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気軽に相談される会社でありたい。目指すは地域密着の金属屋根専門店

金坂ブリキ店

金坂ブリキ店

金坂ブリキ店は、昭和初期に創業した千葉県茂原市の金属屋根専門店で、金属屋根修理や金属屋根リフォームなどの金属屋根工事全般から樋、外壁の修理も行っています。また、金属板の加工も得意としており、外壁の金属サイディング、水まわり関連の部品の工事など、細部にわたる対応が可能な町のブリキ屋さん(金属屋根工事店)です。

工事店プロフィール工事店の想い

PERSON金属屋根工事一筋26年。振り返ると、高校中退は未来に必要な選択だった

金坂ブリキ店は、昭和初期からここ千葉県茂原市に作業所を構える板金屋根工事店です。代表の金坂和則さん(以下、金坂さん)は、曾祖父から続くこの工事店の4代目。その昔、屋根はなんと一斗缶を切り開いたものを金属屋根の材料にしていた時代があったそうです。金坂ブリキ店は、そんな古い時代から金属屋根工事業を営んできました。現在は、一般住宅に使う金属屋根の加工、工事を専門に営業しています。自社加工が可能なので、現場でサイズを合わせてその場で成形するなど、細やかな対応が可能です。

「小さい時は缶けりをしたり、小学校高学年になるとテレビゲームをしたり、ひたすら遊んでいた普通の子どもでした。プラモデルはずいぶん作りました。おばあちゃんの持っていた折り紙の本が好きで、鶴とか手裏剣を折った記憶があります。絵を描くのも得意だったかな。今の仕事も、金属板ですが折ったり切ったりするので、手仕事が好きなのは子どもの頃からなんだと思います。ああ、なんだか話せるものですね。子どもの頃のことなんて話せるかなと思ったけど、聞かれると思い出せますね」
会社のお話を伺っていた時は、答えに間違いがないようにと気遣っていたのか、言葉を噛みしめながらゆっくりとお話していた金坂さん。話題を堅い話から生い立ちにチェンジしたところ、表情が柔らかくなり、次々とエピソードがあふれてきました。
「よく秘密基地を作っていました。実はその時に遊んでいた友人と、今は一緒に仕事をしています。彼は設計士になっていて、同窓会で会った際に金属屋根工事店の私に『一緒に仕事をしよう』と誘ってくれたんです。仕事仲間とはいえ、秘密基地を作って遊んでいた頃の延長のような関係性で、楽しいですね」
中学では、手先の器用さを生かして美術部に所属。個人的な作品から、部員全員で公民館の壁を飾る作品などを創作し、部活動を楽しんだそうです。
そして高校入学後、金坂さんにとって転機が訪れます。そこで知り合った友人と遊びに夢中になり、次第に学校を欠席しがちに。とうとう高校二年の時に退学をしてしまいました。
「その高校を選んだのも、『自分の学力にあっているから』という消極的な理由でした。もともと、学校に行くのは友人に会うため、遊ぶためと考えているような子どもだったので、学校の外で友人に会えるなら、学校に行く必要がないと思ったんです。あと、中学3年生の時の先生に、『金坂はこの金坂ブリキ店を継ぐのかな』と言われたのがずっと記憶にあって。それ以来、私は金属屋根工事店に勤めるんだろうと、漠然と考えていました。なので、高校を中退しても困ると考えていなかった。いい加減な時期もありましたが、振り返るともう26年も同じ仕事をしているんですね」
しかし、金坂さんの父は、息子に自分の会社を継がせようとは思っておらず、むしろ他の職業に就いてほしいと考えていたようです。それでも、金坂さんは小さな頃から働く祖父と父を身近で見ていたため、高校中退後に自然と家業を手伝うようになりました。

「仕事をし始めた時は、現役だった祖父から仕事を教わりました。祖父の言葉で覚えているのは、『釘は一定のテンポで叩け』です。私たちの仕事は、お客さまの家の中に音が響きますよね。汚いテンポで叩くと、仕事のできないやつだと思われるぞって祖父から言われたんです。始めは、何の関係があるのかと思いました。でも、確かにリズムが揃うのは力加減が一定になっている証拠だなと。同じ個所に釘を6回で打つのと、3回で打つのでは、力の入れ具合が違うってことですから」
現在は、電動の工具で行う作業が多いため、手で金槌を打つ仕事が減ってきています。それでも、金坂さんは金槌を持つたびに、祖父の言葉を思い出し、手元の力加減を確かめるそうです。

