HOME > 「屋根工事」について > 記事一覧 > 日本一の板金職人を決める大会『第44回全国建築板金競技大会』が開催されました!ヒアリングレポート

「屋根工事」について

2022.04.08 全国建築板金競技大会

日本一の板金職人を決める大会『第44回全国建築板金競技大会』が開催されました!ヒアリングレポート

1.日本一の板金職人を決める大会『第44回全国建築板金競技大会』が開催されました!ヒアリングレポート:競技について

(※大会イメージ)

(※大会イメージ)


令和4年(2022年)の早春。当日は富士山も綺麗に見え、絶好の大会日和。
そんな折に、一般社団法人日本建築板金協会(日板協)及び全日本板金工業組合連合会(全板連)主催、厚生労働省、国土交通省、静岡県、富士宮市、職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会後援、日板協/全板連青年部設営、そして各板金工業組合協議会青年部協力の下、第44回全国建築板金競技大会が2/26(土)及び27(日)に富士教育訓練センターで開催されました。今回は無観客での実施となり、選手は健康チェックシート(抗原検査等含む)を行って問題ない方のみが選手として出場するという、極めて異例の形でした(なお、役員・運営スタッフも同様の健康チェックを行った上で開催されているとのこと)。

さて、「全国建築板金競技大会」とはどんな大会なのでしょうか。
こちらの大会は、全国の選ばれし板金職人たちが、同じ課題に対して高い機能性を有しつつ、いかに正確に、美しく仕上げるかを競うものです。
2/26(土)、及び2/27(日)に選手が富士教育訓練センターに入り、その後開会式。競技は8~12時までの4時間。その中で課題に挑戦します。審査は後日3月中旬(予定)に一般社団法人日本建築板金協会から発表されます。
当日の競技参加者数は、建築技術の部(NYAC)6名、技能競技の部(ZIC)22名。ここでNYACと呼ばれる建築技術の部は設計図(施工図)を作成し、ZICは課題に沿って実際に板金を加工してその出来上がり(機能性、美観、課題への適合度等)を競います。板金業界では、設計図を作成することと実際に板金を加工することの双方が重要視されていることが分かりますね。

2.日本一の板金職人を決める大会『第44回全国建築板金競技大会』が開催されました!ヒアリングレポート:競技中の様子

(※大会イメージ)

(※大会イメージ)


朝8時。例年と同じく、緊張感が張り詰めた空気の中、開始の合図とともにNYAC、ZICの両会場で一斉に選手が動き出します。
各々の作戦や施工方法で作業が進んでいきます。

競技は4時間。今まで競技について何度も練習した時間を、この4時間に込めなければなりません。また、今年2022年は去年の大会が延期されたことで、参加者にとっては非常に長い時間を準備に費やすことになりました。その分、例年よりも更に4時間は短いようにも思えますが、だからこそ、各選手ともに、観戦者がいる中でも集中力を発揮してこの4時間に全力で挑んでいたとのこと。
今回参加された選手はコロナ禍の中、更に今年も延期になる可能性がある状況でも本番に向けて気を抜かず練習に一心不乱に立ち向かった方ばかりです。その意味で、気合の入り様が違います。


(※大会イメージ)

(※大会イメージ)


競技中は、例年であれば各組合の先輩・後輩たちが観戦しているのですが今回は無観客ということで静かに、ただし選手の気合は例年と同じかそれ以上に、大会は進行していきました。
ZIC(技能競技)の場合、最初の40分~50分が展開図の作成になります。皆必死でひたすらに、なるべく早く展開図を書こうと筆を走らせています。展開図を端折って書こうとする選手もいれば、可能な限り綺麗に展開図を仕上げようとする選手も見られます。
1時間くらい経つと、銅板を板取りしていきます。板取りは展開図を基本として、パーツ毎に銅板を切り取っていく作業です。
これが終わってから、いよいよ銅板を加工して今年の課題でる「A4 Bag」(A4サイズのかばん)を作っていきます。この段階になると、各選手の動きが益々機敏になっていきます。緊張感は勿論、必死さが伝わります。例年と同じく、ZICの選手たちからは板金を加工する音が会場中に響きわたり、机に向かって設計図を書いていくNYACの選手たちは目を光らせ、設計図を書き進めつつもその出来栄えを適宜チェックしつつ、集中力が極限まで高まっているのが分かります。


