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「屋根について 相談したい」について

2018.12.21屋根について多い相談

屋根点検=ドローンの時代?ドローン点検のメリットをまとめました!



1.ドローンで屋根点検:はじめに

2018年は大きな自然災害に見舞われた年となりました。 大阪府北部地震、平成30年7月豪雨(西日本豪雨災害)、関東・関西での度重なる台風被害、平成30年北海道胆振東部地震など、振り返ると全国各地で災害が発生し、被害が出ていることが分かります。


そして災害時には、ニュース番組で屋根が強風で飛ばされている様子も報道されていました。 これらの災害による影響を受け、各地で屋根工事の依頼件数も多くなり、現在は各地で屋根職人が不足しているという状況です。


このような自然災害多発・職人不足の中で、期待されているのが「ドローン」です。 実際にドローンを用いて屋根点検を実施する屋根工事店も増えてきました。 しかし、「ドローンで本当に屋根点検ができるの?」という不安もあるかと思います。 そこで今回はドローンで屋根点検を行う上でのメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

2.ドローンで屋根点検:屋根点検が安全になるから安心

「屋根の点検」というと、熟練の職人がひょいっと屋根に上っていく姿を想像しますが、実はこれ、とても危険な作業なのです。

厚生労働省の「建設業における労働災害の発生状況」によると、平成28年の死亡災害の事故の型別内訳の中で最も多かったのが「墜落・転落(134人)」でした。そのうち墜落・転落災害の発生箇所で最も割合が多いのが「屋根、梁等29.1%」なのです。


高い屋根や勾配(こうばい)の急な屋根からの転落は想像できそうですが、実際の現場で起こっているのが「劣化したスレート屋根材」の踏み抜きによる転落事故。踏み抜き事故は足場を組んでいても未然に防ぐことが難しい事故であるがゆえに、危険性が増してしまうのです。


このように危険の伴う屋根点検を安全にしてくれるのが「ドローン」。
ドローンを用いれば、屋根の上に上ることなく点検ができるので、職人が落下するという事故も防ぐことができます。屋根工事を依頼して事故が起こることは、住んでいる方からすれば最も避けたいことですよね。

さらに、人口密集地など、そもそも足場を組むことができないエリアであっても、許可(※1)を取得すればドローンで屋根の上空から写真を撮影し、点検を行うことができます。
実際にドローンの屋根点検アプリケーション「DroneRoofer(ドローンルーファー)」(※2)を使って屋根の上空から写真を撮影してみました。操作次第で屋根を様々な角度から見ることができますよ。
(※1)飛行許可書:航空法によって飛ばすエリアに規制があります。人口集中地区でのドローン使用の際には国土交通省に所定の手続き・申請を行い「飛行許可書」を取得する必要があります。 (※2)株式会社CLUEの開発したドローンによる屋根点検サービス。iPadのワンタップで自動操縦が可能。

3.ドローンで屋根点検:屋根点検の時間を短縮できる

屋根点検では、はしごを架けるだけで実施できるケース、足場設置が必要なケース、高所作業車が必要なケースなどがあります。
このように場合によってはすぐに屋根点検が実施できないこともあるのです。
しかし、飛行許可書を取得し、ドローンを用いて屋根点検を実施すれば、ものの数分で点検が完了するのです。

点検時間が短くなれば、生活する上での環境的な負担も減らすことができます。屋根点検によるご近所トラブルの心配も小さくできますね。

4.ドローンで屋根点検:屋根職人と一緒に屋根点検ができる

最後は「一緒に屋根点検ができる」というところです。
これまでは職人が屋根にのぼって撮影してきた写真を見るということが一般的でした。

しかし、「近くで撮影した写真を見せられても屋根のどの部分か分からない」「似た形状の家が建ち並ぶエリアだと、本当に自分の家なのかどうかも疑わしく思ってしまう」という可能性もあります。

しかし、ドローンがあればその場で並んで、職人と一緒に屋根の状況を画面上で確認することができます。

さらに一時期問題になっていた「悪徳業者による点検と称した屋根材の踏み割り」も、ドローンで点検ができれば、発生を抑止することができます。 ドローンによって、見えなかった屋根が、見える屋根へと変わり、透明性と信頼性の高い屋根点検が実現されるのです。

5.ドローンで屋根点検:デメリット

ドローンを飛ばすと大きな音がします。機体の種類にもよりますが、約80デシベルと言われており、電車内の騒音値と同程度とされています。
この音によってご近所トラブルとならないように事前にドローン点検の周知を行うと安心ですが、心配な場合は屋根工事店へ相談をしてみましょう。

6.ドローンで屋根点検:まとめ

2018年の自然災害による屋根工事依頼。 問い合わせが多い地域では工事開始まで半年~1年待ちという状況もあるようです。 そんな中、徐々にドローンを活用して屋根点検を行う屋根工事店が増えてきています。

「お客さまをお待たせする時間を短くし、早く安心して生活できるようにしたい」 そんな屋根職人の想いを乗せて、今日もどこかでドローンが活躍しているのです。


参考: https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11302000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu-Anzenka/0000184768.pdf 厚生労働省、No more! 墜落・転落災害 @建設現場(検索日:2018年11月20日)


参考:https://dronenews-japan.com/column/n20170817/ ドローンニュース、ドローン飛行時の騒音はどれほどのレベルか?(検索日:2018年11月20日)

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