家の状態と予算に合わせ、瓦屋根・金属屋根どちらも最高の仕上がりに

いがらし瓦店

茨城県 北茨城・高萩・日立

茨城県瓦工事業組合

いがらし瓦店

茨城県高萩市本町のいがらし瓦店は、瓦屋根と新築工事、リフォーム・修理をメインに施工する屋根工事店です。その他、金属屋根にも対応可能。「若い人が親世代から引き継ぐ家を維持する手伝いがしたい」そんな温かい想いを軸に、費用や使用材料の選定に力になってくれる会社です。

工事店の想い工事店の想い

PERSON 屋根瓦葺き(ふき)の技術を次世代に繋ぎ、瓦屋の減少に歯止めをかける働きをしたい

いがらし瓦店は1977年創立の屋根工事店。茨城県高萩市本町に拠点を構え、40年に渡りこの地で屋根工事に携わってきました。得意分野は和瓦屋根ですが、近年はお客さまの要望に寄り添い、スレート瓦や金属屋根材のリフォーム・修理にも対応しています。

「いがらし瓦店は私が生まれる数年前に、父が立ち上げた屋根工事店です。私は子どもの頃から父について現場に行っていましたね。手伝う……というよりは遊び場所のひとつでした。屋根に上がってきびきび働く父の姿は格好良かったです。強く言われたわけではないですが、いつかは自分もここで働くのだと、自然とそんな想いが芽生えていました」

職人として働く父の背中を見て育ったいがらし瓦店代表の五十嵐義裕さん(以下、五十嵐さん)。父の事業を継いだ経緯を伺ったところ、幼少期の思い出を懐かしそうに話してくれました。

小学生になると現場で遊ぶだけではなく、荷物運びなど軽い手伝いも喜んでするようになりました。しかし、それよりも少年時代の五十嵐さんが熱中したのは「釣り」。放課後は必ずと言っていいほど、友達と釣りへ出かけていたそうです。

「私が夢中になったのはブラックバスです。釣りの楽しみ方は人それぞれで『さばく』『食べる』を目的にする人もいますが、私は『釣る』が何よりの喜びでした。今もルアーフィッシングが大好きです。ただ、仕事が忙しくて年に数回しかいけないのが寂しいですね」

高校時代は陸上部に入り部活もそれなりに楽しみましたが、休日は部活終了後に現場へ出て手伝うなど、家業の手伝いが本格化。その頃から、五十嵐さんとしては卒業後に父の工事店へ入る気満々でしたが、父と進路の話をすると意外にも反対されたと言います。

「住宅工事業は波のある業界だし、他にやりたい仕事があるならそっちへ行った方がいいぞと言われました。他にやりたい仕事?と考えた時に『釣りのプロ』なんて夢のまた夢みたいなことを考えていたなあ。現実的ではなかったですねえ。結局、瓦屋で働くイメージしか持っていなかったので、私が押し切った感じです。『大変だぞ』と、しばらく言われていた気がします」

正式に入社してから、五十嵐さんに対する父の対応は、単なる手伝いだったアルバイト時代とはがらりと変わりました。「教える姿勢」「仕事を頼む姿勢」、すべてがプロの物言いになり、初めは面食らったそう。

「他の職人さんの目もあるし、それまでの父とは全く違う態度でした。私も覚悟して入ったつもりでしたが、それ以上に父の『育てなければ』という気概も感じました。私の仕事に対する意識が大きく変わったのは『かわらぶき一級技能士』を取ってからですね。実は1度落ちたんです。まわりから『仕事もきちんとできてるし、受かるよきっと』と言われ、ロクに練習もしないで受けたらまんまと落ちました。2度目は絶対に取ると決めて、しっかり練習してやっと合格。それがあってからですね、仕事に対する思い入れが変わったのは……。手抜きやなまけは一切できないと痛感し、すべて本気で工事するように決心しました」

父から事業を継ぎ、代表に就任してからは実作業以外の仕事の多さに驚きの連続。それまでも現場責任者として作業の段取りはしていましたが、仕事はそれ以外の些末な事柄でできているのだと身をもって知ったと言います。

いがらし瓦店は、近隣で1軒しかない瓦屋根工事店です。少し前までは3軒ありましたが、経営者や親方の高齢により閉めてしまったとのこと。
「いがらし瓦店がなくなったら……困るお客さまがきっといると思うんです。ただ、後継者問題は切実で、若い世代で瓦屋根の仕事がしたいって人はなかなか来ません。でも、どうにかして若い職人を集めたいですね。この仕事を継承してくれる繋ぎ手を育てたいと常々思っています」

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WORK お客さまの要望が第一。瓦にこだわらず、住宅に合った屋根材料を提案していく

いがらし瓦店は茨城県高萩市本町にある、瓦屋根・金属屋根のリフォーム・修理、雨樋(あまどい)工事を手掛ける屋根工事店です。

五十嵐さんが仕事をする上で何より重視しているのは「長持ちする施工」です。時間と予算の許す限り、最高の仕上がりでおさめたいといつも考えています。

「予算や納期の都合はお客さまによって様々です。赤字になるほどの持ち出しの施工はできませんが、限られた予算でもその時に出せる最高のパフォーマンスをしたいと考えています。自分のやった屋根仕事には、数年後でも責任を持てるようにしたいんです。お客さまの家に、どんな材料でどんな施工をしたらベストなのか、じっくり話し合いながら仕事を進めています」