会社に入って、一番つらかったことは?と尋ねると、「つらかったことですか。うーん、ここのところ、いつも踏ん張り時だって感じていて。きつい時期を思い返すより、これからやるべき仕事を考えたいですね。小さな金属屋根工事店なので、屋根修理・屋根リフォーム問わず、小回りがきくのを武器にしたい。お客さまの細かい要望に応えられる職人でありたいです。今回、この取材を受けて、自分のことを話そうと決めたのは、地元で丁寧な仕事をしていきたいと思ったからなんです。父のお客さまは千葉県茂原市近辺が多いですが、私は遠方のお客さまが多いんです。東京の現場に参加する機会もありますが、長距離移動と納期に追われて、焦ってしまう自分がいます。そうならないためにも、地元である茂原に密着した会社になって、お客さまと深く丁寧につきあっていけたらと考えています」と金坂さん。
この春から代表に就任し多忙な毎日のようですが、過去を振り返るより、会社の未来の方が大切だと、前向きな展望を考えている様子でした。

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WORK無駄な屋根リフォームは勧めない。お客さまの納得できる屋根工事をお約束

金坂ブリキ店は、金属屋根全般・樋・外壁の工事を請け負う屋根工事店です。新築とリフォーム、どちらの対応も可能で、リフォームの際に必要になる塗装や大工仕事についての受付窓口にもなります。「ついでにここも」という住宅のささいな相談にものってくれる、頼もしいブリキ屋さん(金属屋根工事店)です。

「住宅の工事は、お金も時間もかかるものです。私は、やらなくていい屋根工事・外壁工事はお勧めしないようにしています。屋根修理や屋根リフォームについても、もう少し様子を見てからとか、こんな方法もありますとか、選択肢をたくさん用意して打ち合わせをするようにしています。板金工事ではなく、屋根塗装や外壁塗装で十分な場合も、そのことを正直にお話しますね。屋根リフォームはやり始めるとキリがないですから、丈夫な建材はまだ使えると助言するのも、そして屋根修理で十分ですとお伝えするのも、屋根工事店の責任だと考えています。もちろん、そんなこと関係なく発注をいただけるのは、大変ありがたいですけどね」
金坂ブリキ店の強みや特徴を尋ねると、何とも実直な答えが返ってきました。会社にとって、値の張る工事の発注がありがたいのはもちろんです。しかし、自社の利益よりも、お客さまの納得具合を推し量ることが大切だと、金坂さんは考えています。

また、金坂さんは仕事をする上で、「夕方4時からは急がない」という信条を持っています。「ここまで仕上げたい」と自分の都合に重きを置くと、気持ちが前のめりになるのか屋根修理や屋根リフォームの作業を失敗しやすくなるそうです。昔は、その結果、かえって手間が増える作業が多く、浮かない気持ちで次の日を迎えることもありました。しかし、4時ルールを自分の中に設けてからは、作業の仕上がりと進行に納得できるようになったと言います。
技術面でのこだわりは?との問いに、「防水効果を高めるために、屋根と壁の取り合い(※1)の部分は、切らずに立ち上がりを多くしておきます。既製品だと立ち上がりの幅は決まっていますが、自分で折ると、立ち上がりの幅を調整できるのが強みですね」と、金属屋根工事店ならではの板金加工の技術を屋根工事に生かしているようです。しかし、自身のもつ技術にこだわらず、積極的に外部の意見も取り入れています。
「最近は、屋根修理や屋根リフォームの施工方法に迷うと、板金工事組合(金属屋根工事の組合)の先輩たちに助言をもらっています。食事会の席で図面を見せて相談にのってもらうんです。始めは、同じ地域で長く工事をされている大先輩方に、アドバイスをしてもらうのは恐縮だったんですが、皆さん快く答えてくれて本当に感謝しています。千葉県の板金工事組合は、屋根の施工技術に関する研修会を積極的に行っているので、私もどんどん参加して知識と技術を磨いていきたいですね」

さらに、屋根リフォームや屋根修理に至った最近の雨漏り対処について伺ったところ「先日、和型の瓦の形をした銅板を使っている屋根に穴が空いて雨漏りをしていました。お客さまは、棟の壁の銅板の一部にへこみがあったので、雨漏りは壁のせいかと思っていたようです。銅板の屋根は黒っぽいので、穴に気がつかなかったんですね。屋根からの漏水が鼻先(※2)まで流れて、棟の一部の木部を腐らせていました。木部の修繕は大工さんに、私は銅部分を叩き出して成形し直してから、平部の板金を差し替えました。銅板は少数の発注だと、手元に来るまで三カ月くらいかかってしまうので、新しいものには変えずに、成形し直すことで対応しました。ただ、銅板は比較的成形しやすいので現場で叩き出しができましたが、ガルバリウム鋼板だと難しかったかもしれません」
現場で「叩き出し」ができるのは、板金加工を得意とする金坂さんならでは。金属屋根加工という専門分野をもつ、職人の頼もしさが感じられます。

