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「屋根工事」について

2018.07.31教育と屋根

インターン生のコラム:屋根の使い方がすごい!そんな建物をご紹介します

1.はじめに

皆さんはこんにちは!インターン生のマキノです。
 
突然ですが皆さんは、普段はどのくらい体を動かしますか?
私は小さいころから余り動かす方ではなかったのですが、大学に入ってからはますます運動をしなくなりました。
 
わたしと一緒に暮らしている祖母は、外で遊ぶ子供たちを目にすることが少なくなったとよく寂しそうにしています。
 
文部科学省のデータによると、昭和45年と平成12年の子ども(女子)の持久走の結果は、12歳から19歳までのすべての年齢において平成12年の子供たちが昭和45年の子供たちを下回っていたようです。
 
しかし、学校などを含めた国家全体で「このままではだめだ」という考えが広まりました。
平成10年には「新体力テスト」を活用して体力要素の整理・対象年齢の拡大などを実施しています。
また、睡眠時間などの生活習慣の見直しも行っているようです。
 
これらの取り組みにより最近では、昭和45年の体力には適わないながらも向上傾向にあるようです。
 
子供時代の運動は体力面だけではなく、忍耐力などの精神面でも大事だとされています。
そんな中、屋根に工夫をすることによって児童の運動を促進している学校があります。
 
また、運動の他にも屋根を変わった方法で使用している学校があり、今回はそんなおもしろ屋根をもつ学校施設をご紹介します。

ふじようちえんの屋根

2.ふじようちえんの屋根

皆さんは「ふじようちえん」という幼稚園をご存知でしょうか。
 
ふじようちえんは東京立川市にある私立幼稚園です。
 
教育方針にはモンテッソーリ教育を導入していて、子供一人一人の成長力をできるだけサポートできるような環境づくりをしています。
 
子供たちが制服の色を選択できたり、秋になると近くの農場で収穫を行ったり。
中でも私が一番驚いたのがこれです。
幼稚園内にポニーやアヒル、陸カメがいること!
更にこのポニー、なんと誕生日が来ると乗馬ができるそうなのです。
わたしが通っていた幼稚園では飼育されている動物はいなかったので、うらやましい限りです。
 
そしてこの幼稚園の大きな特徴のひとつと言ってもよいのがそう、屋根です。
ふじようちえんの屋根は写真のように楕円型になっています。
と言っても、正確な楕円ではなく、建て替え前に生えていた木を残し、且つ建築家の書いた線そのままの歪んだ輪郭となっていますよ。
 
このこだわりも、子供たちに自然と共にのびのびと学んでほしいという願いが込められています。
この屋根が出来てからは、子供たちはずっと屋根の上を走っているようです。
楕円形なのでどこまで走っても終わりが来ないのが良いのでしょうね。
この屋根を作った建築家の手塚貴晴さんによると、よく走る子供で朝に30週も走るようです。
 
実際の距離にするとなんと約6キロ!
え…。
マラソン大会で3キロ走ってゼイゼイ言っていた小学生の自分が恥ずかしくなってきました。
 
ちなみにこの屋根にはちゃんと手すりも付いています。
遊び道具がなくてものびのびと、そして安全に遊べる。
お母さんやお父さんも安心ですね。

ベトナムの幼稚園の屋根

3.ベトナムの幼稚園の屋根

屋根を単なる屋根以上のものに変えてしまう技術は、日本だけではありません。
 
ベトナムにも、先ほどのふじようちえんに負けないくらいのおもしろ屋根の幼稚園があります。
 
まず、なんと言ってもこの見た目!
幼稚園の屋根に、3つの輪っかが重なったように緑が広がっています。
真ん中は先ほどと同じ、中庭になっているようですよ。
 
一見すると、何かのテーマパークかと思ってしまいそうですね。
こちらの幼稚園のコンセプトは、「農業の幼稚園」。
元々は隣の工場で働く人々の子供のために設計されたようです。
安全な遊び場であることはもちろんのこと、子供たちが農業や自然と触れ合う大切さを学べる環境になっているのですよ。
 
これらの道の片側には花壇や畑が広がっています。
そこでたくさんの子供たちが遊んでいる光景は、まるで絵本の1ページのようですよね。
また、この建物はエコにも特化した造りになっています。
 
工場の隣という立地を生かして工場の排水をトイレに使ったり、屋根の緑道や緑のカーテンを使って日光を一部遮断したり。
ベトナムは高温多雨で、日本と比べても暑い地域です。
それにもかかわらずこの幼稚園ではエアコンなしで過ごせているそうで、ベトナムよりも暑くない日本でもクーラーを付けたくなってしまうわたしはとても驚きました。
 
ちなみに完成から10か月ほどで、一般的な建物よりエネルギーコストを25%、水を40%も節約しているそうです。

ニューヨークの体育館の屋根

4.ニューヨークの体育館の屋根

さて、最後にご紹介するのはこちらの体育館です。
 
盛り上がった木の床に、大きな榎のような白いオブジェがひょこひょこ。
これ、実は体育館の屋根になっているのです!
 
…と言ってもよくわからないですよね。
これはニューヨークにある体育館なのですが、学校の中庭の地下に建てられています。
ショッピングモールでいう地下1階と同じですね。
 
地上から見える部分は中庭の一部で、学生たちは自由に行き来することができます。
ただでさえ体育館は、運動好きの学生たちにとっては、机や椅子もなく、思い切り体を動かせる素敵な場所でしょう。
更にそれが地下にあるなんて、なんだか秘密基地のようでわくわくしてしまいますね!
運動が苦手なわたしでも行ってみたいなと思ってしまいました。
 
さて、地下の謎が分かると気になってくるのはこの白いひょこひょこ。
はて、これは…?
 
これは、休憩する学生たちの机や物置などになるようです。
そしてこれらの他にも椅子になるように作られたひょこひょこも用意しており、学生たちはおしゃべりや食事を楽しむことができます。
 
体育館でバスケをやっているときは、ダムダムなんて聞こえてくるのでしょうか。
想像が掻き立てられるばかりですね。





5.まとめ

さて、今回は屋根を少し変わった方法で活用している学校施設をご紹介しました。
 
見たことのある屋根はありましたか?
 
「屋根」というと、雨や日光をしのぐもの、建物の一番上を覆うもの…。
このようなイメージしか無かったのではないでしょうか。
 
お恥ずかしながら私はそうでした。
しかし世界には、屋根を屋根として捉えるだけではなく、ほかのものと合体して使用している建物があります。
 
屋根と子供たちの運動量の増進、屋根と自然や遊び場。
一見関係なさそうなことにも、発想次第でつながりが生まれます。
もしかするとあなたの家の屋根も、他のびっくりするような使い道があるかもしれませんよ。


参考:
https://fujikids.jp/
ふじようちえん ホームページ(検索日:2018/6/28)


https://www.dezeen.com/2013/06/28/farming-kindergarten-by-vo-trong-nghia-architects/
dezeen、Farming Kindergarten by Vo Trong Nghia Architects(検索日:2018/6/28)


https://www.designboom.com/architecture/bigs-gammel-hellerup-gymnasium-sports-massive-undulating-roof/
designboom、BIG's gammel hellerup gymnasium sports massive undulating roof(検索日:2018/6/28)


 

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