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「屋根工事」について

2020.05.20屋根のイベント

日本一の屋根瓦職人を決める大会全瓦連技能グランプリ2020北陸金沢が延期となりました

1.日本一の屋根瓦職人を決める大会全瓦連技能グランプリ2020北陸金沢が延期となりました:はじめに


コロナ禍が広がってきた2020年3月中旬。
その影響を受け、例年開催されている全瓦連技能グランプリでしたが、3月に石川県瓦工事協同組合より通達があり、開催が2年延期となりました。
直前まで開催が予定されていた本大会。一般社団法人全日本瓦工事業連盟主催で厚生労働省などが主催するものを含めると通算39回目、場所は石川県産業展示館(2号館)、8府県から9名の瓦職人が出場予定でした。

正直、今回の開催延期は非常に残念だったのですが、今回はその開催される要綱だけでも発信させて頂きます。


そもそも、「全瓦連技能グランプリ」とはどんな大会なのでしょうか。
こちらの大会は、全国の選ばれし瓦葺き師たちが、同じ課題をいかに正確に、美しく葺けるかを競うものです。
今回は2020/3/21(土)に開会式から作業開始、3/22(日)の午前中に協議終了で、2日間で6時間。その中で瓦と必要な資材を用いて課題となる屋根瓦葺きに挑戦します。3/22(日)の13:30~14:00に競技作品展示後、14:00から閉会式が行われます。


今回の課題はどういったものだったのでしょうか。
競技仕様について見ていきましょう。

2.日本一の屋根瓦職人を決める大会全瓦連技能グランプリ2020北陸金沢が延期となりました:課題内容


2020年の本大会では石川県で開催されることもあり、石川県小松市の小松製瓦株式会社のが製造している陶器瓦J形を使ってのものでした。
今大会で規定として定められた事項について、日本屋根経済新聞2020年2月28日号p4、(株式会社日本屋根経済新聞社)から引用します。

【仕様】
1.仕様瓦は小松釉薬瓦53A判防災桟瓦を使用する。

2.全ての瓦の納まりは現場作業を想定した施工とし、雨仕舞に配慮すること。また架台瓦葺き以外の面は板金屋根を想定する。

3.瓦の葺き方は引掛桟空葺き工法(馴染み土の使用は可)とする。ルーフテープを垂木通りに使用し、瓦座、瓦桟木をその上に留め付ける。

4.軒瓦は、施工図を参照のうえ一文字軒瓦と万十軒瓦を使用し、軒瓦の尻部分は銅線緊結もしくはビス留めとする。

5.縋る部分の右角の上は右袖瓦を使用する。左角の上の瓦は一文字軒瓦を使用する。

6.袖瓦は、尻部2箇所を銅線緊結もしくはビス留めとし、袖瓦の出寸法納まりは破風板より左右対称とする。

7.巴瓦は、2箇所を野地よりトンボにて緊結する。

8.軒瓦の出寸法は、瓦座外面から60~90mm(流れ寸法)とする。なお、計測の位置は瓦座から軒瓦の水垂れ外面までの寸法とする。

9.桟瓦は全数ビス留めとする。

10.棟補強金具は38mmビス4本ずつにて野地に留めつける。

11.熨斗瓦は互いに全数緊結とし、熨斗瓦は透かし積み(目地積み棟)とする。隙間寸法は任意とする。棟の台土は熨斗瓦より30㎜以上内側に入れる。熨斗瓦は桟瓦に触れぬように注意する。熨斗瓦のチリは勾配で10㎜とする。熨斗瓦の勾配は3寸勾配以上とする。素丸瓦は棟芯木にパッキン付ビスで緊結する。

12.鬼瓦の緊結は、#18の銅線を使用し3本を縒状にして野地に緊結する。

13.軒・袖・角等外周部の瓦はパッキン付ビスにより、補強し野地に留め付けをする。

14.葺き土は南蛮漆喰とし、25kg入り5袋とする。

15.瓦を破損した場合は、申し出により支給するが、減点の対象とする。

16.副資材の追加支給はしない。但し南蛮漆喰(シルガード・白)の追加が認める。

17.作業時間を超過した場合は、失格とする。


【注意事項】
1.合端は支給の合端台を使用し、各自の競技架台の前ですること。
2.他人の工具の貸借は禁止する。
3.副資材として、接着剤・粘着テープを用いることは不可とする。


【器具工具】
使用する器具・工具は「使用工具一覧」に表記する物とし、電動工具の電源は所定のコンセントを用いる。
治具は認めるが横50cm縦30cm高さ20cmの箱の中に入るものとする


いかがでしょうか?
昨年の大会よりも競技時間がおよそ3分の2になっていることから、それに伴って仕様の項目も減っています。
こういった規定のもとに、全瓦連技能グランプリ2020は開催される予定でした。

3.日本一の屋根瓦職人を決める大会全瓦連技能グランプリ2020北陸金沢が延期となりました:まとめ


「『瓦葺きの大会』があるとは知らなかった……」
そんな方に、是非一度ご覧に入れたいのがこの大会です。
残念ながら、今年2020年の大会はコロナ禍の影響で2年後に延期されていましたが、また2年後に観戦レポートを掛けるのを楽しみにしています。


引用:日本屋根経済新聞2020年2月28日号p4、株式会社日本屋根経済新聞社

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