誠実さと確かな技術を武器に、地域と共に歩む金属屋根工事店

銅辰板金

千葉県 東金・茂原・長生

千葉県板金工業組合所属

銅辰板金

銅辰板金は、1970年創業の金属屋根工事店。千葉県長生郡を中心に、金属屋根・スレート屋根、雨どい、外壁サイディング工事など、住まいの外装工事を専門としています。近年は、薪ストーブの設置やメンテナンス、住宅の銅板装飾の補修など、お客さまの多岐に渡るご要望にも柔軟にお応えしています。

工事店の想い工事店の想い

PERSON高校卒業後、金属屋根工事業ひとすじ。自分の展望を見据えながら、父の教えも忘れない

銅辰板金は、千葉県長生郡長生村に会社を構える1970年創業の板金工事店。2代目代表の齋藤幸介さん(以下、齋藤さん)は2012年に父から会社を引き継ぎ、従業員2名と共に、屋根工事、外装工事、住宅リメイクなどの住宅工事全般に従事しています。現在は、千葉県板金組合の青年部部長も務め、組合推薦の板金マイスターを取得し、小学校へものづくり体験の講師として出向くなど、地域社会への貢献、そしてつながりを大切にしている板金職人です。

「自宅の隣が工場だったので、そこで板金をもらって、メンコが強くなるように細工をしていました。当然、友人にはすぐにばれましたけどね。そうやって遊びの材料をもらいに行くくらい、父の会社と工場は私にとって身近な場所でした」
初めて屋根に上がったのが、小学校5年生の時だったという齋藤さん。子どもの頃から父の仕事を手伝っていたため、高校卒業後はすぐに銅辰板金に入社しています。板金業ひとすじ23年。そんな齋藤さんに幼少期からこれまでのお話を伺いました。

「喘息もちで虚弱体質な子どもでした。何度となく入院して親に心配かけたそうです。小学校のマラソン大会後に病院送りになったこともありました。でも、中学入学後、少し太ったんですね。そこから少しずつ丈夫になりました。中学校では剣道部で副部長を任されて、途中からはバンドを組んでボーカルをしていましたね。高校時代は軽音部でボーカル。格好いい先輩に憧れて自分も歌いたいって思って。今でもカラオケは大好きです」
日に焼けて生き生きとした表情、そしてがっちりとした肩と腕。その外見からは、虚弱体質だった昔の面影はありません。また、中学高校と音楽活動に熱心だった齋藤さん。将来、音楽で食べていきたいという夢はありましたかという問いに、「歌や音楽への夢は全くありませんでした。中学生の時から、父の仕事を継ぐ気でいたんです。高校の進路相談の三者面談の時、先生の前で親が私に『進路?うちの会社を継ぐんでしょう?』と当たり前のように話したので、面談が3分で終了したのを覚えています」と、懐かしそうに答えてくれました。

「父は元々サラリーマンでした。私の祖父が横浜で板金工事店を営んでいた影響で、脱サラをして1970年に板金工事の会社を始めたんです。父は高校の先輩だった職人さんの元で修業をして、板金工事の技術を習得したようです。当時、サイトウと名のつく会社が身近にあったので、祖父の会社の『銅辰板金』の名前だけを屋号につけさせてもらったと聞いています。当時の父は働き詰めで、母は、父が休んでいるのを見たことがないと言っていました。私が入社するまで、1人で会社を取り回していたんです」
齋藤さんの父は、脱サラからの修行、起業を経て、景気の良い時も悪い時も1人で走り続けてきました。「高校を卒業した息子が、自分の会社に入社する」これは、齋藤さんの父にとってどれほど心強かったか計り知れません。

齋藤さんの入社当時は、加工から施工までの工程の全てを、齋藤さんと父の2人で行っていました。その仕事量の多さに、今までこれを1人でこなしていた父のたくましさを、齋藤さんは痛いほど感じたそうです。
「父は厳しい人です。道具や材料の名前を覚えること、挨拶をすること、その他全般に厳しくて、何度も怒られましたね。父が年齢を重ねてますます厳しく頑固になる、そして私も仕事に慣れてそれなりのことができる年齢になる、そうなると意見の食い違いで喧嘩が増えました。でも、ある時父から『家を建てるのは、大抵の人が一生に一度だ。だからこそ丁寧に、時間をかけてやるんだ』と言われた時は、心に響きました。それまで単なる作業だった仕事のひとつひとつに、心を込めなければと思うようになりました」
会社の家族経営は、人間関係の近さと深さ故、難しいことがたくさんあります。まして、従業員が父と息子の二人きりとなれば尚更です。しかし、親子だからこそぶつかり合う、そして親子だからこそわかり合える。仲違いをする出来事があっても、齋藤さん親子は、仕事の信念において同調していたからこそ、共に働いてこられたのでしょう。

