1.塗装は下地処理が命!見えないところに成功のカギあり!:はじめに
下地処理という言葉を聞いたことがありますか?
塗装工事の前には、必ず行われるこの工程。
実は、塗装の品質を大きく左右する要素なのです。
読んで字のごとく、既存の材料を洗浄、補修して、塗料の性能を引き出すための処理です。
もちろん、あくまで下地なので最終的には見えない施工範囲になります。
ただ、見えなくなるからと言ってこの工程に手を抜く工事店さんはいません!
長持ちする塗装のためには、この下地処理を正しく行うことが必須なのです。
そして、一般に言う手抜き工事は、この下地処理が正しく行われていないケースがほとんどです。
仕上がってしまえば、後から確認することはほぼ不可能ですからね。
『専門的なところはよくわからないから…』と工事店に言われるがままにしてしまうと、思わぬ落とし穴があるかもしれません。
そこで、今回は下地処理について調べてみました。
2.塗装は下地処理が命!見えないところに成功のカギあり!:高圧洗浄
まず初めに、下地を洗浄します。
高圧洗浄機を用いて、屋根や外壁の汚れを吹き飛ばします。
基本的に、高い位置から洗浄を始めて、汚れを下に落とします。
作業は半日~1日(建物の大きさによりますが)です。
高圧で汚れやコケを飛ばすため、近隣の方の迷惑にならないように、
飛散防止のシートなどで対策をするのが一般的です。
心配な方は工事店さんに相談してみましょう。
また、意外にも雨の日に洗浄を行うのが良いそうです。
万が一、シートで防げない汚れも、雨で洗い流されてしまうからです。
他にもお客さまが洗濯物などを外に干していない場合が多いので、
職人さんが動きやすいのだそうです。
3.塗装は下地処理が命!見えないところに成功のカギあり!:下地補修
汚れが落ちたら、補修に入ります。
もしかすると心当たりのある方もいるでしょうが、壁には細かいひび割れなどができます。
そのひびを埋めて、塗料を塗りやすくします。
モルタル壁は、原材料はセメントに近い外壁材です。
施工しやすい特徴がありますが、細かいひびも入りやすい面もあります。
基本的には、ひび割れた箇所を、シーリング材やパテ、モルタル、エポキシなどの樹脂で補修します。
最近の住宅でよくみられるサイディングの外壁材は、サイディングの継ぎ目のシーリングが劣化しやすい特徴があります。その反面、サイディングの品質は非常に安定しており、豊富なバリエーションがある外壁材です。
基本的には、劣化したシーリングを打ち替える補修を行います。
サイディング自体にひびがある場合は、パテなどで隙間を埋めます(構造上のひびがあると埋めても再度ひびができてしまうので、ひびの原因にも注意する必要があります)
また、柵や階段の鉄部分を塗装する際にも、下地処理が必要です。
ケレンと呼ばれる作業を行い、サビや既存の塗膜を削り取っていきます。
そうすると、塗装後もサビが発生しにくくなります。
4.塗装は下地処理が命!見えないところに成功のカギあり!:まとめ
きっちりと下地を処理できれば、グレードの低い塗料でも
性能以上の長持ちをすることもあると、職人さんは言います。
つまりは、その逆もあるということですね。
ご自身で工事を依頼される際にはぜひ、下地処理について工事店へ尋ねてみてください。
期間はどれくらいを見ているのか、どんな工程で行うのか。
せっかくの塗装工事を失敗しないためにも、『よくわからないから』と済ませずに
施工に向き合うことが大切です!
屋根・外壁の塗装でお悩みの方は、ぜひ『やねいろは』までお気軽にお問い合わせください!
引用:
工事店の取材を踏まえた記事
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