ここ千葉県茂原市や長生郡、一宮町の工事内容の地域特性は、潮風の影響による金属材料の劣化がしやすいこと。金坂さんは、新築時やリフォーム時は、ガルバリウム鋼板よりも、塩害に強いステンレス屋根をおすすめしているそうです。
「東京都心の現場へ行くと、塩害による経年劣化は感じられないので、やはりここ千葉県茂原市周辺は、潮風の影響があるんだなと感じます。台風の被害なんかは、都心との著しい差は見られませんが、潮風は侮れませんね。建材のもちがだいぶ違います」

※1 取り合い…屋根と壁の境目の部分
※2 鼻先…軒先の先端

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MESSAGE屋根修理からおおがかりな屋根リフォームまで。頼もしいと言われる工事店になりたい

「何かあったら、いつでも連絡してください。ちょっとした屋根のトラブルでも、声をかけてほしいです。建物や建具の『困っていること』には相談にのります。屋根リフォームだけでなく、小さな屋根修理も数多くやっているので」
金坂ブリキ店のアフターサービスは、声掛け第一。これからは、お客さまが煩わしくなければ、近隣を通る際に挨拶をしていきたいとも考えているようです。

最後に、屋根の不具合でお困りのお客さまへメッセージをお願いしました。
「業者を呼ぶほどの屋根トラブルではないかなと思っても、快適に過ごせないのなら気軽に相談してください。話をして安心できる場合もあると思うんです。以前、井戸にふたをつけるという依頼を受けたことがあります。あと、度重なる雨漏りの原因を突き止めて、お客さまに『誰も直してくれないとあきらめていた。ありがとう』と感謝されたこともありました。私は、小さい困りごとから、大規模な屋根の不具合まで相談されるような『町の頼れる屋根工事屋さん』でありたいです」

屋根に何かあれば、いつでも自分を思い出してほしいと、繰り返し話していた金坂さん。今は、千葉県茂原市での地域密着を目指して、自身のやるべきことを見つけ出している最中です。数年後、数十年後に、金坂和則さん率いる金坂ブリキ店が、どのように地域と関係を深め、変化を遂げているのか、今後の活動が楽しみになるインタビューでした。

(2018年4月取材)

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施工事例施工事例(金坂ブリキ店)1件

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after

屋根工事(取替)

工事種別: 屋根工事(取替)

価  格: 10~20万円

施工面積: 0~25m²

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クチコミ評価クチコミ評価(金坂ブリキ店)1件

総合評価

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コミュニケーション star star star star star 5.00
工事の技術 star star star star star 5.00
アフターフォロー star star star star star 5.00
提案力 star star star star star 5.00
価格の満足度 star star star star star 5.00
マナーの良さ star star star star star 5.00
清潔感 star star star star star 5.00

新着クチコミ

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千葉県千葉市緑区

H.S

40代 男性

  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 陸屋根
  • その他屋根

投稿者からのコメント

細かい小さな破損箇所もしっかりと補修していただき、非常に助かりました。次回も何かあった際はよろしくお願いいたします。

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工事店日記工事店日記(金坂ブリキ店)

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工事店プロフィール工事店プロフィール(金坂ブリキ店)

一番の強み 小さなお店だからこそ、細やかな対応をするところ。お客さまのお話をしっかり聞き相談にのること。
会社名 金坂ブリキ店
対応工事
  • 屋根工事
  • 樋工事
  • 太陽光工事
  • 塗装工事
  • 瓦屋根
  • 金属屋根
  • 陸屋根
  • その他
従業員数 社員:2名
保有資格者 ・1級建築板金技能士:1名
特徴 屋根工事業
リフォーム業
対応エリア

千葉県

  • 千葉・市原
アフターフォロー体制 ・工事後数年後でも何か気になることがあれば小さなことでもお伺いします。ご安心下さい。
代表者 金坂 和則
代表者経歴 金坂ブリキ店 代表 金坂和則
1995年3月:茂原市立冨士見中学校 卒業
1995年4月:私立茂原北陵高等学校 入学
1996年7月:私立茂原北陵高等学校 退学
1996年8月:金坂ブリキ店 入社
2018年4月:金坂ブリキ店 代表 就任
所在地 〒297-0026
千葉県茂原市茂原181-2 大きな地図で見る
営業時間 毎週月~土曜日 8:00~18:00
定休日 日曜日、祝日