「父は1人でやっていましたが、自分に代替わりしたら、やはり従業員を入れたいなと。でも人材育成というものがわからない。見て覚えろというのもあるでしょうけど、先輩に相談したところ、マニュアルがあれば良いと助言されました。しかしマニュアルというものが想像つかなかったので、30歳の時にファミレスにアルバイトに行ったんです。あそこならマニュアルの宝庫じゃないかと思いまして。アルバイト先では、マニュアルが見たいという目的も果たせましたが、様々な世代の人と話せたので、それも勉強になりました。高校を出てから銅辰板金しか知らないので、刺激になりましたね」
そして齋藤さんは、新入社員を迎えた際、ファミリーレストランでの経験をもとに作成したマニュアルで仕事を教えてきたそうです。
「私が言葉で100%伝えたと思っても、実際は相手に80%くらいしか伝わっていない場合が多いですね。そこに図解入りのマニュアルがあると助かりました。新人の理解度が高まったんじゃないかな。私たちの仕事は、暑い、寒い、危険とやっかいなことばかりですから、なるべく早く仕事を覚えさせて、『この仕事は面白い』というレベルまで持っていってあげたい。上司に1人で行けと言われて、全ての作業を1人で終えたときの達成感。あれを味合わせることが、教える者の務めなのかもしれません」

これからの銅辰板金は、地域密着の板金屋になること、そして住宅全般の幅広い屋根工事、リフォーム工事に対応できるようになりたいと齋藤さんは言います。
「東京オリンピックが終わったら、オリンピック関係で働いている職人が通常の仕事に戻ってきますよね。そして、早ければ2019年に消費税も上がるでしょう。そうなると仕事の取り合い、単価の叩き合いになるのは目に見えています。その時に生き残れるのは、やはり地域とのつながりを大事にしている会社だと思います。『あの会社のあの職人さんに頼もう』とか『知人の口コミ』だとか、顔の見える会社とでも言うんでしょうか。この千葉県長生郡周辺の皆様に、大手のネームバリューよりも地場産業の安心感を浸透させたい。そのために、商工会へ加盟もしました。やはり、商工会は地域に関する情報が豊富で助かっています。今まで知らなかった情報が得られて、自分の勉強不足を痛感することも多いです。ここ千葉県長生郡で仕事をするには、まず自分自身がこの地域について深く知ることが大切ですね」

詳しく見る閉じる

WORK「全国建築板金競技大会」への出場経験もあり、自社での特殊加工が最大の強み

銅辰板金は、各種外壁サイディング、金属屋根・スレート屋根工事ができる金属屋根工事店です。その他、住宅の外装リメイクや、遮熱工事にも対応しています。

「我々の強みは、やはり自社で金属素材の裁断と加工ができることです。既製品では対応できない場合も、修繕内容にぴったり合うように成形します。屋根リフォーム工事から金属屋根素材の特殊加工まで、幅広い作業が可能なので、お客さまの要望にすみやかに応えられるんです。デザイン性の高い住宅の外壁は、木材と金属材が混合していたり、建材が特殊な並べ方だったりする場合も多いので、やはり加工が必要になってきます。そのような場合も、お待たせすることなく工事に取り掛かれますよ」
また、齋藤さんは、銅板加工作品で技術を競う「全国建築板金競技大会」への出場経験もあり、やはり金属加工の技術は折り紙つき。住宅外周りの装飾品なども、お客さまの要望があれば制作可能です。話をうかがっていると、技術に関しては、やはり今も探求心でいっぱいの様子。現在も、ものづくりの講習を受けたり、板金組合に所属して諸先輩方から新しい情報を入手したり、熱心に努力を続けています。
「板金組合では、ベテランの方々とのお付き合いができるので、大変助かっています。例えば地域の情報をもらったり、『自分だったらこうする』と教わったり。また、新しい技術や道具のことも組合の集まりの席で情報を仕入れ、さらに工具の貸し借りもさせてもらえるので、本当に心強いです」

齋藤さんが、雨漏りの屋根工事をする際に心がけているのは、当たり前ですが「修理後に雨漏りを繰り返さないようにすること」。特に、屋根の天窓周りに関しては、雨漏りしやすい箇所ということもあり、マニュアル以上の工程を追加しているそうです。また、お客さまに施工部分のビフォーアフターの写真を見せ、その上で施工内容を説明して工事終了としています。
「お客さまの安心感。それが大事です。写真を見て目で確認してもらう、そして私の説明で納得してもらう。施工前の打ち合わせで、要望を細かく聞き出して、納得していただいてから作業に取り掛かるようにしています。あとは、皆さんどこでもそうだと思いますが挨拶ですね。始めに工程の告知のために挨拶して、その後は日々の挨拶。私たちは屋根工事が終わればそこを去りますが、お客さまはそこに住み続けるので、トラブルや苦情のないよう心がけています」