最近はリフォーム工事の受注が多く、打ち合わせのたびにお客さまの情報収集力に驚かされるそうです。五十嵐さんはプランの提案をしながら、お客さまから出てくる要望を聞き出し、最終的な決定を促します。
「見積もりに対する決定権を握っているのは、ご家族の中で男性だけでなく女性の方も多いですね。材料に関してもきちんと調べていて、打ち合わせが進むと『この屋根材を使ってみたい。この値段では厳しい』など、本音を言ってくれますね。そうなると私も説明がしやすくなるので助かります」

最近手掛けた瓦屋根の修理の中で強い印象を持ったのは、東日本大震災の爪痕が残っていた瓦屋根。そこで暮らすお客さまが忙しい人で、いつか直そうと思っているうちに9年が過ぎてしまったそうです。
「大棟(※)の瓦が崩れ、9年前のブルーシートが乗ったままの状態でした。地方を飛び回るお仕事だったらしく、ほとんど家にいなかったようなんです。仕事を引退してやっと時間ができて修理に踏み切ったんだと思います。ただ、10年近く崩れたまま、そして昔ながらの瓦屋根だったので、色んな業者に断られたらしいんですね。見るとやはり……無残だったなあ。瓦屋根は新築とリフォームはかなり勝手が違うので、崩れた瓦屋根の修復に慣れた職人がいないと厳しいんです。そのお宅は娘さんが家を継ぐ予定だったので、純和風から現代風のすっきりしたデザインにして喜ばれました」

茨城県高萩市はとても暮らしやすい気候の地域です。ただ、五十嵐さんが最近気になっているのは、潮風の瓦屋根への影響。数10年の間に塩分が瓦に侵食し、角砂糖が削れていくかのように瓦が少しずつ薄くなり崩れていってしまいます。
「瓦への塩害は20年~30年かけて起こります。表面はきれいでも、知らず知らずのうちに裏側が溶けた状態になっているんですね。そうなると、修理よりは葺き替えにした方が安全ですね。塩害をどうにかできないかと思って、以前、遮熱の瓦を作っている建材メーカーに交渉して、うわぐすりを2回かけてもらったことがあるんです。営業マンも『少しは違うかな』と言っていたんですが、その瓦を使った屋根が今後どうなるか見守っていきます」

※ 大棟・・・屋根の頂上にある水平な部位

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MESSAGE 後回しになりがちな屋根のメンテナンス。痛みが進む前に、定期点検にて安心な暮らしを

五十嵐さんは完工後のお客さまの近所を通る際は、できる限り外観を見に行くようにしています。時間の許す限り、自分の目で施工後の状態を確認したいそうです。
「本当は定期的に見てまわりたいんですが、少人数で運営していることもあり、手が空いた時や近隣を通る際は、可能な限りチェックに行っています。その他にもお客さまの方で不具合が見つかったら、いつでも連絡をください。すぐに点検に行きますね」

最後に「やねいろは」をご覧になっている、屋根の劣化でお困りのお客さま、そして屋根リフォーム・屋根修理を検討しているお客さまにメッセージです。
「屋根はお客さまから見えない場所なので、メンテナンスが外壁などに比べて後回しになりがちです。室内で雨漏りに気が付いた時には、瓦や下地の痛みがずいぶんと進んでいる場合が多い。建物でいちばん大切なのは屋根部分です。人間は傘がさせますが、屋根は吹きっさらしですからね。劣化が進みすぎて雨漏りに悩む前に、先回りで点検をしてもらえたらと思います。屋根リフォーム・屋根修理に関して困ったことがあれば、いつでも気軽に相談してください」

「地味にコツコツやるのが、いがらし瓦店の強みです。じっくり考えながら仕事をするのが好きなんですよ」と笑っていた五十嵐さん。現在は先代も引退し、1人で工事店を切り盛りしています。しかし、決して独りよがりで動いているわけではなく、同業の仲間との様々な情報交換は欠かしません。情報は広く、そして思考は深く。そんな実直な職人に出会えた取材でした。



(2020年10月取材)

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屋根工事店プロフィール屋根工事店プロフィール(いがらし瓦店)

一番の強み お客様とじっくり話し合いながら要望を聞きプランを提案し、施工にも決して手を抜かないところ。
会社名 いがらし瓦店
対応工事
  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 防水
  • その他
  • 外壁塗装
  • 屋根塗装
従業員数 社員:1名
保有資格者 一級かわらぶき技能士:1名
二級かわらぶき技能士:1名
石綿取扱作業従事者:1名
玉掛作業者:1名
職業訓練指導員:1名
特徴 リフォーム業
瓦屋根工事業
金属屋根工事業
その他屋根工事業
樋工事業
対応地域

福島県

茨城県

アフターフォロー体制 何かございましたら、いつでも連絡をください。
すぐに点検に参ります。
代表者 五十嵐 義裕
代表者経歴
(名称は当時のもの)
いがらし瓦店 代表
茨城県瓦工事業組合 所属
2000年3月:高萩市立秋山中学校 卒業
2000年4月:茨城県立松ヶ丘高等学校 入学
2003年3月:茨城県立松ヶ丘高等学校 卒業
2003年4月:五十嵐瓦店 入社
2020年1月:五十嵐瓦店 代表就任
2020年1月:いがらし瓦店 名称変更
所在地 〒318-0033
茨城県 高萩市 本町 1-204 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日、祝日 8:00~17:00
定休日 日曜日、年末年始休業、大型連休(ゴールデンウィーク)、夏季休業(お盆休み)
災害地域 専用窓口

現在こちらの工事店は、災害地域にある工事店の為、対応にはお時間いただく場合や、状況によっては紹介できないケースがございます。予めご了承ください。

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