすいんじゃないか思って続けています」

最後に「やねいろは」をご覧になっている、屋根の不具合でお困りのお客さま、そして屋根リフォーム・修理を検討されているお客さまへメッセージです。
「お客さまと同じ価値観をもって打ち合わせに臨みます。家に対する想いを、私たちに教えてください。職人の技術は確かなので、きっと良い提案ができると思います。お客さまの大事な家を守るために、たくさんお話しできればと思います。瓦屋根のこと、金属屋根のこと、お気軽にお問い合わせください」

瓦屋根店は、瓦葺きという伝統技術を守る責任と、情報社会の流れの速さについていく軽やかさ、その一見相反する行動を、同時に遂行しなくてはならない時代を迎えています。約90年の歴史を誇る野村瓦店、野村さんが職人として、経営者として、これからどのような指針を打ち出すのか、期待が膨らむ取材となりました。

(2019年7月取材)

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屋根修理・屋根リフォーム事例屋根修理・屋根リフォーム事例(有限会社野村瓦店)1件

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屋根工事(取替)/ 樋工事(取替)

工事種別: 屋根工事(取替)/ 樋工事(取替)

価  格: 250~275万円

施工長さ: 200~225m²/ 75~100m

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屋根工事のクチコミ評価屋根工事のクチコミ評価(有限会社野村瓦店)1件

総合評価

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工事の技術 star star star star star 5.00
アフターフォロー star star star star star 5.00
提案力 star star star star star 5.00
価格の満足度 star star star star star 5.00
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新着クチコミ

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茨城県下妻市

S.A

70代 男性

  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 陸屋根
  • その他
  • 屋根塗装
  • 外壁塗装

投稿者からのコメント

数年に一度、屋根瓦の状態を点検(定期点検)して頂くと有り難いです。

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屋根工事店日記屋根工事店日記(有限会社野村瓦店)

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屋根工事店プロフィール屋根工事店プロフィール(有限会社野村瓦店)

一番の強み 家に対するお客さまの価値観を大切にしながら、伝統技術にも優れた職人が直に施工を行うところ
会社名 有限会社野村瓦店
対応工事
  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 陸屋根
  • その他
  • 外壁塗装
  • 屋根塗装
従業員数 社員:3名 専属外注2名
建設業許可 屋根工事業(茨城県知事許可(般-29)第29928号)
保有資格者 一級かわらぶき技能士:2名
瓦屋根診断技士:2名
瓦屋根工事技士:2名
巻上げ機運転者:2名
石綿取扱作業従事者:1名
玉掛作業者:2名
ものづくりマイスター(かわらぶき):1名
木造建築物解体工事作業指揮者:1名
特定化学物質作業主任者:1名
特徴 リフォーム業
屋根工事業
樋工事業
対応エリア

茨城県

  • 常総・桜川
  • つくば・牛久
  • 霞ヶ浦・土浦・鹿島・潮来
アフターフォロー体制 全日本瓦工事業連盟の第三者賠償保険に加入しています。
施工後は無料定期点検のご案内を差し上げます。
それ以外の時期でも何かありましたらお気軽にお声掛けください。
代表者 野村 尚仁
代表者経歴 有限会社野村瓦店 代表取締役
1998年3月:下妻市立千代川中学校 卒業
1998年4月:茨城県立下妻第二高等学校 入学
2001年3月:茨城県立下妻第二高等学校 卒業
2001年4月:矢野屋根工事店 入社
2001年4月:愛知県瓦高等職業訓練校 入学
2002年3月:愛知県瓦高等職業訓練校 卒業
2002年12月:矢野屋根工事店 退社
2003年1月:有限会社野村瓦店 入社
2018年9月:有限会社野村瓦店 代表取締役 就任
所在地 〒304-0802
茨城県下妻市鯨70 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~金曜日 8:00~18:00
定休日 土曜日、日曜日、祝日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)

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