(※大会イメージ)

(※大会イメージ)


そして遂に競技終了。
4時間の長丁場を終えた選手からは緊張感が一気に抜け、各自さまざまな表情が現れてきます。やり切ったという朗らかな表情を見せる選手もいれば、悔しさをにじませる選手の姿もあります。例年であれば、各県の組合の先輩・後輩が参加選手の頑張りをねぎらっている様子があちこちで見られるのですが、今回は無観客であったため、皆自分の出来栄えを自分で振り返っているように見受けられました。
運営側の方に感想をお聞きしたところ、「今年は昨年のコロナ禍での延期もあり、モチベーションを保ちながら競技大会に臨むのが相当難しかったように思います。その点でも、今回参加された選手は全員本当に凄い方ばかりです。また、今年は、昨年延期になった43回大会と同じ課題だったこともあり、選手は2年もの間、準備期間がありました。そのせいか、出された作品はどれも非常に質が高いものだったように感じました」とおっしゃっていました。

このように毎年開催される全国建築板金競技大会には板金職人の中でも特に優れた熟練技能者たちが集います。今回は無観客ということで、一般の観覧者は参加できませんでしたが、もしまたコロナ禍が収まり観客が参加可能となったときには、是非皆さんで見に来て下さい!とのこと。
普段目にすることのできない、職人たちの技能を間近で見ることができるのが嬉しいですね。


3.日本一の板金職人を決める大会『第44回全国建築板金競技大会』が開催されました!ヒアリングレポート:まとめ


建築技術の部(NYAC)の優勝は、有限会社吉岡板金工業所の吉岡智佳選手でした!
『やねいろは』に吉岡選手の紹介記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。

有限会社吉岡板金工業所の紹介ページ

1年に一度の板金職人の熱き戦い、全国建築板金競技大会。
板金施工の技巧を近くで見ることができるチャンスです!
来年こそ、私も是非会場で観戦してみたいと思ったイベントでした!


引用・参考:
https://www.zenban.jp/wp/wp-content/uploads/2021/03/kyogitaikai44_jissiyoukou.pdf
第 44 回全国建築板金競技大会 実施要綱、事前配布版(2021.4.1)、一般社団法人日本建築板金協会・全日本板金工業組合連合会(検索日:2022/3/15)




・当社及び記事作成者は、当サイトに掲載されている記事や情報の内容に関しては十分な注意を払っておりますが、それらについての正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。

・当サイトに記載された情報のご利用については、ユーザー自身の責任において行われるものとし、ユーザーが当サイトから入手した情報に基づいて直接的または間接的に被ったいかなる損害について、当社および記事作成者は一切の責任を負いません。

屋根のことで困ったときは
「やねいろは」へご相談ください!

屋根のことで困ったときは「やねいろは」へご相談ください!

「やねいろは」は当社規定の掲載基準をクリアした、顔が見れる地元の屋根工事店のみ掲載。お客様自身が直接、地元の屋根工事店に依頼が可能です。屋根工事依頼をお考えの方は、ぜひご活用ください。

地元の屋根工事店を探す

あなたの地元の屋根工事店を自分で探せます。気になる工事店があれば、工事店にお問い合わせすることも出来ます。

電話でのお問い合わせ

0120-920-302

受付時間9:00~18:00(土日祝日を除く)

屋根トラブルでお急ぎの方や電話でご相談したい方は、上記フリーダイヤルにお気軽にご連絡ください。
※ご利用の際は、利用規約に同意したものとみなされます。

  • 屋根に関する色々な知識
  • 良質・適正価格で屋根工事できる理由
  • 屋根のトラブルQ&A

「屋根工事」についての関連記事一覧

災害地域 専用窓口

現在こちらの工事店は、災害地域にある工事店の為、対応にはお時間いただく場合や、状況によっては紹介できないケースがございます。予めご了承ください。

災害専用窓口へ