最近の雨漏り事例について伺ったところ、コロニアル屋根と壁のぶつかる部分から、雨漏りしている住宅があったとのこと。齋藤さんは、屋根と壁のぶつかる部分に、防水のために用いられる、屋根の表面からは見えない板金部分(捨水切)の立ち上げ(水返しのため)が短いことを発見。そのため、雨水量が上がるとその返しを飛び越えて、コロニアル屋根の方に流れていったのではないかと推測しました。今回は応急処置として、板金の代わりに粘着性のあるゴム状のシートを貼り、板金だけでは高さが足りない立ち上げ部分面積を多くして、水が外壁に染み込まないように対処したそうです。

ここ千葉県長生郡の屋根工事例の特徴は、海が近いことによる塩害。齋藤さんは見積もり時にはステンレス屋根材とガルバリウム屋根材を勧めています。「今は銅板をほとんど使いません。ステンレスも場合によっては利用しますが、最近のガルバリウム材はとても性質がよくなってきています。塩害対策にはこれが1番かもしれませんね」

詳しく見る閉じる

MESSAGE千葉県長生郡の地域密着を目指して、いつでもどんなことでも誠心誠意対応します

銅辰板金のアフターサービスは、お客さまのご要望により「全板連の保証書(5年・10年)」の発行、その他に銅辰板金の自社保証書の発行をしていて、「お客さまには、保証書がなくても不具合があったらいつでも来ますと伝えています。形だけとまでは言いませんが、これを、私たちの連絡先の控えとして持っていただけたら助かります」とのこと。

最後に、屋根の不具合にお困りのお客さまへメッセージをお願いしました。
「仕事は、誠心誠意でやります。お客さまの大切なお住まいです。『1級建築板金技能士(内外装板金作業)』や『ものづくりマイスター(建築板金)』といった上級資格を持った屋根職人が、責任施工(材料の調達から施工まで責任を持って)でやらせていただきます。不具合箇所の写真を準備しますので、お客さまの納得いく屋根工事をお約束します。アフターフォローに関しても、保証書のあるなしに関わらず、いつでもご連絡くださいね」

確かな技術と誠実な姿勢で、仕事に臨む齋藤さん。自身の元で10年選手の職人も育ち、銅辰板金の屋台骨はそう簡単には揺らぎません。ここ千葉県長生郡で、今後は「地域と共に」を目標に、人の縁や想いを重んじた仕事を目指していくでしょう。
(2018年4月取材)

詳しく見る閉じる

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

屋根修理・屋根リフォーム事例屋根修理・屋根リフォーム事例(銅辰板金)0件

施工事例はありません。

屋根工事のクチコミ評価屋根工事のクチコミ評価(銅辰板金)0件

クチコミはありません。

屋根工事店日記屋根工事店日記(銅辰板金)

工事店日記はありません。

この工事店に問い合わせてみる

お問い合わせ(無料見積)

屋根工事店プロフィール屋根工事店プロフィール(銅辰板金)

一番の強み 誠心誠意で工事をやらせて頂くところ。 自分が車で前を通るときに誇れるような後に残したい仕事。
会社名 銅辰板金
対応工事
  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 陸屋根
  • その他
従業員数 社員:3名、専属外注:5名
保有資格者 ・1級建築板金技能士(内外装板金作業):2名
・ものづくりマイスター(建築板金):1名
・遮熱施工管理士:1名

特徴 ・防水工事(金属防水)
・遮熱工事
・屋根板金リフォーム
・外壁リフォーム
・雨樋・破風板板金リフォーム

対応エリア

千葉県

  • 東金・茂原・長生
  • 九十九里・銚子
  • 勝浦・鴨川
  • 千葉・市原
アフターフォロー体制 ・全板連グループの責任施工保証制度に加入していることから保証が付いております。また保証書を発行することもできますので、その際はご遠慮なくお申し付け下さい。
代表者 齋藤 幸介
代表者経歴 銅辰板金 代表 齋藤幸介
1995年3月:千葉県立白里高等学校
1995年4月:銅辰板金 入社
2012年4月:銅辰板金 代表 就任

所在地 〒299-4337
千葉県長生郡長生村北水口660-2 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 7:30~17:30
定休日 日曜日、祝日、お盆、年末年始

最近チェックした屋根工事店