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「訪問販売で工事を 勧められたが不安」について

2018.01.29 屋根工事が必要なとき

セルフチェック!どんな時に屋根工事が必要?

1.どんな時に屋根工事が必要?:はじめに



突然ですが、みなさんはどんな時に歯医者さんに行きますか?

「歯が痛くて、どうしようもなくなったから」
この理由が一番多いでしょうか?
しかし、虫歯ができてから治療をすると、時間はかかるし治療費も高くつきますよね。
他にはどんな理由があるでしょうか。
「定期検診をお願いしているから」
「月に一度、歯のお掃除をお願いしているから」
こういった理由で歯医者さんに行く人もいるのではないでしょうか。
このように定期的に歯医者さんに見てもらえば、虫歯だって小さいうちに見つけることもできる上、なによりも自分の大切な歯を健康な状態で長持ちさせることができますよね。
実は、これ。「屋根」にも当てはまることなのです。
歯医者さんほど頻繁な点検は必要ありませんが、屋根も雨や風、そして紫外線にさらされ続けるため、屋根が健康な状態であるかを知るための点検と長持ちさせるためのメンテナンスをしてあげる必要があります。
そこで、どんな時にメンテナンスが必要なのかをいっしょに見ていきましょう。
(なお、セルフチェックの中には、屋根に上らないといけないものもあります。もし仮にセルフチェックをするのであれば、十分に注意してください)


今回は粘土瓦編です。

2.どんな時に屋根工事が必要?:屋根に草が生えている!?



瓦と瓦の隙間に雑草が生えている場合は、すぐにメンテナンスが必要です。
草の根が屋根裏にまで伸びていた場合、その根っこが生長することで、瓦同士がずれたり、浮いたりということが起こります.

このまま放っておくと、雨漏りの原因となってしまう可能性も高まります。
では、このような時には、どんな対処が必要なのでしょうか。

まずは、草や植物を屋根材から取り除いてあげることが必要です。
植物が育ってしまったということは、屋根材のどこかに植物が生長する際に必要となる「水」が溜まっていたことが考えられます。

本来であれば、水が屋根材の中で留まるということはありませんので、この場合は下地材などが雨水で濡れていないかどうかはチェックすることが必要です。
常時水が溜まっているところを見つけだせたら、その部分は今後雨漏りの原因となる可能性が高いため、屋根工事店の方と相談の上、下地材の張り替えも検討する、ということもあります。
 
このように、原因から治すことができれば、同じことを繰り返す回数を減らせます。
そうすれば、建物も長持ちさせることができますし、今後のメンテナンスの費用と手間も省くことができますね。
 
しかし、このチェックは屋根の上に登らなければならず、なおかつ危険が伴いますので、屋根工事店の方にお願いするのが良いでしょう。

3.どんな時に屋根工事が必要?:屋根のまわりの土やしっくいがぼろぼろになっている!?



瓦屋根の棟部分などの固定の補助に用いられたり、雨水の侵入を防ぐために用いられたりするのが「土」や「しっくい」です。
 これらが崩れていると、そこから雨水が侵入し雨漏りの原因となることがあります。
 
では、こんな時にはどのような屋根工事が必要になるのでしょうか。
まず、しっくいの崩れが軽いものである場合は「しっくいの詰め直し」が行われます。
これは、ぼろぼろになったしっくいを掻き出し、新しいものを詰めて固定するというものです。
 
一方で、しっくいがひどく崩れていたり、もしくは、棟部分の瓦も大きくずれてしまったりという場合には、「棟瓦の取り直し」工事が必要です。
これは、一度、積み上げられた瓦を取り外し、しっくいを詰め直してから、再度瓦を積み重ねていくものです。

4.どんな時に屋根工事が必要?:屋根の瓦と瓦がずれている!?

瓦同士のずれや、瓦自体にひびが入っている場合は、地震や台風などで被害が大きくなる可能性があるため、早めに屋根工事店の方にみてもらうことをおすすめします。
 
では、こんな時にはどのような屋根工事が必要になるのでしょうか。
まず、瓦同士がずれている場合は、瓦の納め直し(葺き直し)工事をすることで、ずれた部分から雨水が浸入して雨漏りするという事態を防ぐことができます。
 
また、瓦にひびが入っている場合は、ひびの入った瓦を、新しい瓦に差し替えることで割れ部分から水が浸入して雨漏りする、ということを防ぐことができます。

5.どんな時に屋根工事が必要?:瓦と瓦が何かによってくっつけられている!?



瓦の隙間をコーキング材などで埋める工法は、雨漏りを誘発する可能性が大きいと言われています。
これは瓦の裏面の通気が妨げられることで結露が生じたり、雨水の通り道がなくなり、屋根材の中に入ってしまった水が外にでられなくなり、屋根材の中に溜まってしまう可能性があるためです。
 
しかしながら、ズレ防止という意味でコーキングをしているお家もあります。これはラバー工法と呼ばれるもので、訪問販売の業者がこぞって施主さんに提案したものです。
 
ですが、コーキングのほんの小さな隙間から水が入ってしまえば、雨漏りする可能性はますます高まるばかりか、その瓦を使って葺き直しということもできなくなるので、瓦も新調しなければならなくなってきます。
 
また、震災や台風で瓦がずれることを防ぐために、現在では瓦メーカーが「防災瓦」というものを製造しています。
瓦にフックのような突起が付けられており、瓦同士がかみ合わさることでずれを防止するものです。
こういったものを利用することが本来であれば望ましいですが、瓦同士が何かで埋められている場合も、ぜひ屋根工事店の方に相談してみてくださいね。

6.どんな時に屋根工事が必要?:屋根の棟部分の瓦が針金でくくられている!?



現在では、瓦の棟部分に高く積み上げた瓦と躯体は、金具や緊結部材を用いて内部で緊結されています。
屋根の棟部分の瓦だけを針金でくくって固定をしている場合だと、屋根の棟部分の瓦と躯体が固定されていない可能性があり、その状態で大きな地震が来たら棟が崩れてしまいます。
 
自分の家の屋根の棟部分がちゃんと躯体に固定されているかを屋根工事店の方に一度相談をしてみることをおすすめします。

7.どんな時に屋根工事が必要?:まとめ



この他にも、屋根のセルフチェック方法はありますが、不安なことがあれば、百聞は一見にしかず。
ぜひ屋根工事店の方に相談をしてみてくださいね。

参考:日本屋根経済新聞社、「わが家の屋根診断」、日本屋根経済新聞社、2017年

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著者:やねいろは編集部
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